前回の特別編で、菜奈(原田知世)が殺される直前と思われる動画が流れました。
それを見た翔太(田中圭)は、何としても犯人を見つけ出そう決意します。
でも、自分一人じゃどうしようもできない!
そんな時、キウンクエ蔵前に新しい住民、二階堂忍(横浜流星)が引っ越してきました。
二階堂は、工学部の大学院生で主に人工知能を研究しています。
翔太は二階堂に事件をプロファイリングしてもらうことにしました。
AIは人間では気づかないことも気づくことができるといいます。
はたして、どんな答えを導き出すのでしょうか?
「第2章〜反撃編〜」いよいよスタートです!
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目次
『あなたの番です』第11話あらすじ
菜奈(原田知世)を襲って逮捕された早苗(木村多江)は“ミキサー主婦”として世間の注目の的となり、山際の殺害も早苗と正志(阪田マサノブ)の犯行という疑いが強まる。
神谷(浅香航大)と水城(皆川猿時)が取り調べするも、早苗は完全黙秘。
監禁容疑で逮捕された正志も、黙秘を続け、「お互い何もしゃべらずにいよう」と暗に神谷を牽制する。
翔太(田中圭)は、菜奈の最後の姿を映した動画のことを警察に通報。
神谷と水城は、302号室にサイバー班を連れてくる。
サイバー班が菜奈のパソコンを解析するものの、動画はすでに削除されている上に巧妙な経路で送られたらしく、投稿者は特定できない。
翔太は、警察の捜査が進まないことにいら立ち、思わず水城につかみかかってしまう――。
管理人の蓬田(前原滉)が304号室に引っ越してきた住民・二階堂(横浜流星)を連れてくる。
二階堂は、人工知能・AIを研究する大学院生だった。
二階堂の自己紹介をきっかけに、人工知能が凶悪事件の犯人のプロファイリングに使われるという話になり、住民たちの間に微妙な空気が流れる…。
一方、黒島(西野七瀬)は、早苗と正志の息子・総一(荒木飛羽)を近くの公園で見かける。
総一は施設から戻り、叔母のサンダーソン正子(池津祥子)と402号室で新生活を始めている。
黒島は、慣れない“普通の生活”に戸惑う総一に優しく接する。
そんな2人を、何者かが見ていた…。
翔太は、菜奈を殺した犯人は住民のうちの誰なのかを推理する。
「犯人を見つけたとして、迷わず復讐できるかな」と自問自答する翔太。
そして彼は、304号室を訪ね…。
出典:『あなたの番です』公式ページ
【ネタバレ】『あなたの番です』第11話の感想
「復讐する気満々だよ」
翔太(田中圭)は、ダーツの的に目掛けて矢を投げます。
その矢はダーツの真ん中に命中しました。
翔太の顔は、犯人への復讐心に燃えていました。
神谷刑事(浅香航大)と水城刑事(皆川猿時)とサイバー班が、翔太が見つけた動画を調べるために302号室を訪ねてきました。
サイバー班と一緒に部屋に入った神谷刑事は、翔太を警戒しています。
監禁場所にいたことを翔太が気づくのではないか?
