ずっと一緒にいたいのに…
俺が男で、親友が女だと、なんで一緒にいられなくなるんだ？
どうして、大人になると一緒にいる時間が減っちゃうんだよ！
異性の親友を持つ中1男子（柚木家の三男）が、
“男女の友情の在り方”にぶつかってしまう第5話「宇多の恋」。
親友に彼氏ができたのは嬉しいけど、一緒に遊べなくなるのは嫌！
思い悩みすぎた彼は、初デートをぶち壊そうと尾行しちゃいます。
見かねた同級生男子が、“ずっと一緒にいられる方法”を教えてくれるのですが…！！
第5話は、思春期（恋の季節）に突入した中学生男子の揺れ動く心にきゅんとします。
目次
アニメ『柚木さんちの四兄弟。』前回第4話のあらすじと振り返り
柚木家の長男・ 隼（CV.岩崎諒太）は、わくわくしています。
きょうは高校の同窓会。
学年で1位2位を争う人気者で、
可愛い彼女とお付き合いしてた隼が「今日来てる！」って湧く女子たち。
同窓会がはじまると、みんなが発する“大人ワード”に圧倒される隼。
弟たちの親代わりで日々が埋まっている隼とは違う世界線の会話ばかり。
つい、隼は可愛い弟たちのことを思う存分同級生たちに語っちゃいます。
「ナイわ～“おばさん柚木くん”に、オスを感じなかった！」
直後、隼は女子たちの心無い陰口を聞いてしまいます。
弟たちがいなかったなら？
俺はみんなと同じように人生を謳歌してた？
つい浮かんでしまったこんな気持ち。
罪悪感で落ち込む彼を慰めてくれたのは、
向かいに住むママ友・霧島咲（CV.M·A·O）でした。
「そういうもんよ！でも、そんな気持ちが吹き飛んで余りあるくらい…可愛いなって思う瞬間があるでしょう？」
先輩ママ・咲は、大事なことを隼に気づかせてくれました。
帰宅すると、弟たちがサプライズ誕生日パーティーを用意してくれていました。
24歳になった隼MAMAは、改めて心に決めます。
母が俺たちにやりたかったことをできるかぎりやろう！と。
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ささやかな幸せに心がぬくぬくした第4話。
第5話、この柚木家で唯一恋愛経験がある長男が
なぜかほんのり傷つく事態に！
【ネタバレあり】アニメ『柚木さんちの四兄弟。』第5話あらすじと感想
大事な親友女子が告られた！
柚木家の三男・ 湊（CV.櫻井みゆき）には、親友がいます。
向かいに住む幼なじみの霧島宇多（CV.松岡美里）は、
湊にとって唯一無二の大事な友達。
最近、裏山のちょい洞穴っぽくなっているとこにふたりで秘密基地を作成中！
葉っぱのドア制作を、同じクラスの秀才・二階堂悠真（CV.國府咲月）に打診したら「フッ…子供か！」って鼻で笑われます。
湊は、ライバル視している二男・尊（CV.戸谷菊之介）に基地への出禁を言い渡します。
むしろ弟のツンっぷりがご褒美な尊は、ひるむことなく「ありがとう、行きましょう！」と喜びます。
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思いもよらぬ事が起こります！！
「よく知らない奴は、フツーにあいつのこと可愛くみえるんじゃない？」
二階堂から指摘されて、湊は初めて気づきます。
世間的に見ると、宇多はかなりの“美少女系”の部類に属していることを！
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親友に彼氏ができてしまった…急遽、作戦会議を行う！
「生理でイラついてんの？」
湊の機嫌が悪い日に、こんなデリカシー無し発言しちゃうあの宇多が…モテる！？
この笑えない宇多ギャグを聞いたとき、二階堂は確信したらしい。
たとえ太陽が西から昇ることがあっても、宇多が女に見えることはないと。
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なんと宇多は、よく知らないやつの告白を即OKして戻ってきました。
「すっげぇ！彼氏とか、お前…大人かよ！」
湊は、一歩さき行く宇多に尊敬の眼差しを向けます。
週末に初デートすることになった宇多のため、今日は基地作りをキャンセルして作戦会議をすることにします。
デートならおしゃれしなきゃ！
家に帰って、宇多＆湊はデート服のコーデを考えます。
あまり服を持っていない宇多。
霧島家の決まりは“おねだりは月1コまで！”なので、道着を買ってもらった今月はムリ。
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堪らず、柚木家の末っ子・岳（CV.寺澤百花）がある提案をします。
恋愛経験者の長男坊が、グッとくる彼女服を語る。
「彼女がいたことがある隼兄さん（経験者）の意見を聞いてみるのはどう？」
岳の提案を受け、嬉しかった彼女のデート服を電話で兄に聞いてみることに！
「俺の傷をえぐる気？」
