『あなたの番です』第20話(最終回)あらすじ・ネタバレ感想!視聴率19.4%で有終の美!犯人はやはり…

ドラマ『あなたの番です』第20話(最終回)あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『あなたの番です』公式Twitter

前回第19話で、翔太(田中圭)たちは犯人を4人に絞りおびき寄せます。

しかし、翔太の協力者であったはずの二階堂(横浜流星)が、翔太と黒島(西野七瀬)を拘束し、自分が菜奈(原田知世)を殺したと言います。

今回、犯人の意外な素顔が明らかになります。

必見の最終回を見ていきましょう。

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『あなたの番です』第20話(最終回)あらすじ

二階堂(横浜流星)に締め落とされた翔太(田中圭)は、目を覚ます。

翔太の両手足は拘束され、腕に点滴の針が刺さっていた。

翔太の隣には、同じように拘束されて腕に点滴の針が刺さった状態の黒島(西野七瀬)がいた。

黒島が犯人と確信していた翔太は、想定外の状況に動揺する。

点滴の袋の中身は、菜奈殺害の薬物と同じ、塩化カリウムだった…!

「私たち、殺されるんですか?」と不安そうな黒島と、混乱するばかりの翔太。

2人の前に、二階堂が現れる――!

ドラマ『あなたの番です』第20話(最終回)あらすじ①

一方、水城(皆川猿時)は菜奈(原田知世)を殺した犯人を突き止めていた。

犯人の猟奇性が、逮捕に踏み切るまでの証拠がつかめないでいた。

そんな中、決定的な証拠が見つかり、水城は逮捕状を請求する。

ドラマ『あなたの番です』第20話(最終回)あらすじ②

木下(山田真歩)は西村(和田聰宏)に、床島(竹中直人)殺害の件について聞かせてほしいと迫る。

西村は木下に、床島が遺した管理人日誌を見せる。

そこには、交換殺人ゲームのこと、そして書いた紙と引いた紙について書かれており、西村は、自分は殺していないと主張するが…!?

ドラマ『あなたの番です』第20話(最終回)あらすじ③

交換殺人ゲームの全貌が、ついに明らかに!!

連続殺人鬼は二階堂か!?黒島か!?それとも…!?

黒幕が語る驚愕の真相とは――!?

最後の最後まで衝撃の連続!!見届けるのは…あなたの番です。
出典:『あなたの番です』公式ページ

【ネタバレ】『あなたの番です』第20話(最終回)の感想

黒幕はだれ?

翔太(田中圭)はベッドの上で目を覚ましました。

手首と足首には黒いテープが巻かれ、腕には点滴の針が刺さっています。

隣には同じように拘束された黒島(西野七瀬)がいました。

側には塩化カリウムが下げられた点滴スタンドがあり、ゾウとキリンの絵がついています。

目を覚ました黒島が「私たち殺されるんですか?」と言います。

そこに二階堂(横浜流星)が入って来ました。

ゾウを選べば翔太が、キリンを選べば黒島に塩化カリウムが注入されるようになっています。

「僕が殺したんですよ、菜奈さんを」

二階堂はそう言って、菜奈(原田知世)が写った動画を見せました。

これが撮影されたのは翔太が入院していた病室でした。

同じような状況で、翔太と黒島が点滴に繋がれています。

「二階堂さん、私を殺してください」と黒島は言います。

翔太は「分かったよ」と言ってゾウを選びました。

そして近くにあった点滴スタンドを振り上げて、二階堂ではなく黒島に投げました。

黒島は素早く逃げてにやりと笑い、「二階堂さんには無理でしたね」と言います。

「お前か!やっぱりお前か!」

翔太は黒島を睨みつけました。

黒幕は黒島(西野七瀬)

警察署では、菜奈の動画の音声が再現されました。

動画で菜奈を脅していたのは黒島でした。

さらに、田宮がゲームで引いた人は「波止陽樹」。黒島の元カレであったことも分かりました。

黒島が写った防犯カメラの映像には細工がされていました。黒島にはアリバイがなかったのです。

黒島は二階堂が初めて好きになった人でした。

しかし、AIが導き出す犯人は黒島です。

自分はどうすればよいのか?二階堂は悩みます。

本当のことを聞きたいと思い、黒島の部屋を訪ねました。

黒島は「私の全部を見せたら受け入れてくれますか?」と言います。

二階堂はうなずいて黒島の部屋に入りました。

管理人の床島(竹中直人)さんは自殺?

