神原家の檜風呂で臥煙 伊豆湖と鉢合わせた阿良々木でしたが、彼女は何もかもを見透かしてくる奇妙な存在でした。
そして裏の世界のことも知っており、話しや振る舞いに隙があるようでありません。
伊豆子は阿良々木にこの世界のヒントを与えて姿を消しますが、これは罠なのか。
それとも本当に助けてくれようとしているのか。
どちらにせよ動くしかない阿良々木は、余接の制止をよそに直江津高校に向かうのでした。
終わりの物語の続きも、ついに終わりに近づいてきています。
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『続・終物語』第5話あらすじ
余接の助力を得て、暦は神原家の風呂へ忍び込む。
そこに現れたのは、本来は既に亡くなっているはずの臥煙遠江。
いっしょに入浴をしながら、彼が陥っている状況に対してのヒントをくれた。
出典:『続・終物語』公式ページ
【ネタバレ】『続・終物語』第5話の感想
臥煙 伊豆湖の裏側
神原 駿河の母の伊豆湖と檜風呂で対峙する阿良々木。
阿良々木は全てを見透かされているような気分になり、「何を知っているのか」と問います。
それに対して、伊豆湖は現状を「雰囲気や言動などから全てを察した」と言います。
伊豆湖は羽川のことについて海外に行っているなど、阿良々木の知っている情報を言い当てます。
これで完全に伊豆湖が阿良々木の事情を把握していることを確信します。
それはともかく、檜風呂には裏を映し出す効果がないと言うことを阿良々木に告げます。
そして、唐突に「背中を洗おう」と言い出します。
「初めて会った人にそんなことは頼めない」と拒む阿良々木に、伊豆湖は「初めて会ったわけではない。自分の左手が会っているだろう」と。
結局、背中を洗ってもらうことになった阿良々木は、なぜ娘の駿河にレイニーデビルを託したのかを聞きます。
駿河に託したのは「嫌がらせでもなんでもないと裏の自分も思っているだろう」と言います。
レイニーデビルは伊豆湖の裏の顔であり、各地に散らばっていると言います。
自分の裏側を拒絶した伊豆湖に対して、自分の裏側を受け入れ守った阿良々木に、裏側は自分の相棒だと行って突然姿を消します。
突然消えた伊豆湖への驚きと同時に、背中に痛みを感じます。
背中には、直江津高校と爪で書いた痕が刻まれていました。
相棒の存在
再び余接と合流した阿良々木は、直江津高校に向かうことを提案します。
余接は伊豆湖のアドバイスを素直に信じられないようで、まず阿良々木の背中の文字を確認すると言い出します。
しかし、背中には何も傷は残っていませんでした。
どうしても直江津高校へ行きたくない余接は、分担して捜索に当たる案を出します。
余接は忍ともう一度会う、と言います。
一方で高校に行くなら制服でと言うことで、自宅に戻って制服に着替える阿良々木は、自分のクローゼットには男子用の制服ではなく、女子用の制服がありました。
阿良々木暦の裏の顔、“忍野 扇”用の制服のようです。
以前までは男子用の服がクローゼッに入っていたのにも関わらず、急に女性用に変わっている物もあったりと変化に違和感を持ちます。
そしてひとつの結論を導き出しました。
どうやら徐々に自分が消えていっているようなのです。
結局、女子生徒用の制服を着て学校へと向かった阿良々木。
一方で、余接は忍への謁見を終えて、もうひとつの気になる点として挙げていたブラック羽川の元へと向かいます。
たどり着いた先は北白蛇神社で、そこには酒盛りをする八九寺と撫子、そして幼女の姿をしたブラック羽川がいました。
これは祝勝だという八九寺。
この世界は阿良々木が自分の相棒の存在、つまり裏の自分のことを認識するためだけの世界のようで、そのためにブラック羽川が奔走していたと言うのです。
そして役割を終えたということは、阿良々木も相棒の存在に気づきつつあるということのようです。
場面は阿良々木に変わり、直江津高校の自分の過ごした教室に向かいますが、当てが外れたようで何も変わったことはありません。
しかし、阿良々木はこの学校でもっとも自分と因縁深い教室の存在に気づきます。
そして、その教室に向かう阿良々木でした。
『続・終物語』第5話あらすじ・ネタバレ感想まとめ
【放送情報】
「こよみリバース其ノ伍」ご視聴ありがとうございました!いよいよ来週は最終回を迎えます!是非最後までご視聴ください。#物語シリーズ pic.twitter.com/O9AC5R2Ip3
— 西尾維新アニメプロジェクト (@nisioisin_anime) 2019年6月15日
神原家の檜風呂で伊豆湖と話した阿良々木は、ヒントを得て直江津高校へと向かいます。
そして、この世界に自分が侵食され、阿良々木暦が消えかけていることに気づきます。
それでもこの世界から抜け出すために伊豆湖からあった直江津高校に向かう阿良々木でした。
一方で、余接は北白蛇神社でこの世界の真実について知ることになるのでした。
- 伊豆湖との会話
- 直江津高校
- この世界の真実
阿良々木暦のための世界。
この終わりの続きの物語に、終止符を打つことができるのでしょうか。
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