エンドレスで見ていられる柚木兄弟の優しい日常!
第12話(最終話)のタイトルは「四兄弟の一日」。
柚木家の末っ子が、日記をつけはじめました。
優しい3人のお兄ちゃんとの尊い日々を、末っ子目線で綴ります。
悲しくて寂しいこともあるけれど、寄り添って幸せに生きる柚木四兄弟。
みんなで亡き両親のお墓参りに行った日…
とっても素敵なことが起こります!
確かな幸せを感じるラスト3分。
心がぽかぽか温まる、最高の笑顔に出会えます!!
目次
アニメ『柚木さんちの四兄弟。』前回第11話のあらすじと振り返り
柚木家長男・柚木 隼(CV.岩崎諒太)が、風邪でダウンしました。
今日は、向かいの霧島家が、家族で温泉旅行に行く日です。
せっかくの家族旅行に水はさせません。
寝込んでいる隼の病状は伏せました。
三男・湊(CV.櫻井みゆき)は、「隼はいまうんこ中!」ってウソをつき、霧島家のみんなを見送りました。
弟たちは、3人で兄の看病をすることを決意!
次男・尊(CV.戸谷菊之介)&末っ子・岳(CV.寺澤百花)が家の家事を。
家事が不得手な湊は、隼の病院に付き添います。
お医者さんに診てもらい、薬も飲んで、一旦は快方に向かった隼。
しかし、夕方すぎからぐんぐん熱が上昇し…39℃を超えました。
フラフラで、トイレに行くのもままならない感じです。
隼がいなくなってしまうかもしれない。
湊は急に不安になります。
「助けて!」
堪らず、湊は霧島家の母・咲(CV.M·A·O)に電話をしました。
すぐに旅行を切り上げて戻ってきてくれた霧島家のみんな。
隼は、咲の車で休日の当番医の所へ…点滴を打ってもらいました。
咲は、柚木家に泊まり込みで看病してくれました。
咲の背中に、湊は在りし日の母のことを思い出します。
この日、湊ははやく大人になりたいって強く思いました。
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いつも頑張ってくれる長男のために、
弟たちが頑張る姿に感動!
第12話(最終話)も、兄弟の絆をより強く感じられるお話です!
【ネタバレあり】アニメ『柚木さんちの四兄弟。』第12話(最終話)あらすじと感想
カワイイ末っ子が日記をつけはじめる。
柚木家の四男・岳(CV.寺澤百花)は、公民館のお楽しみ会で日記帳をもらいました。
「俺の毎日は至って普通。改めてしたためるほどのことはない…」
ポツリと言ったその言葉に、親代わりの長男・隼(CV.岩崎諒太)はハッとします。
隼は、どこにも連れて行ってあげられなくて…と反省します。
頑張り屋の長男は、みんなをどこかに連れて行けるように頑張ると固く決意します。
隼に謝らせてしまったことを、岳は申し訳なく思います。
「岳さん。出来事だけじゃなく、感じたことを書いてもいいんだよ。」
柚木家次男・尊(CV.戸谷菊之介)がアドバイスします。
「俺への気持ち書いて!俺とガクちゃんの絆は、普通の兄弟とは次元が違う!ガクちゃんが何書いてくれるか楽しみだなー!」
柚木家三男・湊(CV.櫻井みゆき)は、ごりごりのブラコン発言をします。
すぐに尊は、日記はプライベートなものだから誰も見ちゃ駄目!と注意します。
見られないと知り…湊はがっくり肩を落とします。
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デキる男・尊の助言のおかげで、岳は日記を書けそうな気がしてきました。
さっそく、日記を書きはじめます。
一番最初は、隼が岳のために急いで帰ってきてくれた日のことを書きます。
変に謝ってしまうと、相手にかえって気をつかわせてしまう
テレビ番組で紹介された“物忘れに効くサワラの酒蒸し”を食べたい…
そう言っていた岳のために、隼がはやく帰ってきてくれました。
「すまない…俺が軽率に発した言葉で、兄さんにムリをさせた。」
「ムリなんてしてないよ。いつも我慢ばかりさせて…だから、せめて食べたいものくらい作ってあげたいんだ。」
自分の不甲斐なさに落ち込む兄へ、弟が優しく声をかけます。
「誤解させてすまない。サワラの酒蒸し楽しみだ…俺にも手伝わせてくれる?」
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今晩のおかずがサワラの酒蒸しだと知ると、ハンバーグ食わせろ!と大騒ぎ!
「岳のリクエストだけど?」と、隼。
それを聞いて一転、岳ラブな湊はサワラの酒蒸し大好き少年になります。
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恐るべし、岳パワー!
変に謝ってしまうと、相手にかえって気をつかわせてしまうものなのだと。
日記とは…己の考えを整理したり、その日学習したことの復習にもなります。
日記の良さに気づいた岳は、満ち足りた気持ちで眠りにつきます。
次男は孫って感じで、末っ子は旦那って感じ!
