困ったときに「助けて…」って言える人はいますか？
いま、フッと頭に浮かんだその尊い人を…
私たちは大事にしなければなりません。
第11話のタイトルは「隼、風邪をひく」。
柚木家の大黒柱が風邪でダウン。
弟たちが兄の看病を頑張ります。
ところが、隼の熱は39度まで急上昇…
どうしようもなくなったとき、困った彼らを助けてくれたのはあの人たちでした。
最終話1つ前は、人のありがたみを感じる最高に優しいストーリーです。
目次
アニメ『柚木さんちの四兄弟。』前回第10話のあらすじと振り返り
海星中等部のスーパースター・柚木 尊（CV.戸谷菊之介）。
柚木家次男の彼は、中等部の女子のほとんどが憧れる存在です。
成績優秀でなんでも器用にこなす尊だけど、絶対に叶わない人物が身近にいます。
尊が絶対に勝てない相手は、柚木家末っ子の岳（CV.寺澤百花）。
岳は、小学校1年生とは思えない、まるで老師のような言動をするんです。
例えば、柚木家三男の湊（CV.櫻井みゆき）との絆マウントをとった尊へ…
岳老師はこう返します。
「そうだね。年の近い2人の絆には俺などが割り込む隙もない。羨ましいかぎりだ。」
重度のブラコン尊が、湊に溺愛されている岳へ…
湊争奪戦を仕掛けても、デキる末弟は組み合う（争う）ことすらしない。
そんな岳に、いつも尊は完全敗北します。
その度に兄は、自らの未熟さを痛感して「まだ僕は修業がたりない」と反省します。
どんな状況も俺得に楽しめちゃう中1男子・尊は、ある結論に辿り着きます。
結局…湊も可愛い、岳も可愛い。
その可愛い弟たちが仲良しで、とても幸せだと。
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第11話、頑張り屋の長男・隼（CV.岩崎諒太）が風邪をひいちゃいます。
仲良しの弟たちが力と心を合わせて頑張ります！
【ネタバレあり】アニメ『柚木さんちの四兄弟。』第11話あらすじと感想
長男の隼が、風邪をひく。
ハナウタを歌って、えらくご機嫌な霧島宇多（CV.松岡美里）。
理由をたずねたら…明日、久しぶりに家族で1泊温泉旅行に行くらしい。
宇多の母・霧島咲（CV.M·A·O）の職業は警察官なので、土日お休みは稀なのです。
霧島和歌（CV.唯野あかり）も、お泊りできるのが嬉しくてたまらない様子。
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柚木家長男・隼（CV.岩崎諒太）は、微笑みながらその話を聞きます。
柚木家末っ子・岳（CV.寺澤百花）の髪を乾かしながら、隼が特大のクシャミをします！
「今日はすこし寒いな…」と隼。
湊＆岳はちっとも寒くありません。
花粉症デビューだ！と湊が兄をからかいます。
翌朝、湊は異変を感じて飛び起きます。
いつも漂ってくる朝食の美味しいにおいが、今日はしない…
隼の部屋に行くと、まだ隼はベッドの中！
「ダメだなー隼起きろ！」
湊は寝坊をいじりながら、寝ている兄に覆いかぶさります。
「湊ストップ！」
今度は、柚木家次男の尊（CV.戸谷菊之介）が異変に気づきます。
布団をめくると、隼が苦しそうに息を荒くしていました。
38度の熱がありました…
風邪をひいているのに、隼は起き上がって朝食を作ろうとします。
「安静に寝とけ！」
湊が布団を被せて寝かせます。
隼はいまうんこ中！
車のクラクションが聞こえて、尊と湊と岳の3人は外へ。
「おはよー行ってくるね！あれ、隼くんは？」
向かいに住む霧島家の家族が、車に乗って旅行前の挨拶をしてくれます。
長男が出て来れなかった理由を正直に話そうとする岳の口を、咄嗟に湊が塞ぎます。
そして彼は「隼はいまうんこ中！」ってウソを言いました。
霧島家の車を見送った後、岳がなぜウソをついたのか理由をたずねます。
「宇多も和歌も楽しみにしてた旅行…心配かけたらいけないだろ。」
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感動して「みなときゅん…」って言っちゃう尊w
兄の立派な発言に岳も感動。そして、素朴な疑問をぶつけます。
「きょうは隼兄さんの看病、がんばりましょう！おー！」
尊が弟たちをまとめます。
まずはみんなで協力して朝ごはんを作り、隼の所へ。
「俺たちだって役に立てるから…家のこともやっておく！」
「おまえたち…ありがとう。いい子に育って！」
弟たちの言葉が嬉しくて、隼は感激の涙を流します。
病院へ…三男の看病メモ。
土曜の診察は午前のみなので…朝食後、急いで隼は病院に行くことに。
最初、隼は病院に行くことを渋っていました。
「細胞が生まれ変わる速度よりも、死滅する方がはやくなると言われる25歳に…兄さんはリーチがかかっているのですよ？人類の英知に頼るべきかと！」
トライしてガッテンで仕入れた情報を駆使して、尊が頑なな兄の説得に成功！
