インターネット公売では、熊川良太郎(山田明郷)の家を捜索して差押えた“ゆで卵器”に、100万円の値段がついていました。
どうやら、良太郎の息子・一哉(田中幸太朗)と英二(古屋呂敏)が競り合い、ゆで卵器の入札価格が上がったようで‥。
父・良太郎が持っていたゆで卵器を巡って、兄弟が競り合ったのは何故でしょう。
父の財産を引き継いだ三男・弘三(吉村界人)と、相続放棄した長男・一哉と次男・英二の関係に注目です!
目次
ドラマ『ゼイチョー~「払えない」にはワケがある~』前回第5話のあらすじと振り返り
農業の特定技能ビザで日本にやって来たグエンは、税金の払い方が分からず困っていました。
グエンの記録を見ると、住民税を収めた記録がありません。
グエンは、住民税は給与から天引きされているはずだと言います。
一方、在留資格の延長をしたいチュンは、納税証明書がなくて困っていました。
人材派遣会社から紹介された介護施設で働くチュンは、税金は会社が払うと聞いていたようで‥。
饗庭蒼一郎(菊池風磨)たちが調査をすると、意外な事実が分かるのでした。
【ネタバレあり】ドラマ『ゼイチョー~「払えない」にはワケがある~』第6話あらすじと感想
遺産相続
インターネット公売では、熊川良太郎(山田明郷)の家を捜索して差押えた“ゆで卵器”に、100万円の値段がついていました。
どうやら、良太郎の息子・一哉(田中幸太朗)と英二(古屋呂敏)が競り合い、ゆで卵器の入札価格が上がったようで‥。
良太郎は、経営していた会社が倒産し、税金を滞納していました。
納税課は、そんな良太郎を家宅捜索し、お金になりそうなものを差押えます。
その後、良太郎は持病を悪化させて亡くなり(妻はすでに亡くなっており、長男・一哉と次男・英二は相続放棄している)、三男・弘三(吉村界人)が遺産を相続しました。
ミルトモ 編集部
3兄弟の関係
元々、一哉と英二と弘三は、仲の良い3兄弟でした。
父・良太郎の会社を継ぐため、頑張って勉強していた一哉と英二。
しかし、跡継ぎに選ばれたのは弘三で、一哉と英二は家を出て行ってしまいます。
その後、弘三は会社を継がず、フリーカメラマンになり‥。
弘三には、卵アレルギーだった父がゆで卵器を持っていた事も、兄たちがゆで卵器を欲しがる理由も分かりません。
弘三は、自分が滞納していた軽自動車税は払いましたが、父・良太郎の滞納金を払うことは出来ませんでした。
ミルトモ 編集部
仲直りする3兄弟
一哉は、弟・弘三が滞納している税金を払いに来ました。
しかし、饗庭蒼一郎(菊池風磨)たちに、弘三が滞納している金額を教える権限はありません。
饗庭は、必死な一哉の様子を見て、一哉と英二が欲しがっていたゆで卵器に秘密があると考え‥。
実は、一哉と英二がゆで卵器を欲しがったのは、屋根裏にある金庫の暗証番号を知るためでした。
饗庭は、父・良太郎の財産を3等分して、兄弟の関係を修復するよう提案します。
しかし、金庫の中にあったのは、兄弟たちの思い出が入ったアルバムだけで‥。
饗庭は、自分が想像した良太郎の想いを、一哉と英二と弘三に話しました。
それを聞いた3人は、父・良太郎の滞納金を3等分する事にします。
ミルトモ 編集部
饗庭蒼一郎(菊池風磨)が徴税吏員になった理由
饗庭が徴税吏員になったのは、同期の友達のためでした。
財務省の官僚だった饗庭は、同期の奥林礼二(結木滉星)と相楽義実(本郷奏多)と仲のいい友達でした。
3年前、奥林が屋上から飛び降り、その時、傍にいたのが相楽で‥。
相楽は、奥林の日記の内容を気にしています。
一方、饗庭は、相楽が何かを知っているのではないかと疑い、奥林が飛び降りた理由を突き止めようとしていました。
ミルトモ 編集部
ドラマ『ゼイチョー~「払えない」にはワケがある~』第6話まとめ
良太郎の息子・一哉と英二がゆで卵器を欲しがったのは、屋根裏に隠されていた金庫の暗証番号を知るためでした。
一哉と英二は、隠し財産を独り占めしようと考えていましたが、良太郎の遺産を引き継いだ三男・弘三だけは違い‥。
良太郎が弘三を跡継ぎに選んだのは、そんな息子たちの性格を知っていたからかもしれませんね。
一方、「お金は良くも悪くも人間関係を変える」と言っていた奥林に、何があったのかが気になります。
奥林には、いい人間関係が生まれるような税金の使い方を、実践して欲しかったです。
第7話は、百目鬼華子(山田杏奈)が憧れていた羽生詩織(市川由衣)の身に、何が起こったのかに注目したいです!