ある日、おおらかで素直な性格の湊が、盛大な赤点をとりました。
賢い尊が、湊に勉強を教えます。
尊にだけは素直じゃない湊は、反抗的な態度ばかりとります。
「ありがとう。」
冷たくされるたびに、尊は穏やかな顔で湊にお礼を言います。
尊と湊の会話は…しょっちゅうかみ合ってないように思える岳。
ふたりだけにしかわからない世界があります。
それを少しだけ、末っ子は羨ましく思います。
「湊!」
いつもは温厚な隼ですが、こと勉学のことになると厳しい。
弟たちの将来を思えばこその厳しさです。
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ふと感じた疑問を、岳は隼にぶつけてみます。
小学5年まで一人っ子だった隼は、弟が生まれるって聞いても実感が湧きませんでした。
お母さんのお腹が大きくなるにつれて、少しずつ実感していったと話します。
尊が誕生したときはすごく嬉しかったと。
…ただ、あまりにも年が離れているので、隼にとって尊は孫って感じ。
両親が存命の頃は、ひたすら可愛がればいいという素敵なおじいちゃんポジに隼はいたらしい。
岳は、両親亡きいま…
親代わりの隼は“厳しい面をもたねければならなくなったのだ”と理解します。
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隼兄さんはときどきよくわからないと、心の中で思う岳。
俺(弟)って、どんな存在?
尊兄さん&湊兄さんから見た俺は、どんな存在なのだろう?
あの可愛がってくれ方をみると、やはり孫?
ある雨の日、読書にいそしむ岳のことを見つめながら湊がいいます。
「息してるだけでかわいいな…岳ちゃんは俺の天使です!」
天使と孫の違いはいかようなものであろうか?
揺るぎない愛情を注いでくれる兄へ、岳は感謝の意を述べます。
「光栄だ…俺ほど幸せな弟は、そうもこの世にいまい。」
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「俺も弟が息してるだけでかわいいですから…更に言うとね、俺は湊がたとえ息をしていなくても愛せますよ。フッ」
そして、尊は岳への思いを語ります。
「因みに、岳さんは俺にとって…小さく愛おしい弟でありながら、同時に俺の心を激しくかき乱すライバルです!」
すると、老師・岳はこう返します。
「年の離れた俺を同列に並べてくれるとは、光栄なことだ。」
今日も、尊は組み合ってもらえませんでした。
弟に対する捉え方がいろいろあるって、岳は知りました。
雨降りのお墓参り。
10月8日あめ、柚木家四兄弟は揃って毎月向かうあの場所へ。
足が大きくなって尊が長靴を卒業したと聞き、
玄関先で湊が長靴イヤだと駄々をこねはじめます。
「湊はこれでもかというぐらいに体を労わって…長靴姿、カワイイ。」
尊の言葉で、より意固地になる湊。
すると、柚木家の湊さばき人・岳が兄に優しく声をかけます。
「俺も長靴だ…お揃いだな。」
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岳のスゴテクに、すこし嫉妬しちゃう尊。
月命日やその近くの休日は、必ずみんなで訪れます。
バスの中、四兄弟は一言も言葉を発しませんでした。
岳は、流れる車窓に…
幼稚園生の岳が幸せそうに両親と手を繋いでバスを待つ姿が見えました。
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思い出せる両親の記憶は少なく…
ただ、優しくて、温かくて、とても好きだったという気持ちだけが思い出されます。
墓前で手を合わせながら、会いたいけどもう会えないのだという現実に胸が苦しくなります。
涙がこぼれ落ちそうになる寸前で、湊が岳を呼びます。
優しい兄さんが3人もいる俺は、本当に毎日幸せだ…
いつの間にか雨はあがっていました。
湊を見上げると…岳と同じように、湊も目に涙を溜めていました。
「見ろ!」
湊が指さした空へ、岳が視線を向けるとそこにはでっかい虹!
それはそれは素晴らしい光景でした。
目に涙を溜めながら、隼が「晴れたな!」と笑顔になります。
涙を拭いながら、尊が微笑みます。
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隼の提案に、湊は大賛成します。
岳の日記のネタになる場所に行こう!と、尊。
「岳、どこ行きたい?」
兄たちが、聞いてくれました。
「俺は…兄さんたちと一緒に行けるならどこでも!」
岳は、にこっとしながらこう答えます。
謙虚すぎる末弟の言葉に、みんな笑いだします。
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親のいない俺をかわいそうだという大人もいるけれど…
優しい兄さんが3人もいる俺は、本当に毎日幸せだと。
アニメ『柚木さんちの四兄弟。』まとめ
ラストは交換日記で揉める仲良し四兄弟の姿にほっこり。
胸を締め付けられるような切なさもあり、
温かすぎて泣ける優しさもあり。
最後までずっと、心を掴まれました。
笑顔が絶えない柚木家四兄弟に、大いに癒された12話でした!