『A3! SEASON AUTUMN&WINTER』第23話あらすじ・ネタバレ感想!あの日伝えられなかった、丞の後悔

『A3! SEASON AUTUMN&WINTER』第23話あらすじ・ネタバレ感想!あの日伝えられなかった、丞の後悔

出典:『A3! SEASON AUTUMN&WINTER』公式ページ

GOD座の妨害により、一時は不穏な空気が漂っていた冬組メンバー。

またしても劇団七不思議により、なんとか和解できた冬組は、いよいよ旗揚げ公演の初日を迎えることとなります。

さらに今回は劇団の存続をかけ、GOD座とタイマンACTで勝負をすることにもなっています。

果たして旗揚げ公演の成功だけではなく、劇団を存続させられるのでしょうか。

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『A3! SEASON AUTUMN&WINTER』前回第22話のあらすじと振り返り

「お互いに距離を置いてしまっているのが演技にも出ている」という雄三の指摘を受け、飲み会やダーツで交流をすることとなった冬組。

衣装合わせやフライヤーの配布など、少しずつ旗揚げ公演に向けた準備が進むなか、GOD座のレニの思惑によって冬組メンバーの間に溝が生じます。

「どうにかみんなに歩み寄りたい」という思いで誉は働きかけるも、コミュニケーション下手なあまり、行き過ぎた発言からかえって反感を買ってしまう始末。

そんなときに劇団の倉庫で見つけた「まごころルーペ」を使い、仲間の本音をもとに解決に導くのでした。

【ネタバレ】『A3! SEASON AUTUMN&WINTER』第23話あらすじ・感想

紬の演技をけなすレニ

いよいよ始まった冬組旗揚げ公演の「天使を憐む歌」。

紬演じる天使のミカエルが、人間の女性に恋をしたところから始まります。

「人間に恋をしてはいけない」とミカエルは丞演じるラファエルに説得されるも、女性の死期が近いことを知ったミカエルは人間界に降り立つことを決意する物語です。

冬組は初日から鳴り止まない拍手に迎えられますが、これは今までのファンにも受け入れられたということでもあります。

MANKAIカンパニーはこれまでの公演も含め、少しずつ評判になっていたのです。

田中泉

これまでの組もさまざまなトラブルがありましたが、なんとか公演を成功させてきました。チケットも完売しているようですし、あとはやはりタイマンACTで勝つしかないですね。

公演期間中のある日、紬と丞は2人で買い物に出かけます。

買い物中にも演劇のことを考えるあまり、紬を役名で呼んでしまう丞を、紬は「演劇バカ」と笑いました。

かつてのように、朝から晩まで芝居のことを話したり、「実際に経験しないと」とあちこち旅行に行っていたことを思い出した紬は、懐かしさを感じます。

丞と紬は演技の気になる箇所について話し合っているうち、街中で演技を始めました。

いつしかストリートACTのようになっていた2人のもとに人々がやってきます。

2人はその場を離れた後、丞が買い物で席を外した隙にレニが紬のもとにやってきます。

レニは紬の演技に対し、「低級で華がない」、「丞の隣だと地味な演技が目立つ」、「学生演劇レベル」とけなすのでした。

演劇を良くしようと焦る、紬の迷い

タイマンACTはGOD座の劇場で行われるため、MANKAIカンパニーの劇場で純粋に楽しめるのは千秋楽の前日が最後。

昼公演の際、観客に挨拶していた紬は「丞がGOD座のときと違って王子様スマイルを見せていない」、「相手役が地味」とひそひそ話しているのを聞いてしまいます。

自分の演技に問題があると悩んだ紬は、「もっと芝居を良くしたい」と思うあまり、大袈裟な演技を見せました。

紬の演技は観客にも違和感を持たせてしまい、誉には「今日のままだとGOD座に勝てない」とまで言われてしまいます。

田中泉

気持ちが焦るあまり、良くない方向に紬の演技がいってしまったようですね。レニに言われたこともどこかで気にしていたのでしょう。

紬の判断に声を荒げてしまう丞でしたが、このままでは紬が納得して芝居ができないからこそ、声をかけようと思い直します。

しかし、かつて丞はGOD座のオーディションに自分だけが受かったとき、何も言えなかったことから声をかけられなかったという後悔がありました。

何を言っても自慢になりそうで話せなかった丞は、いつしか紬が演劇を辞めたことに苛立つようになっていたのです。

丞にいづみは「一度後悔したなら、二度と同じことをしては駄目」と説き、今なら声をかけられると励まします。

丞が抱えていた、あの日の後悔

紬を探そうと、寮に戻る丞。

丞は寮にも帰っておらず、電話にも出ない紬を探すうち、雪が降り始めます。

ようやく丞が紬を見つけたのは、オーディション後に2人が話したのと同じ場所でした。

怒鳴ったこと、オーディション後に何も言わなかったことを謝りながら、あのとき言えなかったこととして紬の芝居が好きだったと伝えます。

繊細な表現ができてストイックな姿勢を持つ紬と一緒の舞台に立てることが誇らしかったと、率直に伝えることができなかった丞。丞は「もしもあの日、伝えられていたら紬は演劇をやめてなかったかもしれない」と後悔していました。

紬と丞が劇場に戻ると、冬組メンバーがステージで待っていました。

「気持ちだけ焦って大事なことを忘れてた」と紬は仲間に謝り、「自分のお芝居を見つめ直したい」と気持ちを伝えます。

冬組メンバーは「自分の演技に誇りに思った方がいい」、「自信を持つ」と声をかけました。

田中泉

前回であんなにギスギスしていたのとはうってかわって、メンバー同士の信頼感がありますね。

タイマンACTへの決意を固めるなか、丞と紬は「たーちゃん」、「つむ」とあだ名で呼び合う仲に戻っていたのでした。

『A3! SEASON AUTUMN&WINTER』第23話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

冬組の要である紬と丞の関係が、また一段と強くなるエピソードでした。

演劇によって再び出会った2人が描くお芝居は、来週どんなものになるのか非常に楽しみです。

春から続いていたMANKAIカンパニーの物語も、ついに次回で終わり。

無事にMANKAIカンパニーは存続できるのか。

絶対に見逃せないですね!

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