韓国ドラマ『財閥家の末息子-Reborn Rich-』のご紹介です。
昨年の冬に韓国で放送された作品で、日本ではLeminoが独占配信しています。
放送と同時に話題になったわけではなく徐々に注目を集め、最終回は25%を超える視聴率を記録しました。
プライベートでもなにかと話題のソン・ジュンギが末息子を、国民的俳優イ・ソンミンが財閥の会長を演じています。
韓国経済の話が中心でちょっと小難しい話になっていますが、結末の予想ができず最初から最後までドキドキしながら観ることができる作品です。
それでは早速『財閥家の末息子-Reborn Rich-』をご紹介していきます。
・次は何をするんだと主人公の行動に目が離せない
・果たして結末はどうなるのか・・・見えないエンディング
目次
『財閥家の末息子-Reborn Rich-』の主演・注目キャスト
【ソン・ジュンギ】(役:【ユン・ヒョヌ】)
・スニャングループ企画調整本部 未来資産管理チーム チーム長
・オーナーご一家は絶対だと思っている
・高卒でこの地位まで登ってきた
・母を亡くし借金を抱えた父と弟を養っている
【ソン・ジュンギ】(役:【チン・ドジュン】)
・スニャングループ四男の次男(末息子)
・頭脳明晰、先見の明もあり長男承継のルールを脅かす
・策略家であり裏の裏をかくことが得意
・スニャンの会長だろうがなんだろうが笑顔でハッキリ意見を言う
【イ・ソンミン】(役:【チン・ヤンチョル】)
・スニャングループの創設者 現会長
・スニャングループの成長のために尽力してきた
・怒る時も笑う時も豪快
・長男承継が絶対だと決めている
【ネタバレ】『財閥家の末息子-Reborn Rich-』あらすじ・感想
転生?憑依?タイムスリップ?
スニャングループの現副会長であるチン・ソンジュン(キム・ナムヒ)に頼まれて資金洗浄のため向かった先の外国で殺されかけたヒョヌ(ソン・ジュンギ)
死んだと思いましたが目覚めるとそこは1987年で、しかもスニャングループの四男ユンギ(キム・ヨンジェ)の二番目の息子ドジュンになっていたのです。
何が起こっているのかわからないままヒョヌはドジュンとして生きていくことになります。
Tomomo
幼いドジュンでしたが中身は酸いも甘いも知っているヒョヌなわけで、しかも韓国経済の未来を知っているわけです。
誰が大統領になるのか、アメリカでのテロやワールドカップの結果までです。
さらにスニャングループで従事していたから、オーナー一家のことも熟知しています。
それらを利用してドジュンは20歳という若さで投資家として大金を手に入れます。
夢はスニャングループを買うこと。
Tomomo
言葉巧みに会長の子供である兄弟たちを操り、ドジュンのパートナーでもある投資家のオ・セヒョン(パク・ヒョックォン)の力もあり、裏の裏の裏をかいてやり負かしていきます。
少しづつ確実にスニャンに近付いていたドジュンでしたが、会長が亡くなった後、スニャンの筆頭株主となり会長となるために株主総会に向かう途中で、交通事故と見せかけた状況で命を奪われてしまいました。
そして、ヒョヌとして帰って来るわけです。
Tomomo
ヒョヌは貧乏なままですが、ドジュンとしての経験がここで生かされます。
最後の1話であっという間にスニャングループの経営権をものにしました。
会長と孫
チン・ヤンチョルは長男承継を絶対としていて、長男であるヨンギ(ユン・ジェムン)に絶対的な信頼を寄せていました。
さらにヨンギの後はそのヨンギの長男であるソンジュンが後を継ぐものだと誰もが信じていました。
しかし、そんな中でドジュンは頭角を現していきます。
まずは会長との賭けに勝って手に入れた土地が高騰し240億ウォンという大金を手に入れます。
そしてそれをドルに換金しました。
Tomomo
まるでこれが分かっていたかのようにドルに換金していたドジュンは通貨危機の難を逃れます。
このような未来がわかっているかのように次から次へ投資を成功させたドジュンは、ずっとオ・セヒョン代表の影に隠れていましたが、ついに会長の前に姿を現します。
スニャングループを脅かしているミラクルインベストメントの大株主としてです。
そして会長に「スニャンを買います」と宣言しました。
Tomomo
会長はドジュンにやられていく息子たちを情けなく思い始め、長男承継を撤回します。
スニャンを守れる、成長させられるそんな人に任せたいと言いました。
ドジュンへの期待は高く、傍に置いている時間も増えていきます。
そんな中、スニャンにとって大事な新たな会社を立ち上げようとした際に、会長とドジュンは一緒に事故にあい、事故で大きな怪我はなかったものの、それから間もなくして会長は息を引き取ります。
Tomomo
会長が亡くなってからしばらくして、会長の側近だったイ室長(チョン・ヒテ)から渡されたのはドジュンへの会長の最期の言葉でした。
誰もいなくなった会社で1人泣くドジュンと映像から漏れる会長の笑い声。
鳥肌もののシーンでしたね。
結局ドジュンとヒョヌは誰に殺されたのか
チン・ドジュンの事故現場にいたのはヒョヌでした。
ヒョヌは誰かの指示で車を意図的にその場所に停車させ、その後ろに来たドジュンが乗った車、故障だろうから追い越さずに少し待とうと言ったのが運命の分かれ目でした。
止まっているドジュンの車にトラックが突っ込み、車は大破します。
ヒョヌは意図せずドジュンの殺害の片棒を担いだわけで、高卒なのにチーム長まで辿り着いた理由はそこにあったんですね。
車の中で血を流し僕を殺したのは僕だったとドジュンになっているヒョヌが悟り、これは懺悔だとヒョヌが語っています。
Tomomo
ヒョヌの頃の記憶があるなら、なぜこの場面を覚えていなかったのでしょうか。
覚えていれば停止せずに追い越すことを選択できたはずなんですが。
他の事ならまだしも、こんな重要で衝撃的な場面を見落としたのには何か理由があるのかもしれません。
Tomomo
ヒョヌからドジュン、ドジュンからヒョヌ。
2人分の人生を歩んだ彼はスニャングループの経営権を手に入れて果たして幸せになったでしょうか。
『財閥家の末息子-Reborn Rich-』キャスト・あらすじ・ネタバレ感想まとめ
ここまで『財閥家の末息子-Reborn Rich-』をご紹介しましたがいかがでしたか?
転生やタイムスリップものは現代との繋ぎ方が重要だと思います。
同じ顔のヒョヌとチン・ドジュンが眼鏡ひとつでキャラクターを変えるのは少し無理があったように感じました。
最期の国会での聴聞委員会のシーンで、ドジュンの側近だった秘書がヒョヌに向かって「理事!」と言ったのにはドキッとしました。
アルコール性の認知症だったのか・・・とちょっとだけがっかりしましたね。
それにしても良くできたストーリーだと思います。
ネタバレではありますが、細かい部分には一切触れていないので、ドジュンがどうやって会長の子供たちを貶めたのか、実際に観て感じてほしいと思います。
時間をかけてじっくり観ることをおすすめします!