『A3! SEASON AUTUMN&WINTER』第21話あらすじ・ネタバレ感想!本音でぶつかった紬と丞の運命は

『A3! SEASON AUTUMN&WINTER』第21話

出典:『A3! SEASON AUTUMN&WINTER』公式ページ

GOD座から宣戦布告されたタイマンACTに対する返答を前に、劇団七不思議の無限人形によって、11月12日を繰り返すこととなってしまった丞と紬。

仲違いをしている2人が和解するしか解決方法はなく、周りは誰も同じ11月12日を繰り返していることに気づかない…という状況です。

田中泉

これはまさしく「無限人形」の効果によるもの。支配人の話は誰も信じていないようでしたが本当に効果があるのかもしれません。

幼なじみでかつては演劇仲間だったという丞と紬は、果たして無限に繰り返す11月12日から抜け出すことはできるのでしょうか?

また、GOD座からのタイマンACTを受けるのでしょうか。

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『A3! SEASON AUTUMN&WINTER』前回第20話のあらすじと振り返り

冬組も加わり、認知を広げるためにストリートACTをやっていたMANKAIカンパニー。

そこにやってきたGOD座はMANKAIカンパニーに演劇での勝負「タイマンACT」を挑みます。

さらにタイマンACTでMANKAIカンパニーが勝てば、GOD座の売り上げを全額譲渡されるものの負ければ即解散という条件が突きつけられました。

分が悪い反面、MANKAIカンパニーが勝てば借金返済のチャンスを得られる…その決断が委ねられた冬組リーダー・紬の煮え切らない態度に丞は腹を立てます。

その夜、「前みたいに丞と話したい」と庭で拾ったぬいぐるみを手に口にした紬は、丞とともにGOD座に返答する前日の11月12日を永遠にループすることになってしまい…。

【ネタバレ】『A3! SEASON AUTUMN&WINTER』第21話あらすじ・感想

繰り返す11月12日

自分たちだけが11月12日を何度も繰り返していることに気がついている紬と丞。

2人の前に、「三角を集めても無限人形のせいで無くなってしまう」と三角が不満そうに言ってきます。

自分たち以外に繰り返しに気づいていることに驚く紬と丞に、三角は仲直りすることをアドバイスします。

紬と丞はぬいぐるみの前で手を繋いだり、肩を組んだりして仲直りしたことをアピールしますが、やってきたのは同じ11月12日の朝でした。

ループを回避することに失敗した2人に、三角は「本当に思ってることを相手に伝えれば大丈夫」と言います。

それを聞いた丞は、紬をストリートACTに誘います。

父親を亡くした兄弟という設定で始まったストリートACTで、2人は「いつまで煮えきらない態度なんだ」、「好き勝手言うのに、大切なことは言わない。口に出さなきゃこっちには伝わらない」と本音をぶつけ合います。

田中泉

途中から演技なのか、本音なのかわからないほど2人とも気持ちが入っていたのがわかりました。

そんな包み隠さない本音のストリートACTは、観客から「ハラハラしたけど面白かった」と大きな声援を受けるのでした!

紬と丞の和解と、MANKAIカンパニーの決断

ストリートACTを終えた紬と丞は、お互いに「いつも想像を超えた返しをしてくる」、「演技に気づかされることが多い」と褒め合います。

小学生の時に紬が主役、丞が準主役で演劇をして以来、中学も高校も2人で芝居をしていた紬と丞。

本当はGOD座に2人で入りたかった紬は、結局その夢が叶わずに打ちのめされて演劇を諦めたという背景がありました。

それでも演劇が忘れられず天鵞絨町に戻ってきた紬は、冬組公演の主役として胸を張って舞台に立ちたいとも考えていたのです。

お互いの気持ちをぶつけ合った紬と丞の隔たりはもう無くなっていました。

夕飯の後、紬は丞の勧めにより本音をみんなの前で話すことに。

紬が演劇から逃げ出した理由は、GOD座のレニから「才能がない」、「やめたほうがいい」と酷評されたことにありました。

それまで演技を周りから高く評価され賞までもらっていた紬は、芝居をするのが怖くなって演劇とは関係ない仕事に就いたと話します。

田中泉

ここでもレニが関わっていたとは…!紬にも十分演劇の才能はあるはずなのに、自信を失ってしまうほどひどいことを言われていたなんて…。

それでも演劇が忘れられず、この道しかないと思って帰ってきた紬。

「タイマンACTは分の悪い賭けでも、逃げたくないから勝負を受けさせて欲しい」という紬の言葉に、反対する団員は誰1人としていませんでした。

無事にやってきた11月13日、いづみはレニに電話でタイマンACTを受ける旨を伝えます。

冬組が作る、神聖で悲しい物語

いづみは冬組メンバー、脚本を担当する綴と衣装を担当する幸と公演内容を決める会議を行います。

タイマンACTには、「挑んだ側がテーマを設定する」というルールがありました。

レニからMANKAIカンパニーに伝えられたテーマは「天使」。

資金も演出もMANKAIカンパニーとは桁違いのGOD座にとって壮大で芸術的な表現が生きる「天使」は、まさしく得意分野です。

そんなGOD座相手に真正面から「天使」を描いても安っぽく見えてしまうと丞は指摘。

そこで天使からイメージできる題材を膨らませ、GOD座とは違う世界観を作る方法で公演を作ろうとした結果寄せられた「神聖」、「清らか」、「悲劇」というキーワードに綴は大人っぽい冬組のイメージを重ねて脚本を書き上げます。

悲しくてグッとくる美しい「天使を憐む歌」を読んだ冬組は、GOD座とは全く違う形で天使を描くことを目指すのでした。

田中泉

目に見える形で勝負するのではなく、冬組にしかできない表現の奥深さで「天使」を描く…どんなものになるのか楽しみです。

『A3! SEASON AUTUMN&WINTER』第21話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

無限人形によって和解できた紬と丞。

改めて昔のような関係性に戻った2人は、これからどんなお芝居を見せるのでしょうか?

また、正面からGOD座の挑戦を受けてたつこととなったMANKAIカンパニーにとって、GOD座の演出が生きる「天使」がテーマの公演は不利とも言えます。

それでも綴が新しい解釈で描く舞台はどのようなものになるのでしょうか?

まだまだこれから壁が立ち塞がったとしても、紬と丞のいる冬組ならきっと大丈夫なはずです!

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