『頭に来てもアホとは戦うな!』第8話あらすじ・ネタバレ感想!名脇役・森下能幸さん演じるアホに爆笑

ドラマ『頭に来てもアホとは戦うな!』第8話あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『頭に来てもアホとは戦うな!』公式ページ

「サイトー」を辞め、実家の寿司屋で働いたのち、谷村小太郎(知念侑李)は、自身の会社「オフィスミニ」を設立。

自分の好きにおもちゃを作って売り出すことを決意するも、前途多難です。

経理に詳しい人物を雇うも、これがまた頭を抱えてしまうほどのアホ。

今回登場する心配性アホ・吉田博之を演じる森下能幸さんのビフォーアフターも見どころだといえるでしょう。

ではさっそく、その奮闘ぶりのレビューに参ります。

『頭に来てもアホとは戦うな!』第8話あらすじ

ドラマ『頭に来てもアホとは戦うな!』第8話あらすじ

“自分の本当にやりたい事”に気付き、新しくおもちゃ会社を起業することにした小太郎(知念侑李)。

新会社「オフィスミニ」を立ち上げ、若き社長となった。

しかし、おもちゃのアイディアはたくさんあっても、立ち上げたばかりの会社に銀行はなかなか融資をしてくれない。

困り果てた小太郎は、融資のための事業計画書を書ける、経理が得意な人材を雇うことに。

元銀行員の吉田(森下能幸)を採用する。

吉田の出社を次の日に控えた深夜、帰ろうとする小太郎の目の前に怪しい人影が…。

よく見ると、それは吉田だった。

なんと彼は明日ちゃんと会社に来られるかが心配で、前日に下見に来たという…!

彼は極度のネガティブ思考で、ありとあらゆるものを心配してしまう“心配性アホ”だったのだ!

心配性を攻略するためのヒントは、どこに!?

社長・小太郎編スタート!
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【ネタバレ】『頭に来てもアホとは戦うな!』第8話の感想

「オフィスミニ」にやってきた心配性アホがスゴイ

自身のオモチャ会社を設立させた小太郎(知念侑李)は、銀行からの融資を受けられず、手詰まり状態で悩みます。

「会社を作ったのであれば人を雇ってみろ」

退院した叔父・斎藤充(生瀬勝久)のアドバイスもあって、経理に詳しい人物を一人雇うことを決めます。

「社員の中には、どんな時でも後ろ向きで、自分にはできませんと逃げていくやつもいるから気をつけろ」

と言われると、

「そんな人そうそういないよ」

と、充に笑って話す小太郎。

いるんです。それをあなたは引き寄せてしまったんです。

経理として雇った吉田博之(森下能幸)はとにかく心配性。

採用が決まり、翌日から出勤となると、前日にオフィスの場所を確認しに登場。

飲みに誘えば「遅刻が怖い」と言って断るが、「心象悪くなりますか?」と言ってやっぱり飲みに行こうかと考え直します。

小太郎的にもさっさと帰って寝たほうが良いタイプなはずなので、まあ遅くまで飲むこともないでしょう。

結局その日は飲みに行かず、吉田は非常口を確認して帰りました。

翌日は、遅刻が怖くて始発で出勤。

子会社が集まる合同オフィスなので、他社の社員にも元気よく自己紹介!

そして非常口と火災報知機の位置を確認…この人はどれだけ防災チェックすれば気が済むのでしょう。

どうやら石橋は徹底的に叩くよう教育された結果らしいのですが…それだけでこんな過剰になるものでしょうか?

世の中いろいろな人がいるので、あまり否定もできませんが。

事業計画書を書いてもらうよう指示をすると、重大な任務であることに緊張し、自分にはできませんと言い出します。

緊張のせいとはいえ、非常に自由です。

勝手に他の会社のデスクに座ったり、他のデスクの上にあるものをいじったり…怒られたらどうしようとかないんですか!?

それを考えることができないほどテンパっているといったらそうなんですが、ここまでやると俳優・森下能幸さんのアドリブではないのかと疑えてきます。

どこのドラマに出てもとっても印象に残る名脇役なので、何をやらかすか気になって仕方がなくなるんですよね。

話は戻り、改めて銀行に融資を頼みに行く小太郎。

しかし、銀行側がなんだか苦い顔をします。

企画としては、とっても面白いんです。

ですが、問題は事業計画書でした。

その中にある収支計画の欄。これが……

  • 玩具が爆発的に売れる可能性はなくもないが、玩具の研究開発費・原材料費等を補填できるし、確保するのは極めて難しいと考える。
  • 損益分岐点は100年後を予定。

……100年!?

これはもしや吉田さんが書き間違えたのかと思いもしたのですが。

すぐに利益が出るか心配で!大事を取って100年と書きましたといいます!

これはさすがに!