西村(和田聰宏)は木下(山田真歩)に管理人日誌を見せて「管理人さんは自殺なんですよ」と言います。

西村と床島(竹中直人)は麻雀仲間でした。

同じ仲間の吉村は、「どうせそのうち死ぬんだろ」と言っています。

床島がゲームで書いた人は、この『吉村』だったようです。

床島は病気のことで悩んでいました。

西村は床島を心配して管理人室に行き、そこで管理人日誌を見つけました。

床島が引いた紙は『管理人さん』でした。

床島から電話を受け、西村が屋上に向かうと、床島が体にコードを巻いていました。

新しく引っ越してきた菜奈を見て、幸せそうで旦那から愛されていると言います。

「俺のことは誰も愛してくれない」

床島は自分を卑屈に感じていました。

西村は床島を説得して助けようとしますが、ふらついた床島は屋上から落ちてしまいます。

翔太たちが見つけた鍵は床島の車の鍵だったようです。

管理人日誌を見た西村は、ゲームで床島の名前を書いた榎本に嫌がらせをしようと脅迫状を送ったのです。

掲示板に『管理人さん』と書かれた紙を貼ったのも西村でした。

そこからゲームが始まってしまいます。

黒島(西野七瀬)の告白

黒島は一連の事件について話し始めました。

黒島は、恋愛に興味を持てば殺し癖がおさまると思い、波止と付き合い始めました。

しかし、波止は暴力を振るう酷い人でした。

そろそろ殺そうかなと思ったら、ゲームが始まり死んじゃったと言います。

黒島がゲームで書いたのは『波止陽樹』でした。

次は、私の番だと思って赤池夫妻を殺したと言います。

黒島の引いた紙は『赤池美里』でした。

誕生日のサプライズを装って事前に502号室にいた黒島は、ケーキのローソクが消えたのを合図に美里(峯村リエ)の好きな音楽をかけ、美里と吾朗(徳井優)の首をナイフで切りつけガスを吸わせました。

ゲームの一環だと思わせるため“赤池美里”と書かれたプレートをケーキの上に乗せ、ロウソクに火を付けます。

幸子(大方斐紗子)は放っておいてもすぐ死ぬと思って殺さなかったと言います。

翔太たちが入ってきて、みんなが騒いでいる隙に部屋から逃げていきました。

黒島は、紙に名前が書かれていた児嶋佳世(片岡礼子)の部屋を訪ねます。

『児嶋佳世』を引いたのは赤池美里でした。

リラックスできるアロマガスだと言ってガスを吸わせ首を絞めて殺しました。

遺体を処理して運んだのは内山(大内田悠平)です。

内山は黒島と同じ種類の人間になりたがっていました。

黒島は久住(袴田吉彦)と浮田(田中要次)に脅迫状を送ります。

浮田は、自分が書いた紙を引いたのが黒島であることに気づいていました。

浮田は「素人同士の殺し合いに巻き込むな」と黒島に言いますが、黒島は浮田を殺すことにしました。

内山に借りた靴を履いて、浮田さんがいるリサイクルショップに忍び込み、ガスを吸わせて首を針金で絞め背中に担いでトイレまで運び、トイレの壁に靴跡を残します。

甲野さんは内山に殺させたと言います。でも慣れてないから笑顔を作ることはできませんでした。

黒島が手にかけた人たちは全員、口角を上げて笑顔にしています。

黒島は人を殺すことに慣れているのです。

内山がポケットから回収した甲野さんの名札を形見分けで送り、四十九日の香典も代わりに送ったと言います。

そして仲間が欲しかったと言います。

人を殺すたびに、私何してるんだろうと思い、死にたかったと言う黒島。

黒島は自分を殺してほしいと二階堂に頼みました。

菜奈(原田知世)の殺害

菜奈は殺人事件の真相に気づき始めていました。

菜奈から誕生日を聞かれた黒島は嘘をつきます。

菜奈は結婚式場を予約していました。

それまでに元気になってほしいと、翔太の病室を毎日訪ねていました。

菜奈が翔太の病室で目を覚ますと、そこには黒島と内山がいました。

点滴スタンドには塩化カリウムがぶら下がっていて、ゾウとキリンの絵があります。

キリンを選べば菜奈に、ゾウを選べば翔太に塩化カリウムが注入されるようになっています。

菜奈は「もっと翔太くんと一緒にいたい」と言い、黒島に助けてほしいと懇願しますが、望みを聞き入れてはくれませんでした。

黒島は携帯を取り出し動画を撮り始めました。

そして「ゾウさんですか?キリンさんですか?」と言います。菜奈はキリンを選びます。

菜奈は翔太に向けた最後のメッセージを残していました。

「翔太くんと出会って自分のこと愛せるようになった。幸せだったよ。いつも笑ってくれてありがとう。好きになってくれてありがとう。もっと一緒にいたかった…」

その動画を見た翔太は涙を流します。

菜奈は、翔太が寝ているすぐそばで亡くなったのです。

翔太(田中圭)に捕まる黒島(西野七瀬)