湊に聞かれた柚木家の長男・隼（CV.岩崎諒太）は怪訝な声を出します。
結局、可愛い弟の頼みを断ることができない兄は真摯に答えます。
ワンピースや淡い色みでモチーフ（デザインや柄）がかわいい感じの服。
レース多め、ダボッとしてないスリム系のズボンやショートパンツ系。
「生足が見えると、やっぱグッとくるんだよな！」
「…なんかお前、気持ち悪いな。参考にはなったわ！」
ノッてきた兄に、湊がショックな捨て台詞を放ちます。
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「やっぱお前は頼りになる親友だ！」
まだ彼氏の名前もうろ覚えな宇多は大喜びします。
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ちょっと拗ねた湊に、兄は念のため同じ質問をします。
「告白されたことないけど、俺カッコイイからいまからいっぱいされる！」
湊が断言します。
俺の方が、仲良しなんだから！納得できない！！
「いままで一緒にいられなくなるし…湊は寂しくなるな。」
男の湊が宇多と仲良くしてたら、彼氏がヤキモチを妬くと隼が教えます。
宇多と遊べなくなるなんて…考えてもみませんでした。
絶対にイヤだ！
ショックで夜ごはんも食べずに寝込んだ湊は、熱を出しちゃいます。
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久しぶりの発熱でした…
「なにか買う小遣いももうないし…親友のためならデザート我慢する！」
食いしん坊の宇多は、湊のためにお弁当のデザート（オレンジ）を残して尊に託します。
宇多からのお裾分けをもらう湊。
オレンジを頬張りながら、宇多のことを考えます。
小学4年生の宇多と初めて会ったあの日から、俺たちはずっと親友。
俺の方が、宇多とずっと仲良しなんだから！
名前も覚えてないような奴のせいで、宇多と遊べなくなるなんて納得できない！！
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デートぶち壊し計画！
自分と宇多の良好な関係を継続しなければ！
デートおよびデート後に起こる事象について考えた湊。
体調不良および発熱し、熟慮した結果…
一緒に遊べなくなるのが嫌だから「別れさせよう！」という結論に至ります。
湊は、尊と二階堂を連れて、デートを尾行しに行きます。
「デートをぶち壊して、絶対別れさす！」息巻く湊。
湊が選んだ服を着て、待ち合わせ場所にやってきた宇多。
「俺が奢るから大丈夫。俺、彼氏なんだし。」
純粋に、宇多は奢ってくれる彼氏に感動します。
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途中からは、宇多だけがバクバクと楽しそうに食べます。
「どうやってぶち壊すわけ？」
二階堂が計画を聞かれ、ノープランで焦る湊。
尊に森田のパンツを脱がして来い！と、無謀な命令をします。
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さすがにこのヤバい命令には従わず！
俺が男で、親友が女だと、ダメなの？
宇多に彼氏が出来る度にぶっつぶすのは無理な話。
たとえこのデートがダメになっても、根本的な解決にはなりません。
恋愛は、ひとたび恋愛モードに突入すると“それしか見えなくなること”も多い。
彼氏ができるということは…
相手との時間を作らなくてはいけないし、親友との時間は減るのが必然です。
湊にだって、これから彼女ができるかもしれない…
女子は男子より、女友達がいるのを嫌がる確率が高い。
小学生のときに初彼女で苦労した二階堂が、問題点を明らかにします。
「そのときはどうするんだ？」
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俺が男で、親友が女だと、なんでダメ？
どうして、大人になると一緒にいる時間が減っちゃうんだよ！
湊には理解できません。
ずっと一緒にいられる方法を教えてやろうか？
「俺は、宇多とずっと一緒にいたいんだよ！」
悲しいのも寂しいのも、宇多と遊んでいる楽しい時間が埋めてくれました。
「家族だから…俺はずっと一緒にいるよ。」
釈迦な尊が、弟を励まします。
遠くの婿にでもなれ！と湊が反発します。
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二階堂は、湊にとっておきを教えます。
藁をもすがる思いの湊が、二階堂の言葉に全集中します。
「お前と霧島が付き合えばいいんだよ。」
アニメ『柚木さんちの四兄弟。』の次回に期待するもの
男女の友情は成立するのか？
これは難問です。
はじめて1話で完結せず、2話またぎになりました。
果たして、湊が感じている宇多への気持ちは“恋”なのか？
第6話、湊の決断に注目です！