シングルファザー・木下裕介(小関裕太)は、仕事と子育てに追われ、住民税を滞納しています。
市役所から支援を勧められても、木下は自分一人で子育てをしようとしていて‥。
一方、シングルマザー・出渕恵美(大西礼芳)は、受けられる全ての支援を申請し、滞納している住民税の停止処分もお願いしました。
しかし出渕には、ある秘密があって‥。
ひとり親が申請できる制度には、どんなものがあるのでしょう。
第3話では、ひとり親で苦労しているシングルファザーと、ひとり親であることを最大限に利用するシングルマザーの姿に注目です!
目次
ドラマ『ゼイチョー~「払えない」にはワケがある~』前回第2話のあらすじと振り返り
百目鬼華子(山田杏奈)が担当した税金滞納者は、かつて自分をいじめていた同級生・小沼真名美(田辺桃子)でした。
パチンコ店で働く小沼は、「そもそも税金なんて払いたくないの。私が税金を払っても、あいつらのパチンコ代に消えるだけ」と言い‥。
小沼は、父の会社が倒産した後、両親の離婚で苦労していた事が分かります。
その後、恋人・内田卓也(戸塚純貴)の嘘に気づいた小沼は、滞納していた税金を市役所に払いに行きました。
【ネタバレあり】ドラマ『ゼイチョー~「払えない」にはワケがある~』第3話あらすじと感想
支援を受けないシングルファザー
1年前に妻を亡くしたシングルファザー・木下裕介(小関裕太)は、住民税を滞納していました。
饗庭蒼一郎(菊池風磨)と増野環(松田元太)が保育課に相談すると、木下は園の保育料も滞納している事が分かります。
増野に手持ちの7万円を渡し、市役所からの支援を断る木下。
木下は税金が払えないのではなく、仕事と子育てに追われて払っていないだけでした。
一方、瀬戸知宏(見津賢)は、木下と同じシングルファザーですが、仕事も子育ても完璧にこなしています。
ミルトモ 編集部
全ての支援を受けようとするシングルマザー
1年前に離婚したシングルマザー・出渕恵美(大西礼芳)は、受けられる全ての支援を申請し、滞納している住民税の停止処分もお願いしました。
実は、出渕の元夫は、理想のシングルファザーと呼ばれている瀬戸だったのです。
饗庭と百目鬼華子(山田杏奈)は、同じマンションから出てくる出渕と瀬戸と2人の子供たちを目撃し‥。
一方、納税課長・北沢(六角慎司)は、15期連続で徴収率最下位の第三係を問題視しています。
第三係の係長・橘勝(光石研)は、捜索の件数が少ないことを指摘されました。
ミルトモ 編集部
ひとり親支援の制度を申請する事にしたシングルファザー
饗庭と百目鬼は、瀬戸と出渕が偽装離婚したのではないかと疑います。
何故なら、ひとり親になると、行政から様々な支援が受けられるからです。
瀬戸と出渕は、偽装離婚を否定しますが、瀬戸の家には子育て支援の本がたくさんあり‥。
一方、木下は、過労で倒れてしまいました。
木下が一人で子育てを頑張っていたのは、亡き妻との約束があったからです。
瀬戸が理想のシングルファザーでないことを知った木下は、子育て支援の申請をすることにしました。
しかし、住民税を滞納している木下に、支援の許可は下りず‥。
ミルトモ 編集部
偽装離婚と公務員の義務
瀬戸と出渕が偽装離婚したのは、子供たちを入園させるためでした。
出渕は、育休退園のせいで子供を預ける場を失い、退職を余儀なくされたのです。
しかし、瀬戸と出渕の行為は、犯罪になり‥。
その後、瀬戸と出渕は、子供を通わせることが出来る保育園を見つけ、籍を戻すことにしました。
浜村宰(白洲迅)は、第一係の係長・日比野みのり(石田ひかり)を呼び止めます。
副市長・相楽義実(本郷奏多)は、「話があるなら俺が聞くぞ」と百目鬼に言いました。
饗庭の同期・奥林礼二(結木滉星)は、脳に障害が残ってしまったようで‥。
ミルトモ 編集部
ドラマ『ゼイチョー~「払えない」にはワケがある~』第3話まとめ
ひとり親支援を利用している人は、どれくらいいるのでしょう。
支援を受けない木下と、あらゆる支援を受けようとする出渕。
木下は、仕事と子育ての両立に限界を感じ、倒れてしまいます。
市にどんな制度があり、どんな人が申請できるのかを、もっと宣伝すべきだと思いました。
一方、ひとり親であることを利用して、制度を悪用する人も居ます。
瀬戸と出渕の偽装離婚の理由に驚きました。
制度をいいものにするには、申請する側の意識も大事ですね。
第4話は、プロサッカー選手・小田倉翔馬(柿澤勇人)が、税金を滞納した理由に注目したいです!