『007 スカイフォール』あらすじ・ネタバレ感想!イギリスで歴代最高の興行収入を記録した超大作

出典:映画評価ピクシーン

映画『007 スカイフォール』は、大人気『007』シリーズの23作目にあたります。

また、ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンドを演じる作品としては第3作目です。

ポイント
  • 『007』シリーズ第23作目
  • 2012年度の興行収入がイギリスでの歴代最高1位を獲得
  • ド派手なアクションはもちろん、ドラマも感動

それではさっそく『007 スカイフォール』をネタバレありでレビューしていきたいと思います。

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『007 スカイフォール』作品情報

作品名 007 スカイフォール
公開日 2012年12月1日
上映時間 143分
監督 サム・メンデス
脚本 ニール・パーヴィス
ロバート・ウェイド
ジョン・ローガン
原作 イアン・フレミング
出演者 ダニエル・クレイグ
ハビエル・バルデム
レイフ・ファインズ
ナオミ・ハリス
ベレニス・マーロウ
ベン・ウィショー
ロリー・キニア
オーラ・ラパス
アルバート・フィニー
ジュディ・デンチ
音楽 トーマス・ニューマン

【ネタバレ】『007 スカイフォール』あらすじ・感想


今までとは一味違う『007』

前作『007 慰めの報酬』『007 カジノ・ロワイヤル』で無骨なジェームズ・ボンドを好演したダニエル・クレイグの第3作目の作品になります。

サモハンキンパー

『007』といえば、ド派手なアクションや摩訶不思議なスパイ道具が出てくることで有名ですよね。

しかし、ダニエル・クレイグ版に関してはアクションは変わらずありますが、スパイ道具などの現実離れしたものは出てこず、リアル志向になっていました。

映画『007 スカイフォール』

(C) 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation, Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.

今作『007 スカイフォール』でもリアル志向はそのままで、監督が『アメリカン・ビューティー』でアカデミー賞を受賞したサム・メンデスになったので、よりドラマ性が強い『007』となっています。

サモハンキンパー

今回からシリーズおなじみの発明家Qや、ミス・マネーペニーといったキャラクターがキャストを一新して再登場する形になっていますので、旧シリーズのファンもニヤリとさせる内容になっています。

今回の敵はかつてMI6で活躍していた工作員シルヴァ

『007 スカイフォール』の名の通り、序盤のトルコのミッション中にMが下した射撃命令により、弾がボンドを直撃し彼は「転落」してしまします。

何とか一命をとりとめ職務に復帰しようとするボンドでしたが、職務復帰のテストはさんざんな結果でした。

ですが、Mは職務復帰の承認をします。

サモハンキンパー

Mがどれだけボンドを信頼しているかがわかるシーンですね。

今回の悪役のシルヴァはサイバーテロリストで、かつてMI6にいた優秀な工作員でした。

映画『007 スカイフォール』

(C) 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation, Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.

Mの下で働いていましたが、取引により敵国に引き渡され、拷問を受け、冷たい判断を下したMとMI6を深く恨んでいます。

拷問を受けた際、隠し持った青酸カリで自決を図りましたが死ねず、上歯の大多数と左の頬骨を失っており、常時入れ歯を装着している姿になっています。

シルヴァとボンドの関係は表裏一体となっていて、シルヴァは「俺たちはMに変えられた、2匹のネズミだ」「君もそろそろ自分のミッションをしたらどうだ」と説得しようとします。

映画『007 スカイフォール』

(C) 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation, Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.

ボンドは「俺は今も俺だ」と一蹴します。

サモハンキンパー

ボンドもMに対して心変わりしてしまうのではないか?とヒヤヒヤしながら見ていました。

今回の『007』はMを母親として描いていて、ボンドとシルヴァ対立の内面描写が細かく描かれており、アクション映画とは思えないドラマ性となっています。

昔と現代の融合がテーマ?

『007』50周年を記念とした映画なので、これからと過去の融合がテーマなのかもしれません。

悪役はクリックひとつで悪事を行うサイバーテロリストに対して、時代に取り残されるボンドとM。

映画『007 スカイフォール』

(C) 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation, Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.

ところどころに古い物が出てきます。

昔ながらの髭剃り、武器、60年代の車アストン・マーティンDB5、「なんでここで闘うの!?」と言いたくなる最後の決戦の舞台スカイフォールなど。

サモハンキンパー

これから『007』は伝統を大切にしながらも新しく洗練されていきますよ、というメッセージも込められているのかなぁと感じました。

『007 スカイフォール』まとめ

映画『007 スカイフォール』

(C) 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation, Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.

以上、ここまで『007 スカイフォール』についてネタバレありで紹介させていただきました。

要点まとめ
  • 1シーン1シーンがまるで絵画のような美しさ
  • 老いや衰退をテーマにしている
  • ダニエル・クレイグがめちゃカッコいい

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