小太郎が吉田を責めたことで「すみません!」しか言わなくなり、吉田は完全に小太郎に怯えるようになってしまったのです。

いや、これを怒るなって方が難しい話じゃないですか。

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立場が人を作る。心配性アホには××せよ

委縮する吉田。融資をしてくれない銀行。小太郎は絶望の淵にいました。

そんなとき、チャンワン(ナリット)から、クラウドファンディングをやってみたら?と提案をされます。

小太郎が出そうとしている「虫めがね図鑑」を面白いと思ってくれる人は、銀行の中にもたくさんいました。

そう思えば、これはとっても良いアイディアです。

さっそく小太郎は、吉田にクラウドファンディング用の事業計画書を書いてもらおうとします。

が、「僕には無理です!」と言って逃げられてしまったのです。

12時までに企画書を出さなくてはいけないという緊急事態。

頭を抱えている暇もありません。

逃げる吉田を追いかける小太郎。

エレベーターに追い詰めたのですが、そのエレベーターがまさかの故障!

扉が空くまでに2〜3時間はかかると言われてしまい、あぁ…詰んだ。と思いました。

しかし、エレベーターの天井には穴が!

吉田にあそこから出てもらって、事業計画書を書いてもらえばまだ大丈夫かもしれない!

わずかな可能性を信じて吉田にお願いしますが、案の定、帰ってくる答えは同じでした。

「できませんー」

ですよねー。

立場が人を作るという充の言葉を思い出した小太郎は、ここで策に出たのです。

小太郎は、閉所恐怖症のふりをして、エレベーターの中で震え始めます。

さすがの吉田も小太郎を心配し始めます。

すると小太郎は、吉田以上にネガティブになってしまったのです。

もうダメだー、出られないー、事業計画書も作れない、会社は終わりだー。生きててごめんなさい!

どん底までネガティブになった小太郎を見た吉田は豹変します。

「諦めないでください!私が脱出して最高の事業計画書を作ってきます!」

ランボーと化した吉田は、どこからか出した縄を穴にかけ、誰かに引っ張られて脱出。

…縄!?

引っ張ったの誰!?

とツッコミたい気持ちは多分にありますが、スルーしましょう。

そして、勇敢な戦士の出で立ちの吉田は、エレベーター扉が開いたとき、小太郎にできあがった事業計画書を見せ、クラウドファンディングに参加するミッションを果たしたのでした。

あれだけネガティブだった吉田は、虫めがね図鑑が目標に達すると、突然退社していきました。

いくつになっても夢を諦めなくていいと小太郎に教えられた吉田は、テキサスのNASAで働くんだと夢を持って飛び出していったのです。

エレベーターの一件だけで180度性格が変わってしまったみたいです。

吉田さん、破天荒すぎます。

ネガティブの時はとにかく怯え顔だったのに、ポジティブになるとなぜあんなにも変わってしまうんですか。

吉田がというより、やっぱり森下さんがすごすぎました。

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由里(若月佑美)がサイトーを退社して小太郎(知念侑李)の元へ

今回の心配性アホの解決策を見つけたのは充の言葉であり、実は幼馴染の野村由里(若月佑美)の行動だったのです。

実は小太郎、大のゴキブリ嫌い。

由里も驚くほどにぎゃーぎゃー騒ぎました。

そこで由里はゴキブリを掴んでポイッと!

「自分よりも困っていると、自然と勇気が出てきたんだよね」

小太郎は今回、このゴキブリ騒動の時と同じことをしたということなんです。

そんな由里ですが、サイトーから小太郎がいなくなったことで、会社に面白みを感じることができなくなって退社。

小太郎が経営する「オフィスミニ」へとやってきたのです。

ちょうど経理の吉田もいなくなってしまったので、断る義理もありません。

こうして小太郎は、由里と共に会社を盛り立てていくこととなったのです。

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『頭に来てもアホとは戦うな!』第8話まとめ

ここまでの間で、小太郎は7人のアホと出会ってきました。

そして自分もアホだと気づかされます。

新しく会社を設立しても、どうしよもなく心配性なアホを雇ったことで思ったのです。

ここまでくると、小太郎はアホを引き寄せる天才なのでは?と思ってしまいます。

そうしないとドラマ的にも成り立たないというのは確かなんですが、この遭遇っぷりは主人公が行くところで必ず殺人事件が起きるくらいのレベルです。

ところで、小太郎の事業に投資をしてくれた「サブロー」は一体誰なのでしょうか?

これはもしかして、延暦寺タテル(佐藤隆太)なのでは?と思いもしているんですが、その正体は明かされず、今回は終わりました。

「心配性アホよりもっと心配せよ」

これ、実は結構効果的です。

私もやったことがあります。困った時にはぜひ!

次回もアホと繰り広げる壮絶なバトルが楽しみです!

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