親友の女の子に、初めての彼氏ができた…
ずっと一緒にいられると思っていたのに、どう接していいかわからないよ。
大人になるって、付き合うってどういうこと?
僕達は変わらなきゃいけないの??
柚木家の三男が友情と恋に苦悩する、第6話「宇多、恋の行方」。
どこか懐かしくて、切ないストーリー!
いつもは元気な彼が、ひとりぼっちで声をあげて泣く姿に胸がキュッてなります。
うれしくて泣いちゃうラストでは…
うらやましくなるくらいに爽やかであたたかい“男女の友情”に感動します。
目次
アニメ『柚木さんちの四兄弟。』前回第5話のあらすじと振り返り
親友・霧島宇多(CV.松岡美里)に、初めての彼氏ができました。
これは喜ばしい!親友の恋を応援せねば!!
柚木家三男・湊(CV.櫻井みゆき)は、宇多との秘密基地作り予定を…
急遽、デート対策会議に変更します!
デートに着ていく服に悩むふたり。
兄弟の中で一番しっかり者の末っ子・岳(CV.寺澤百花)が、ナイスな助言をします。
恋愛経験者の意見を聞いてみては?
兄弟で唯一の恋愛経験者である長男・隼(CV.岩崎諒太)に電話します。
長男のリアルな好みを知ってしまい、ちょっと引きましたが…
それを参考にして湊が選んだ服で、宇多はデートに向かいます。
「いままでみたいに一緒にいられなくなる…湊は寂しくなるな。」
隼のこのひと言で、それまで応援モードだった湊の心が揺れます。
悩み過ぎて体調不良に…そして、湊はある結論に至ります。
「宇多とずっと一緒にいたい。デートをぶち壊して絶対別れさす!」
湊、暴走!!
柚木家の二男・尊(CV.戸谷菊之介)と二階堂悠真(CV.國府咲月)をおともに連れ、湊は宇多の初デートを尾行します。
見かねた二階堂は、湊に“宇多のいちばん近くにずっといられる方法”を教えます。
「お前と霧島が付き合えばいいんだよ。」
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第5話で、湊が発したこの言葉が印象的でした。
この疑問の答えが、第6話にギュッと詰まっています!
【ネタバレあり】アニメ『柚木さんちの四兄弟。』第6話あらすじと感想
お父さんポジな末っ子と、息子ポジな長男。
「体も本調子じゃないってのに…湊と尊はどこに?」
柚木家の長男・隼(CV.岩崎諒太)は、休みの日なのに姿が見えない二男と三男の心配をします。
「尊兄さんが一緒なら心配ない。夕飯どきには戻ってくるさ。」
柚木家の末っ子・岳(CV.寺澤百花)が、隼に言葉をかけます。
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隼には、サザエさんの波平(めっちゃお父さんっぽく)に見えたらしいw
無性に兄らしいことをしたくなって、夕飯なにがいい?と弟にたずねます。
「フハハッ…兄さんが作ってくれるものなら、何だって嬉しいぞ。」
末っ子なのに、お父さんっぽい返事がきます。
「それじゃ今度は俺が息子ポジだよ!」と隼。
兄が言った言葉の意味がわからず、岳の頭に「?」が浮かびます。
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湊は、どうしようもない思いに行き詰っていました…
付き合うって、何するの?
俺が男で、親友が女だと、なんで一緒にいちゃダメなの?
現在、親友の初デートを尾行中の柚木家三男・湊(CV.櫻井みゆき)。
彼は、ただただ大好きな親友の霧島宇多(CV.松岡美里)と一緒にいたいだけ。
彼氏ができても、ずっと一緒にいられると思っていたのに!
クラスメイトの二階堂(CV.國府咲月)は、湊の悩みを一発で解決する方法を教えます。
お前と霧島が付き合えばいい、と。
「付き合うって、何するんだ?」
とりあえず、湊は二階堂のスマホをかりて調べてみます。
お互いを知って、2人のルールを作る。
手を繋いだり、腕を組んだり…
愛情を深めるためのスキンシップをとってキスをする。
「友達がいい…俺は、宇多とこういうことをしたいとは思わねえよ。」
調べ終わった湊が、ため息をつきます。
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二階堂は、第二の方法を提案します。
無理やり尾行に付き合わされている柚木家の二男・尊(CV.戸谷菊之介)に話を振ります。
いくら可愛い弟の頼みでも…できない二男。
自動的に宇多と親族になれるし、尊ならヤキモチを妬くことはない。
湊は、尊に期待の眼差しを向けます。
(いまだかつてみせたことのない最高の笑顔でw)
「かわいい弟のためだけど…こればかりはムリ。」
うな垂れながら、断る尊。
そうこう話している間に、宇多カップルを見失いました。
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夕飯は、病み上がりの湊を気遣って岳がリクエストした湯豆腐でした。
その夜の湯豆腐はあまり味がしなかった湊…
隼が子ども扱いしても、きょうは怒りませんでした。
あのあと、どこへ?デート楽しかったのかな?