翔太はシーツをかぶせられています。

黒島は「顔が見えなければ殺せる?」と言って、二階堂に翔太を殺すよう促します。

内山は黒島の言いなりでした。

死にたがっている黒島を線路に突き落とし、黒島の罪を被って嘘の告白をします。

ダーツの矢に毒を塗ったのは黒島でした。内山はダーツに塗られた毒で亡くなります。

翔太は、ダーツの矢で足首のテープを切っていました。

足首の拘束が取れた翔太は黒島をねじ伏せます。

黒島は人を殺すことを愛していると言います。

それは、翔太が菜奈を愛していることと同じだと言いますが…。

翔太は「君のは愛じゃない。本当に愛なら、人が大切にしているものを奪うとは思えないんだよ!」と叫びます。

翔太は手に持ったダーツを黒島めがけて振り下ろそうとしますが、黒島を抱き上げ、そのまま警察に連れていきました。

殺人の証拠

南雅和(田中哲司)は翔太に電話をしますが通じません。

尾野(奈緒)は有り得ないものを見たような顔をして、キウンクエ蔵前に戻って来ました。

南は予想外のことが起きたのではないかと思い、翔太たちのいるホテルに向かいます。

水城刑事(皆川猿時)たちは202号室を調べていました。

部屋の真ん中には証拠品が置いてあります。

そこにはマスターキーと菜奈の携帯、南の娘さんの靴もありました。

事件解決後のキウンクエ蔵前の住人たち

翔太は、菜奈が予約した結婚式場で結婚式を挙げました。

天国にいる菜奈がウエディングドレスを着て翔太に笑いかけているようです。

田宮は、面会に訪れた妻・君子(長野里美)と演劇の練習に励んでいます。

裁判を受けている早苗(木村多江)は、いつか家族3人で暮らせる日を願っています。

北川親子は2人で仲良く手をつないで歩いています。

藤井(片桐仁)と桜木(筧美和子)と久住の3人は留置所にいます。

白い胴衣を着た石崎親子は、掛け声をかけながら走っています。

児嶋俊明(坪倉由幸)は、佳世の写真に向かって「行ってきます」と言います。

佐野(安藤政信)は変わらずワニと一緒です。

不法滞在者のクオン(井阪郁巳)は、シンイー(金澤美穂)との未来を考え警察に自首することにしました。

柿沼(中尾暢樹)は妹尾(大友花恋)にプロポーズしました。

南はキウンクエ蔵前を去っていきました。

南を見送るのは木下と管理人の蓬田(前原滉)です。2人は仲良く手をつないでいます。

水城刑事は、マッチングアプリで知り合った女性と付き合い始めました。

尾野は水城刑事に手づくりの手帳を渡しますが、断られます。

幸子(大方斐紗子)と黒島(西野七瀬)の関係

水城刑事は施設にいる幸子に話を聞きに行きました。

黒島は、亡くなった夫が外に作った娘の子供でした。黒島は幸子の孫だったのです。

黒島の部屋は、幸子の名義になっていました。

幸子は、黒島が危ない子であることを知っていました。

美里は黒島を刺激して幸子を殺そうとしていたようですが、逆に殺されてしまいます。

幸子は黒島の犯行を知りながら黙っていたのです。

2人が話しているそばには江藤(小池亮介)がいます。

翔太は、二階堂と一緒に食事をしていました。

そこに、インターホンが鳴ります。

翔太はインターホンのカメラを確認しますが誰もいません。

ドアを開けて外を見ても誰もいないようです。

すると、車いすがこちらに向かってきます。

その車いすには、『あなたの番です』と書かれた紙が貼られていました。

その頃、手首を黒いテープで巻かれた幸子が屋上に座っていました。

屋上にいる幸子は叫び声を上げました。

『あなたの番です』第20話(最終回)まとめ

怪しい人たちがたくさんいて、犯人を予想するのは難しかったです。

笑顔の死体の殺人犯が黒島であることも予想外でした。

黒幕ではあっても、実行犯ではないと思っていました。

女性には無理な犯行に思えたのですが…。

黒島(西野七瀬)の機敏な動きと怪しげな表情にはびっくりしました。

最後の終わり方も意味深です。まだゲームが続くのでしょうか?

2クールという長い期間でしたが、とても楽しく視聴することができました。

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