百目鬼華子（山田杏奈）は、住民税を滞納しているパチンコ店従業員・小沼真名美（田辺桃子）に、税金を納めるよう説得しています。
しかし小沼は、「税金なんて払いたくない」と言い‥。
小沼が、税金を払いたくない理由は何でしょう。
同級生だった小沼と百目鬼は、どんな関係だったのか？
第2話では、百目鬼と副市長・相楽義実（本郷奏多）の関係と、百目鬼が徴税吏員になった理由が明らかになります！
目次
ドラマ『ゼイチョー～「払えない」にはワケがある～』前回第1話のあらすじと振り返り
みゆきの市役所 納税課徴税第三係で働く徴税吏員・饗庭蒼一郎（菊池風磨）の仕事は、税金滞納者の自宅を訪問し、税金を納めてもらうよう説得する事です。
新人徴税吏員・百目鬼華子（山田杏奈）の指導係になった饗庭は、百目鬼を連れて、3年分の住民税を滞納している和菓子屋『喜泉』の主人・泉喜和の臨宅に行き‥。
その後、みゆきの市役所に、副市長に就任した相楽義実（本郷奏多）がやって来るのでした。
【ネタバレあり】ドラマ『ゼイチョー～「払えない」にはワケがある～』第2話あらすじと感想
税金滞納者は、かつて自分をいじめていた同級生
年金が支給される15日は、いつもより多くの人がパチンコ店に並んでいます。
パチンコ店従業員・小沼真名美（田辺桃子）は、そんな人達を見てうんざりしていました。
小沼は、昨年から住民税を納めていません。
百目鬼華子（山田杏奈）は、同級生だった小沼に、税金を納めるよう説得するのですが‥。
子供の頃、裕福な家庭で育った小沼は、貧乏だった百目鬼をいじめていました。
百目鬼が、その時の復讐をしていると感じている小沼。
小沼は「そもそも税金なんて払いたくないの。私が税金を払っても、あいつらのパチンコ代に消えるだけ」と言いました。
ミルトモ 編集部
相楽（本郷奏多）と百目鬼（山田杏奈）の関係
副市長・相楽義実（本郷奏多）と百目鬼は、義理の兄妹でした。
夫を失った百目鬼の母が再婚した相手が、相楽の父親だったのです。
相楽の父親と離婚した後、母と2人で暮らしていた百目鬼は、徴税吏員に動産差押えを受けます。
百目鬼の母は、百目鬼が10歳の時に亡くなり、その後、父方の祖父母の家に引き取られ‥。
そんな百目鬼が徴税吏員を目指したのは、自分を助けてくれた女性の徴税吏員（市川由衣）に憧れたからです。
その徴税吏員は、羽生（はにゅう）という名前で‥。
一方、饗庭蒼一郎（菊池風磨）がバスに乗って向かった先は、奥林礼二（結木滉星）が入院する病院でした。
ミルトモ 編集部
小沼真名美（田辺桃子）の生活環境
小沼の職場環境を理解するため、パチンコ店にやって来た百目鬼。
パチンコを楽しむ人たちの中には、税金滞納者の姿もあり‥。
加茂原健介（鈴木もぐら）は、「ああいう人達は、お金を使いに来ているんじゃないんだ。時間を使いに来ているんだよ」と言います。
小沼は、父の会社が倒産した後、両親が離婚し、苦労していた事が分かりました。
現在の小沼は、2年前から恋人・内田卓也（戸塚純貴）と同棲しています。
内田はハローワークに通い、貯金の中から仕送りと生活費を捻出していると言いました。
ミルトモ 編集部
小沼（田辺桃子）の父の真実と、内田（戸塚純貴）の嘘
徴税吏員の現場の様子を、テレビで放送する事が決まりました。
みゆきの団地の滞納者一覧表を基に、捜索を開始する第三係。
浜村宰（白洲迅）がカメラの前で説明し、それを撮影しているのは増野環（松田元太）です。
その後、饗庭と百目鬼は、小沼の父を知る玉木譲から話を聞き‥。
小沼の父は、会社を守るため最後まで頑張り、借金を一人で抱えるため妻と離婚したことが分かりました。
百目鬼は、小沼の父が娘のために貯めた預金通帳を、小沼に渡し‥。
家宅捜索で内田の嘘がバレ、小沼は内田を家から追い出しました。
内田にお金を貢ぐのを止めた小沼は、税金を支払うことにします。
一方、相楽は、税収が減ってきているみゆきの市に、改革が必要だと考えていました。
相楽は、家宅捜索による徴収を積極的にやるよう、徴税吏員たちに言いました。
ミルトモ 編集部
ドラマ『ゼイチョー～「払えない」にはワケがある～』第2話まとめ
百目鬼が担当した税金滞納者は、かつて自分をいじめていた同級生・小沼でした。
パチンコ店で働いている小沼は、税金で暮らしている人達が、パチンコにお金を費やすのを嫌っていて‥。
支払った税金が、どんな使われ方をしているのか、気になるのは当然です。
しかし、税金で暮らしている受給者たちにも、支給されているお金の範囲内で楽しむ権利はあると感じました。
第3話は、住民税を滞納しているシングルファーザーと、離婚して税金が払えないシングルマザーの悩みに注目したいです！