『ゾンビプーラ』あらすじ・感想!シンガポール発、表現規制を乗り越えゾンビ・コメディ爆誕【ネタバレなし】

『ゾンビプーラ』

出典:『ゾンビプーラ』公式Facebook

韓国映画、香港映画とは違い、なかなか見る機会がなかったシンガポールのしかもゾンビ映画『ゾンビプーラ』が登場!

ポイント
  • 厳しい表現規制を乗り越えて爆誕したシンガポール初のゾンビ映画
  • 王道展開を押さえつつ、ゾンビに盛り込まれた奇妙な設定に爆笑!
  • コメディ要素も多めの「ゆるゾンビ物語」でゾンビ映画初心者にもおすすめ!

また、シンガポール映画の魅力や表現規制の厳しい中で作られた今作の製作のウラ話にも触れたいと思います!

マルコヤマモトマルコヤマモト

それでは『ゾンビプーラ』をネタバレなしでご紹介します。

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『ゾンビプーラ』作品情報

『ゾンビプーラ』

ALL RIGHTS RESERVED (C)2018 MM2 ENTERTAINMENT PTE LTD CLOVER FILMS PTE LTD JAB FILMS LLP

作品名 ゾンビプーラ
公開日 2019年12月20日
上映時間 82分
監督 ジェイセン・タン
脚本 ジェイセン・タン
出演者 アラリック
ベンジャミンン・ヘン
ジョイ・ピン・ライ
ハレショー・タイラニ
チェン・シーファン
リチャード・ロー
音楽 ジョー・ン

『ゾンビプーラ』主要キャスト

アラリック / 役:タン・カユ

  • 予備兵として基地に配属されたやる気がない兵士(伍長)
  • 訓練をサボるためには仮病を使うことも厭わない
  • リー軍曹と相性が悪い

ベンジャミンン・ヘン / 役:イ・スン・オン

  • 軍の規律を守ることが取り柄でしかない固い男、通称:リー軍曹
  • カユがイライラのはけ口の対象
  • 自分の上官でもある厳しい父親に対してコンプレックスを持っている

ジョイ・ピン・ライ / 役:シャオ・リン

  • 今作のヒロインで食堂のマドンナスージーの娘
  • 自分のことしか考えていない
  • 登場するなりタンクトップ姿になり虫よけを塗りたくる

ハレショー・タイラニ / 役:タンザン

  • カユの親友であり悪友
  • カユの仮病の付き添いで診療所へ行ったことから思わぬトラブルに巻き込まれることに

『ゾンビプーラ』あらすじ【ネタバレなし】


やる気のない陸軍予備兵のカユ(アラリック)は、天敵であるリー軍曹(ベンジャミンン・ヘン)の目を盗んで訓練をサボることばかり考えています。

運動もろくにできないカユは、いつもリー軍曹のイライラのはけ口の標的になっていました。

カユは友人のタンザン(ハレショー・タイラニ)と仮病を使って訓練をサボるために「虫よけ」のクリームを目に塗りたくり、軍医の診察を受けようとしますがリー軍曹にバレてしまいます。

軍医のチョアの手助けもあり事なきを得たカユでしたが、診療所に瀕死の兵士が運び込まれてきたことで緊張感が走ります。

瀕死の兵士はすでにゾンビウイルスに感染しており、救助をしていた兵士に噛みつき、診療所内に感染が一気に広まりました!

『ゾンビプーラ』

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このときカユはゾンビとバッチリ目が合うも、なぜか無視されてしまうんですよね。

現場に居合わせた食堂で働くスージーの娘、シャオ・リン(ジョイ・ピン・ライ)をクローゼットに隠し、カユとリー軍曹は別室へ逃げ込みますが、すぐにゾンビたちに部屋を囲まれてします。

外部の助けを呼ぼうにも基地内の電話は内線専用、兵士たちの携帯はリー軍曹が全て取り上げて手元にありません。

同室内にいたゾンビをなんとか倒した2人はシャオ・リンを救出し、シャオ・リンの母であるスージーを探しに食堂へ向かうことに。

食堂へ向かう途中に、カユたちは軍人ゾンビたちのクセを見抜きます。

なんとゾンビたちの肉体には軍での行動が刻まれており、同じ時刻に担当場所の見回りを行ったり、国家を流すと止まって聞いたりする「マッスル・メモリー」があることに気づいたのです…!

また、シャオ・リンを見たゾンビも彼女を無視して…。

3人は軍人ゾンビたちの「マッスル・メモリー」を利用して基地を脱出することができるのかが見どころです!

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シャオ・リンがゾンビに噛まれない理由は美人だから!?の真相も本編を見てぜひ確かめてください~!

『ゾンビプーラ』感想

『ゾンビプーラ』

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オープニングの岡崎体育似の軍人が登場するシーンからの『ゾンビプーラ』のテーマソングへの流れが素晴らしい!