神谷刑事は、翔太の顔色をうかがいながら捜査状況を説明しました。
- 部屋の中の指紋は確認済み
- 事件前後に出入りした宅配業者の身辺は確認中
- 菜奈(原田知世)は、塩化カリウム製剤を注射されて亡くなった
翔太は「交換殺人のことを他の刑事にも報告していたら、菜奈ちゃんは死ななくて済んだのではないですか」と言います。
一方、パソコンの調査は不発で終わりました。
動画は完全に削除されており、投稿者を特定することはできませんでした。
「刑事ならさっさと犯人捕まえろよ」と言い、翔太はイラだちます。
そんな状況でも、神谷刑事は交換殺人ゲームのことを他の刑事に話していません。
事件後のキウンクエ蔵前の様子
キウンクエ蔵前には、たくさんの報道陣が集まっていました。
藤井淳史(片桐仁)は、山際祐太郎の事件を週刊誌で読み、自分がやったこともバレてしまうのではないか?と考えていました。
ブータン料理屋のガス管を切断したのは藤井でした。
自分がやってしまったことがギリセーフかアウトか悩む藤井は、あえて取材陣のインタビューに答え、山際と仲が良かったとアピールしました。
山際祐太郎の首が榎本容疑者の部屋から発見され、逮捕された早苗(木村多江)と正志(阪田マサノブ)は、黙秘を続けています。
石崎洋子(三倉佳奈)と子供たちは、白い胴衣を着て、取材陣には目もくれず走り抜けていきました。
ICUにいた久住譲(袴田吉彦)は、一般病棟に移ったようです。
その病室を、誰かが訪ねました。
学校に通い始めた総一(荒木飛羽)は、黒島沙和(西野七瀬)と仲良くなりました。
総一は、叔母のサンダーソン正子(池津祥子)に、黒島を自分の友達だと紹介します。
田宮淳一郎(生瀬勝久)は、心の叫びを演技という形で表現しています。
まるでコントのようで、思わず笑ってしまいます。
キウンクエ蔵前の新しい住民
翔太は、住民会に出ることにしました。
「この中に犯人がいるかもしれない!」
出席したのは、
- 103号室・田宮淳一郎(生瀬勝久)
- 104号室・石崎洋子(三倉佳奈)
- 204号室・西村淳(和田聰宏)
- 301号室・尾野幹葉(奈緒)
- 401号室・木下あかね(山田真歩)
- 403号室・藤井淳史(片桐仁)
- 404号室・江藤祐樹(小池亮介)
- 302号室・翔太(田中圭)
の合計8人です。
早苗が逮捕され、会長がいません。
会長を誰がやるか話していると、西村が名乗り出ました。
会長になった西村が「今後、事件のことを口にしないというのはいかがでしょうか?」と言いました。
それを聞いた翔太は「何も解決していない」と怒ります。
そこに突然、男の人が入ってきました。
でもすぐに出て行ってしまいます。
誰?という感じで、他の住人たちがドアの方を見ました。
再び管理人さん(前原滉)と一緒に部屋に入って来た人は、キウンクエ蔵前の新しい住民です。
二階堂忍(横浜流星)と名乗り、工学部で人工知能を研究している大学院生とのこと。
凶悪事件の犯人のプロファイリングにも使われているAI(人工知能)。
それを聞いて、翔太は彼に興味を持ちました。
翔太(田中圭)の協力者
翔太はキウンクエ蔵前の住民たちの部屋割り表を作り、誰が犯人かを必死に考えています。
塩化カリウム製剤は医療機関で入手できる。
尾野は「こういう捨てられ方した時の私、怖いから」と言っていた。
医者である藤井か?
あるいは尾野か?
