忍野 扇と対面する阿良々木は、この世界の真実について聞きます。
そして、この世界は自分の心残りが裏の世界を鏡から引っ張り出してきて作り変えた世界だということに気づくことになります。
さんざん元の世界に帰るために奔走した阿良々木でしたが、結局は自分が作り出した2つの世界が混在した世界ということでした。
この世界の存在を知った阿良々木は、どんな行動を取っていくのでしょうか。
いよいよ終わりの物語の続きも、完結へと向かいます。
目次
『続・終物語』第6話(最終回)あらすじ
直江津高校のかつての一年三組の教室。
待ち受けていた扇に様々な疑問をぶつけていく暦だが、扇は思いもかけないことを口にする。
もしも、この教室から始まったあらゆる出来事が夢だったとしたら?とーー
出典:『続・終物語』公式ページ
【ネタバレ】『続・終物語』第6話(最終回)の感想
この世界の真実とは!?
向かった教室に待っていたのは自分の相棒であり、裏の顔である忍野 扇でした。
しかも、阿良々木の制服を着ていました。
そして阿良々木は、おかしな点に気づきます。
自分と入れ替わりで扇が本当の世界に飛ばされていると思っていたようですが、考えすぎだと言われてしまいます。
そして扇はこの教室が終着点だと言います。この先に物語の続きはないと。
扇は阿良々木に危機感を持ってもらうために、色々この世界でちょっかいをかけていたようです。
しかし、扇は阿良々木の裏の顔としてこの世界に元々いたわけではなく、扇は阿良々木自身、つまり阿良々木と一緒にこの世界に来たようです。
ではこの世界の阿良々木はどこに行ったのかと疑問を唱える阿良々木に、扇は鏡の反射角の話を始めます。
鏡は80パーセントの真実を映し出し、20パーセントは失われているということでした。
そこから導き出された答えは、阿良々木が鏡の世界に引っ張られたのではなく、阿良々木自身が鏡、すなわち裏の世界をあっちから引っ張り込んできたということでした。
元々の世界を裏の世界のように作り上げてしまったということです。
阿良々木暦と忍野扇の現状
現状、阿良々木と扇は怪異の専門家たちに監視されている身で、今回阿良々木が裏の世界を引きずり出し、作り変えてしまったことに反応して再び動き出してしまう危険性があるようです。
以前、吸血鬼化が進み、専門家に狙われ殺されかけた経験を持つ阿良々木からしたら相当嫌なはずです。
しかし、扇は今回の臥煙 遠江は、臥煙 伊豆子が残していったものだから、今回は伊豆子にも跡目があるため動き出さないと確信しているようでした。
何はともあれ、監視されている阿良々木がこれ以上この世界を変えていくようなのであれば、専門家たちが動き出してしまうということだったので、元の世界に戻そうとする阿良々木でした。
次の物語へと
自分が鏡の世界を引っ張り出して作り上げてしまったこの世界を戻すためには何をするべきかを考えなければなりません。
阿良々木の不始末は扇が取る。扇の不始末は阿良々木が取るように。
そういって扇は、自分の服の中から真っ黒い物体を取り出します。
扇はこれは反射率100パーセントの鏡だと言います。
そして扇は、この鏡を北白蛇神社に祀って、この世界の失われた20パーセントを吸収させるというのです。
この世界ができあがったのは阿良々木の心残りのせいだということでしたが、その心残りがわからないまま、これまでの不思議な体験を彼女である戦場ヶ原 ひたぎに話す阿良々木。
今まで様々な物語を乗り越えてきた阿良々木でしたが、今度は戦場ヶ原と一緒に次の物語へと踏み出していくのでした。
『続・終物語』第6話(最終回)あらすじ・ネタバレ感想まとめ
【放送情報】
このあと24:00より『続・終物語』「こよみリバース其ノ陸」(最終回)が放送&同時配信となります!直江津高校のかつての一年三組の教室。待ち受けていた扇に様々な疑問をぶつけていく暦だが、扇は思いもかけないことを口にする。https://t.co/vH3VfoCEb1… …#物語シリーズ pic.twitter.com/84ozJXTbRk
— 西尾維新アニメプロジェクト (@nisioisin_anime) 2019年6月22日
扇にこの世界の真実を聞いた阿良々木は、この世界が自分が生み出した世界だということを知ります。
それは自分の心残りが導いたものであり、その世界のズレを元に戻すため扇にアドバイスをもらいます。
そして後日、これら数日間の不思議な体験を戦場ヶ原に話します。
二人は次の物語に向けて歩み始めるのでした。
- 扇との会話
- 戦場ヶ原との後日談
『続・終物語』ついに完結!
しかし、物語はこれからもきっと続きます。