『頭に来てもアホとは戦うな！』第7話では、ここへきて新たな展開を見せました。
延暦寺タテル（佐藤隆太）に完敗した谷村小太郎（知念侑李）は、会社を辞め、実家の寿司屋で働き始めます。
しかし、どこにいてもアホはいます。
今回登場のお節介アホ・西川雅美（大島蓉子）に対し、小太郎はどうするのか。
さっそくレビューを見て学びましょう。
目次
『頭に来てもアホとは戦うな！』第7話あらすじ
社長の延暦寺（佐藤隆太）との対決の敗れ、サイトーを辞めることになってしまった小太郎（知念侑李）。
彼が次に志したのはーー寿司職人だった！？
寿司の王子となるべく、実家の谷村寿司で修行を積むことに。
そんな中、谷村寿司の大家である西川（大島蓉子）がニューヨーク旅行から帰国。
久しぶりに店にやって来たのだが、店内の掃除や接客にあれこれ口を出し始める。
彼女は何でもかんでも世話を焼きたがる、“お節介アホ”だったのだ…！
彼女の勢いに押され、断ることが出来ない父・晴彦（神保悟志）。
やがてストレスがMAXになり、緊急入院することに！
父不在の中、ついに谷村寿司が西川に乗っ取られる…！？
新章開幕！寿司職人編スタート！？
小太郎の波乱万丈の人生が始まる！
出典:『頭に来てもアホとは戦うな！』公式ページ
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【ネタバレ】『頭に来てもアホとは戦うな！』第7話の感想
お節介アホの横暴に開いた口が塞がらない
「サイトー」を辞めた谷村小太郎（知念侑李）は、実家の寿司屋を手伝うことにしました。
しかし、寿司など今まで握ったことのなかった小太郎は、店の掃除からです。
実は谷村寿司も今まさに不調の様子。
それは、近くに安いチェーン店ができたことで、お客が減ったことが原因です。
そんな時にやってきたのが、お節介アホの西川雅美（大島蓉子）。
雅美はこの店のオーナーで、店がピンチだと知ると、積極的に店を盛り上げようと手伝ってはくれます。
寿司屋なのに唐揚げを出し始めたり、タピオカやパフェを出そうとしたり、内装も日本の心は度外視で、ピンクとハートに溢れた空間を作ってしまったのです。
言った方がいいと小太郎は言いますが、実は前にここで店を出していた人も、雅美のお節介ぶりに呆れ、文句を言ったみたいなのです。
その結果、雅美が機嫌を損ね、追い出されてしまいました。
とっても厄介！
そんなことがあったなら、店長である父・晴彦（神保悟志）は雅美に迷惑だと言い出すことができません。
雅美の介入により、お客は増えるどころか、常連客も減っていきました。
「なんか、変わったな」
ええ、どう見ても変わりましたよ。
しかし、何が悪いのか雅美だけがわかりません。
そのせいで、小太郎や晴彦が元に戻したくてもできません。
大家さんでおばちゃん、その上お節介という最強に手強いアホが君臨され、完全にお手上げです。
リアルにこんな強敵現れたらホント辛いです！
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晴彦（神保悟志）入院。加速するお節介で破滅への道が加速
雅美が店のためにとやった改革のおかげで、寿司屋の面影はなくなっていきます。
晴彦はそんな状況に何とか耐えていたものの、ストレスが爆発し、盲腸を患い入院をしてしまったのです。
大将である晴彦がこうなってしまえば、店を開けることはできません。
しばらくは休業。と、思いましたが……。
「こんな時こそ頑張らないとね！」
大家・雅子。勝手にオープンしちゃってます。
小太郎もチャンワン（ナリット）も唖然。これはもはや乗っ取りです。
店を立て直すという名目で新しいことをやらされる小太郎とチャンワン。
ラーメンを作ったり、執事喫茶となったり、24時間営業となったり。
完全にテコ入れ失敗して破滅への道が加速していっています。
疲労もいつもの何倍も感じることでしょう。
気づけば谷村寿司は、甘いものであふれた店になっていました。
こんな状態を晴彦が知ったらどう思うでしょうか。想像もしたくないです。
小太郎の頭の中はただひとつ！
「どうにかしなくちゃ！」
雅美を止める手段を考えられるのは、小太郎ただ一人。