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因みに…
隼は韓流ドラマが好き。
尊は植物の生態を擬人化して説明する某番組を好み、
湊は大ヒット少年漫画系のアニメが大好きです。
仲間外れにしないでと、ホンモノの長男（隼）が悲しそうにします。
「俺では小さくて隼兄さんを支えられない…湊兄さんに引き受けてもらいたい。」
岳が、家事をやりたがる湊を穏やかに説得します。
こうして、家事が不得手な湊が、隼の病院に付き添うことになりました。
かかりつけ医に行くと、受付のお姉さん（CV.南雲希美）が湊に話しかけます。
「湊くん、またお熱でた？」
「ちがうよ…きょうは隼！俺が支えてやるの！」
先生（CV.前田 雄）とも同じやりとりがなされます。
喉が赤く、食欲もない隼。
38.5℃を超えてツラい時は飲むようにと、頓服の解熱剤を処方してもらいました。
湊は、先生が言ったことをメモ帳に書きます。
「湊くん、しっかり看病ガンバレ！」
先生は、張り切っている湊に飴玉を3個くれました。
風邪快方へ！？
昼食のおかゆを食べ、薬を飲んで…隼はベッドへ。
しばらくして、隼の額に触れると熱が下がっていました。
「冷たくなってる！」と喜ぶ湊。
「その言い方はちょっと…」とツッコむ岳。
「兄さんは安らかな眠りについている…夜ご飯買いに行こう！」
確信犯な言葉のチョイスをする尊にも、岳は「だから言い方が…」とツッコミます。
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夜は、病院の先生もおすすめしていたうどん（冷凍の鍋焼きうどん）にすることに。
隼と同じ鍋焼きうどんにすると言う岳。
すると、湊が「俺もガクちゃんと一緒にしよ～！」と言い…
続いて、尊も「俺も湊と一緒にしよ～！」って言います。
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ご飯食べて、薬と栄養ドリンクを飲んで、眠って…
明日になったらきっと元気になる！
このとき、弟たちはそう信じて疑いませんでした。
助けて！
ところが、隼の熱は39度を超えました…
解熱剤を飲み、1時間経っても、熱は下がりません。
できることはすべてやったけど、隼はずっと苦しそうにしています。
17時すぎても、熱はあがる一方。
かかりつけ医の診察時間は終了していて、高熱の兄を運ぶのは自分たちではできません。
フラフラになりながら、起き上がった隼。
尊に肩をかりてトイレに行ってもどしてしまいます…
「寝てたらよくなるから大丈夫…」
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そして、湊は泣きながら電話します。
「助けて！」
咲に電話しました。
旅行を切り上げ、霧島家のみんなが戻ってきてくれました。
休日の当番医の所へ、咲が隼を車に乗せて連れて行ってくれます。
隼たちの帰りを待ちながらの夕飯。
「…せっかくの旅行だったのにごめん！」
湊は、霧島家の家族旅行を邪魔してしまったことを謝ります。
「よく我々を頼ってくれた。ありがとう。困ったときに助けを求めるのは大切なことだ。」
霧島虎次郎（CV.立木文彦）が、自分を責めないよう湊に言います。
「旅行はまた行ける。それより、お前たちの役に立てることの方が100倍嬉しい！」
宇多＆和歌が、親友に声をかけます。
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はやく大人になりたいって強く思った夜。
隼は、病院で点滴を打って帰ってきました。
念のため、咲が柚木家の客間に泊まって様子を見ることに。
夜中ときどき起きて、咲は隼の様子を何度も確認してくれました。
湊が熱を出したとき…
母や隼がしてくれたのと同じようにしてくれました。
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眠っている湊の横にあったのは、隼のために湊が書いた看病メモ。
それを見た咲は、心がぎゅってなります。
・38.5℃以上でとんぷく
・うどんかおかゆ
・休日は当ばん医
・汗をかいたらきがえ
・夜はときどきようすをみにいく
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風邪がうつってしまった尊は、なんと若さゆえなのか1日で回復！
「熱が出て、逆にデトックスされました！」と、尊。
一番大変だったのは咲で…
治るまで、彼女は1週間も寝込みました。
アニメ『柚木さんちの四兄弟。』の次回に期待するもの
この作品にたくさん詰まっている…
人を思いやる気持ちの尊さにいつも胸がキュッてなります。
家族だけじゃなく、まわりで心を砕いてくれる人たちをもっと大事にしたいなって思った回でした。
もう第12話（最終話）と思うほど、あっという間でした。
最後までこのすてきな柚木家を見守りたいです。