向かいの家に住んでるし、いつもならすぐ聞けるのに…
きょうは宇多が遠く感じます。
霧島家では、宇多がベッドの上で膝をかかえて浮かない顔をしていました。
次の日、宇多はすごくおとなしくて、デートの報告もしてきませんでした。
放課後、湊が今まで通りを心がけながら秘密基地作りに誘います。
「今日は気が乗らないんだ…」って、宇多に断られました。
宇多は、彼氏の森田(CV.永塚拓馬)に誘われて一緒に帰っていきました。
遠くなっちゃった親友との距離…
恋をしているから、頭になにも入らないって状態なのかな。
こんな風に、彼氏ができたらいままでみたいに遊べなくなるのか…
寂しい思いを抱えながら、湊はもう完成しないかもしれない基地作りをします。
大人になるってどういうこと?
楽しいものや大好きな時間がなくなってしまうんだろうか?
俺は俺なのに、宇多も宇多なのに…同じじゃいけないの?
どうして、今と違ってないといけないんだろう?
もう何もなくしたくないのに。
裏山で、湊は声を出しながらひとりで泣きます。
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小学生の時、宇多と一緒に号泣したあの思い出が蘇ります。
宇多も、前みたいに話しかけてきません。
このまま本当に離れていってしまうのだろうか?
なんとも言えない暗い気持ちで、湊は下校します。
ケンカでもしたの?
下校途中、パトロール中の霧島咲(CV.M·A·O)から声をかけられました。
宇多とケンカでもした?って聞かれます。
宇多の母である咲は、最近の宇多の様子がおかしいと話します。
家ではうわの空で…
毎日空手に通っているのに、身が入ってないらしい。
「宇多は、恋をしてるんだ…」咲に教える湊。
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咲は、恋煩いに似ている行動ではあるが…いまの宇多は違うと断言!
なぜなら、恋してる女はトキメキがダダ漏れして、隠しきれないキラキラを放っているもの。
宇多にはそれがまったくないのです。
落ち込んで元気がないだけだと、母は分析します。
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集中できてないと空手の先生から帰されたらしい。
「どうしてこんな気持ちになるのかわからねえ…!」
宇多は、うつむいて悲しい顔をします。
親友女子の、恋の行方。
おごってもらったりして、はじめは楽しく感じた森田とのデート。
「なんで男みたいな言葉を?女の子なのに喋り方おかしいよ。」
ハンバーガーショップで、森田から指摘されました。
「女の子なんだから足を広げて座らない方がよくない?」
黙ってしまった宇多に、森田は続けます。
「せっかくかわいいんだし、女の子らしくしてた方がいいよ。」
言われた後は、胸の奥が重くなっちゃってちっとも楽しくありませんでした。
宇多はあの日からずっと、モヤモヤして気分が冴えません。
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宇多の話を聞き、湊は怒ります。
人を好きになるってことは“ありのままのそいつ”を好きになるってこと!
湊は、こう言って宇多の代わりにいっぱい怒ってくれました。
お前は、最っ高の親友だ!
「宇多は、宇多なんだから!」
大好きな親友の言葉で、宇多は嬉し泣きします。
「湊ありがとう!やっぱお前は、私の最っ高の親友だ!!」
固く手を握りあうふたり。
気合いを入れ直し、基地作りを再開することを誓います。
久しぶりに、裏山に楽しそうな笑い声が響きました。
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そして、お別れしました。
二階堂&尊にも協力し、4人で秘密基地建設をすすめます。
子どものように無邪気にはしゃぐ湊&宇多。
前にもまして楽しそうです。
二階堂は、そんな仲良し2人組を見て不思議に思います…
普通は、小学校高学年くらいから男女は一緒に遊ばなくなるもの。
「あいつらって、昔からずっとあんな感じ?」
尊にたずねたら、「いや、実は…」と何かを話しはじめたのでした。
アニメ『柚木さんちの四兄弟。』の次回に期待するもの
自分のことのように怒ってくれる友、尊いです。
「最っ高の親友!」って言ったときの笑顔に、涙が出ました。
この仲良しコンビの“実は…な話”が気になります!
果たして、第7話で明らかになるのか…注目です!!