急いで店へ戻ると、谷村寿司の看板は“カフェ谷村”になっており、椅子も木の椅子ではなく、プラスチックのものに変えられてしまっていました。
完全に雅美ワールドと化したのです。
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お節介アホは××を変えろ
かねてよりケーキ屋さんをやりたいと思っていた雅美は、これを機に谷村寿司をケーキ屋さんにしようとしています。
そんな雅美の暴走を止めない限り、谷村寿司の未来はありません。
そこで小太郎は思いつきました。
正面からぶつかって否定するのではなく、矛先を変えてやろう！
それは、電車の線路を切り替えるがごとく！です。
電車となった雅美に対し、小太郎はこんなことを言うのです。
おばさん、ケーキ屋さんがやりたいなら、駅前とかが良いですよね？
オープンテラスとか、いいですよね？
ケーキ屋さんをやるなら、パティシエも必要ですよね？
良い物件、ありましたよ！
小太郎が用意した燃料を背負った雅美は、勢いそのままに谷村寿司を出て行きました。
なんとも華麗な対処術！
そのおかげで、晴彦が帰ってきた時には、すっかり寿司屋に戻っていました。
常連客も戻ってきて、一件落着です。
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晴彦（神保悟志）はどうして寿司屋を始めたのか。
雅美が退散し、谷村寿司に平和が戻ってきました。
晴彦は店の掃除をしながら、自分がどうして寿司屋を始めたのか語り始めます。
元々はチェーン店の寿司屋で働いていた晴彦ですが、自分が握った寿司を小太郎が美味しいと喜んで食べてくれたことが嬉しかったみたいです。
その笑顔が忘れられない晴彦は、自分の店を持って、もっと多くの人に喜んでもらおうと思うようになりました。
誰かを幸せにすると言うのは、とても気持ちがいいことです。
ですが、そんな晴彦だからこそ、見抜いていたこともあります。
小太郎は寿司屋ではなく、別のもので人を喜ばせる方が向いている。そう晴彦は言いました。
この言葉を深く受け止めた小太郎は、新たな一歩を踏み出したのです。
自分で会社を創りあげる。
これが小太郎の答えでした。
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『頭に来てもアホとは戦うな！』第7話まとめ
#アホドラマ 小太郎(#知念侑李)の父・晴彦役の #神保悟志 さん🍣
明日放送の第7話では晴彦が緊急入院⁉️
父不在の中、お節介アホ・西川(#大島蓉子)によって、谷村寿司が乗っ取られそうになります😭小太郎はどう立ち向かうのか⁉️#シンドラ#強面ですが笑顔の可愛い神保さん😍#6月3日月曜24時59分放送 pic.twitter.com/9PPVDnKw8b— 【公式】頭に来てもアホとは戦うな！ (@ahodrama_ntv) 2019年6月2日
お節介アホは矛先を変えろ。
確かに、正面からぶつかってもダメです。
雅子の行動はお節介+暴走でしたから。聞く耳ももちろん持ちません。
ならば、その人にとって美味しい話を持ってきて誘導してやる。これはとてもいい手段だと思いました。
そして、小太郎自身も、ちゃんと自分のやりたい道に、正直に突き進んでいってくれたことが嬉しいです。
オモチャを作って人を喜ばせたい。その想いで小太郎には頑張ってもらいたいです。
ちなみに、サイトーの前社長であり、小太郎の叔父である斎藤充（生瀬勝久）は、余命が僅かと言われていましたが、どうやら別の斎藤さんのお話らしく、叔父の充は元気です。
小太郎は、延暦寺タテル（佐藤隆太）から会社を取り戻すという計画を諦めましたが、心の中にはまだタテルに勝ちたいという想いがあるのでしょう。
だからこそ会社を作り、同じ土俵に立とうと動き出しました。
これからまたどんなストーリーが待っているのか楽しみです。
その前に、初めて雇った社員もアホだったという緊急事態が次回。
小太郎の苦労は絶えませんが、それを経験にして頑張っていってほしいものです。
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