ダーツの矢を当てながら翔太は考えます。
でも、「犯人を見つけたとして、迷わず復讐できるのかな?」と思いました。
翔太は、自分で作った鍋料理を持って304号室を訪ねました。
二階堂は「人の手料理が得意じゃない」と言って鍋には手を出しません。
翔太の目的は、一緒に食事をすることではなく、犯人を見つけるのに協力してもらうことです。
二階堂に交換殺人ゲームのことを話し、事件をプロファイリングしてほしいと頼みました。
AIは、感情や思い込みに左右されずに答えを導き出してくれます。
AIについて説明しながら、「興奮してきた」と二階堂は言いました。
事件のプロファイリング
翔太と二階堂は、202号室の黒島(西野七瀬)を訪ねます。
交換殺人ゲームで『書いた名前』と『引いた名前』、誰が犯人かを予想した情報を入力しました。
情報が多ければ多いほど、AIは正確な結果を導き出してくれます。
次に、住民たちの情報を集めることにしました。
時間は夜の11時半。
翔太は、時間など気にせず104号室を訪ねますが、夜遅すぎたため怒られてしまいます。
そのとき、ドアから次の朝に備えて長靴と傘が用意されているのが見えました。
二階堂は、石崎洋子の情報として『常識ある人、計画性のあるタイプ』、翔太の情報として『常識なし』と入力しました。
203号室では、クオン(井阪郁巳)に邪魔されて情報を引き出せませんでした。
帰り際、立ち上がったシンイー(金澤美穂)を見て、身長を情報として入力しました。
さらに二階堂は、クオンとシンイーがおそろいの靴下を履いているのを見て、『恋愛のプライオリティーが高いタイプ』と分析しました。
301号室のチャイムを鳴らしますが、尾野は出てきません。
ドアにかけられたプレートを裏返すと、目が複数書かれていました。
そんな不気味な絵を見て、『絵がうまい』と入力します。
403号室の藤井は、「夫婦そろってしつこいなあ」と言って翔太たちを追い出します。
二階堂は、玄関のそばに飾られた女性の肖像画を見て、『異性に対する奇妙な執着?』と入力しました。
パソコン画面を見ると、すでに『臆病で短気、猜疑心が強い』と入力されています。
夜中の1時過ぎ、早く犯人を探し出したい翔太は、黒島を304号室に呼び出しました。
黒島の情報を入力するためです。
次の朝、ようやくインターフェイスができました。
でも犯人を予測するAIは、一晩じゃ完成しません。
AIを作るのには何日もかかるのです。
401号室・木下あかね(山田真歩)がしていたこと
シンイーが、新しい情報を持ってやって来ました。
菜奈が亡くなる前、新しい管理人さんが302号室の鍵を木下さんに渡していた可能性があるのです。
管理人さんに聞くと、スペアキーを預かっているのは賃貸の鍵のみ。
木下さんに渡したのは304号室の鍵でした。
翔太の302号室は分譲です。
スペアキーが入った箱の中に、401号室の鍵を見つけた翔太は、鍵をつかんで部屋に向かいます。
その鍵を使い401号室を開けました。
部屋の奥に入ると、壁一面にキウンクエ蔵前で起こった一連の事件の資料が貼られていました。
いろんな種類のナイフ、そして犯罪に関する本なども置いてあります。
さらにカーテンを開くと、部屋番号が書かれた瓶が置いてありました。
一体この部屋で何をしていたのか?
黒島の腕がプレーヤー当たった拍子に、音楽が流れ出しました。
この音楽は赤池夫妻の事件でも流れていたような…。
そこに木下がやって来て「ちょっと早いな。このタイミングで私まで辿りついちゃいますか」と言いました。
『あなたの番です』第11話まとめ
「あなたの番です」第11話このあとすぐ‼️本日最後のカウントダウンはこちら✌️#田中圭#西野七瀬#横浜流星#座長圭さんの先導で盛り上がる2人#叫ぶなーちゃんと流星くんがレアな件#盛り上がりからの間w#まもなく反撃開始#あなたの番です#あな番#反撃編#今夜10時半スタート#ザワつく日曜日 pic.twitter.com/MHdXwPw9Ie
— 【公式】あなたの番です (@anaban_ntv) 2019年6月30日
木下さん(山田真歩)の今までの行動を見ると、事件に関わっているのではなく、事件を追っていたのではないかと思いました。
西村さん(和田聰宏)は、鍵を指で回し、音を立てながら歩きます。
第1章では、寡黙で人付き合いが苦手そうに見えた西村さんですが、会長に自ら立候補したり、シンイーに頼みごとをしたり、ずいぶん印象が違って見えました。
佐野さん(安藤政信)も謎が多くて…。
「それだと、僕まで捕まっちゃいますから」と言っていましたが、事件に関係あるのかないのか?
新たに登場した二階堂さん(横浜流星)も個性的な人ですね。
二階堂さんの感覚でAIの情報が入力されてしまい、大丈夫なのか?なんて少し心配になりました。
次回も楽しみです。
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