饗庭蒼一郎(菊池風磨)と百目鬼華子(山田杏奈)は、住民税を滞納している19歳の大学生・星野芽依(今井アンジェリカ)のアルバイト先に臨宅に行きました。
しかし星野は、自分に支払い義務があるのを知らなかったようで‥。
一方、清掃会社でアルバイトをする19歳の若月大輝(浦上晟周)は、秘密の裏技で、住民税を払う必要がなくなりました。
実は、その裏技は、正当とはいえない方法で‥。
第8話では、住民税を滞納している若者たちの悩みと、鷺沼宏樹(猪塚健太)が作成した徴税禁止リストの存在に注目です!
目次
ドラマ『ゼイチョー~「払えない」にはワケがある~』前回第7話のあらすじと振り返り
学習塾を経営する羽生詩織(市川由衣)は、誤送金された還付金一千万円を、返そうとはしませんでした。
納税課では、住民税を滞納しているという名目で、羽生の銀行口座を差押えようとしますが‥。
実は、羽生が返還に応じなかったのには、ある目的があったのです。
8年前、みゆきの市役所で徴税吏員として働いていた羽生は、“徴税禁止リスト”を作成するよう指示されました。
そのリストには、税を徴収しないよう密かに定めた人達が載っていて‥。
【ネタバレあり】ドラマ『ゼイチョー~「払えない」にはワケがある~』第8話あらすじと感想
住民税を滞納している大学生
饗庭蒼一郎(菊池風磨)と百目鬼華子(山田杏奈)は、住民税を滞納している19歳の大学生・星野芽依(今井アンジェリカ)のアルバイト先に臨宅に行きました。
しかし星野は、自分に支払い義務があるのを知らなかったようで‥。
百目鬼は、勤労学生控除がある事を星野に教えます。
一方、星野の中学校の同級生・若月大輝(浦上晟周)は、裏技を使って住民税の支払いを免れたようで‥。
それを聞いた饗庭と百目鬼は、若月が使った裏技に、徴税禁止リストが関わっているのではないかと考えます。
何故なら、若月がアルバイトをしている清掃会社は、相楽グループの関連会社だったからです。
ミルトモ 編集部
本当の担当者
饗庭と百目鬼は、若月を担当していた加茂原健介(鈴木もぐら)に話を聞きました。
しかし加茂原は、若月に覚えがなくて‥。
饗庭たちは、若月の本当の担当者を探すことにします。
実は、若月は滞納していた住民税を払っていませんでした。
しかし、それが一括納付され、完納したことになっていたのです。
担当者が誰なのか聞いても、若月は答えません。
その後、星野からの情報で、若月の担当者が鷺沼宏樹(猪塚健太)だと分かりました。
ミルトモ 編集部
鷺沼宏樹(猪塚健太)が徴税禁止リストに関わった理由
鷺沼と若月は家が近所で、以前から知り合いでした。
両親を亡くし、生活が苦しそうだった若月が、滞納者だと知った鷺沼。
鷺沼は若月の担当になり、若月の相談に乗ることにします。
実は、若月には、介護が必要な祖父が居ました。
正社員にならなかったのは、祖父の介護があるからです。
老人扶養控除を受けても、ギリギリの生活をしていた若月。
鷺沼はそんな若月を見かねて、若月の税金を停止処分にします。
しかし、財務部長・浦部に気づかれ、脅された鷺沼は‥。
一方、徴税禁止リストの存在を知っている日比野みのり(石田ひかり)は、相楽義実(本郷奏多)に協力する事にしました。
ミルトモ 編集部
徴税禁止リストの存在を認めない相楽義実(本郷奏多)
饗庭と百目鬼は、鷺沼から受け取った徴税禁止リストを相楽に見せました。
しかし相楽は、徴税禁止リストの存在を否定します。
日比野は、そんな相楽に加勢するため、リストに載っていた相楽グループの清掃会社を捜索し‥。
一方、増野環(松田元太)は、若月にヤングケアラー支援を案内します。
その後、若月にはケアマネジャーが付き、生活を変える事ができました。
退職願を提出した鷺沼は‥。
ミルトモ 編集部
ドラマ『ゼイチョー~「払えない」にはワケがある~』第8話まとめ
アルバイトをする大学生にも、住民税を請求していることに驚きました。
大学生の中には、生活費や授業料のためにアルバイトをしている人もいるので、大学生から税金を徴収するのは少し気の毒に感じます。
税金を請求するだけでなく、勤労学生控除など、困っている人を救済する制度をもっと宣伝すべきだと思いました。
第9話では、徴税禁止リストの存在を否定する相楽と、リストの存在を認めさせようとする饗庭たちの攻防に注目したいです!