何かが起こりそうな『ゾンビプーラ』のテーマソングは、これから起こる恐怖とパニックへの期待を高めてくれます。

ぐうたらヒーローのカユの物語を通しての変化も見どころの1つです!

シンガポールの役者さんは誰も知らいなのですが、主人公のカユがあまりにも「できなさそうなヤツ」過ぎてキャスティングにも抜かりがなくシンガポール映画の本気を感じました。

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調べたところ、アラリックベンジャミンン・ヘンはシンガポールでは人気の俳優らしいです!

ゾンビ感染が始まってからの展開も速く、逃亡シーン、友人やヒロインの肉親が死ぬ展開、わがままな人物の登場、ゾンビ基地からの脱出など、今までのゾンビ作品のポイントもしっかり押さえています!

王道の展開をゆきつつも「マッスルメモリー」という設定を生かした軍人ゾンビたちの行動がスパイスとなり、私達の笑いを誘います。

しかし、監督の意図は「ゾンビ=意思のない肉のかたまり」ということで、毎日同じルーティンを繰り返す軍人をゾンビに例えて描いたそうです。

『ゾンビプーラ』軍人ゾンビの特徴
  • 光や音に反応する
  • 軍隊生活で体に染み込んだルーティンを繰り返す癖がある
  • 軍人なので体力があり獲物を見つけるとスピードは速い
  • 正確な倒し方や死ぬ方法は描かれていない
  • 〇〇を塗った人間には反応しない ※ネタバレ
映画をチェックしたところ、『ゾンビプーラ』のゾンビには上記のような特徴がありました。

またシンガポール映画ならではの楽しみ方として、映画の中の言語も公用語の中国語、英語、マレー語のミックスで非常に興味深かったです。

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今まで見たことがない、新しい国の映画に出会えて非常に満足度が高かったです!

『ゾンビプーラ』製作ウラ話:裏事情を知っておくとより楽しい!

『ゾンビプーラ』

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シンガポールの人口は500万人ですが、国内の映画市場はそんなに大きくないようです。

全体を通して非常にゆるゆるな物語でもある『ゾンビプーラ』ですが、製作には厳しい道のりがありました。

シンガポールの映画制作はアジアの中でも表現の規制が厳しく、ホラーや惨殺シーンを含む映画は映画制作側が渋るほど高いレーティングがつけられてしまうとのこと。

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ゴア度の高い描写がある映画はシンガポールで「R21」がつけられてしまうことも…今まで聞いた中で最高年齢なんですが!?

『ゾンビプーラ』の監督である若手のジェイセン・タン監督には「レーティングを上げないようにしながらお金をかけずに満足度の高い映画を作る」という試練が与えられたのです。

しかし、脚本に自信があったことやメイクアップに長けた友人の存在が功を奏し、前向きに映画制作を進めます。

『ゾンビプーラ』

出典:ゾンビプーラ公式Twitter

ゾンビ映画ということで門前払いを食らい、資金集めに7年もかかりましたが、主演のアラリックベンジャミンン・ヘンが作品を気に入りプロデューサーとしても活躍、彼らも資金集めに奔走してくれたそうです。

そのほか、『ゾンビプーラ』を映画化しようというアツい思いを持ったスタッフたちとの出会いが更に監督を前に進めさせたというわけです。

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大きな苦労があって、今できる最大限を最高までやりきったシンガポール発ゾンビ映画の製作ウラ話でした!やはり作り手の情熱って大事!

『ゾンビプーラ』Twitterの感想・評価は?

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ゾンビプーラの感想・評判をTwitterで調査!

ゆるいゾンビ映画としての高評価や、逆にゆるい物語に満足ができなかったリアル・ゾンビ映画ファンの感想も見つけました。

感想の項目でも述べましたが、シンガポールの映画事情を知ると『ゾンビプーラ』がどれだけ挑戦的な作品だったかということもわかり、作品に対する見方も変わるかもしれません!

ほかには、軍人ゾンビの設定や「マッスル・メモリー」というワードに注目していた方も多かったです。

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肉体は記憶している…ってね!

『ゾンビプーラ』まとめ:アジア各国で広がるゾンビ・感染ブームに注目!

シンガポール初のゾンビ映画ゾンビプーラについてご紹介しました。

要点まとめ
  • 映画制作の規制が厳しいシンガポールが生み出した勇気ある「ファースト・ゾンビ・ムービー」
  • 軍人特有の「クセ」をゾンビの設定に取り入れて魅力的なゾンビに変化させた
  • アジア各国でのゾンビ映画ブームが白熱!これからもチェックし続けたい!

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チャレンジ精神旺盛なシンガポールのゾンビ映画、製作に対するアツい思いしかと受け取りましたよ!

これからアジアの国々でも新しいゾンビ映画が続々と登場し、アジア映画の新しいジャンルに「ゾンビ」が加わることでしょう。

今後のアジア・ゾンビ映画についても、注目していち早くご紹介していきます!

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