漫画家（ともさかりえ）は思います…
大事な人たちに、ふだんから愛を伝えよう！と。
ですが、この尊い決意は数分で忘れ去られることに…！
まともな思いが一瞬で消えるくらいに、
第9話は“ふつうではないこと”が次々と起こります。
おふろcafe utatane（大宮）のサウナコタにて、フィンランド式初体験！
とてもいい気分で帰宅したら…なんと、自宅が呪われていた！！
どの程度かというと、霊媒師（ニクまろ）がビビるほどの呪われっぷり。
そして、弟（須賀健太）が霊に憑依されてしまいます。
霊の存在に怯える弟へ…
漫画家の姉は、トンデモない質問を投げかけます！
目次
ドラマ『湯遊ワンダーランド』前回第8話のあらすじと振り返り
描きたい漫画家・きつこ（ともさかりえ）には、刺激が必要でした。
銭湯を牛耳るヌシ（大島蓉子）にその刺激をもらおうと上野・寿湯へ！
ところが、何度通ってもヌシに会えません。
ある日。とうとう、サウナ室のヌシの特等席に座る人が現れます。
そのくせが強めな新ヌシ（高田聖子）から、きつこは「日の入り後に気をつけろ！」という謎の忠告を受けます。
なぜか恋しいヌシのことを思いながら、きつこは脱衣所で涙を流します。
漫画を描けない日々が続き…
きつこは、サウナに頼らずに描ける方法を探します。
そうだ、イメージに必要な右脳を鍛えよう！
右脳を育てるため、きつこはいろんな脳トレを試します。
アシの沼崎（樋口日菜）に協力してもらい、きつこは右脳派99％の新境地へ！
それでも、描けないものは描けませんでしたw
フェイクプレーンが、巨匠・宮崎駿もまあまあ悩んでいると教えてくれます。
名も知らぬ宇宙人から、慰めてもらうきつこなのでした。
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漫画家女子の感情の振り幅の大きさに驚かされた第8話。
第9話も、漫画家女子のカナシミと狂気に触れます。
【ネタバレあり】ドラマ『湯遊ワンダーランド』第9話あらすじと感想
社会の常識に負けそうになったなら…はしごサウナだ！
サウナ帰りの漫画家・きつこ（ともさかりえ）は、ハイテンション！
高円寺の商店街を歩きながら、きつこの心の声がついダダ漏れします。
じゅげむの揚げ物を買い食いして、思わず「うまーい！」が漏れるきつこ。
通行人からジロジロ見られて、我に返ります。
日本社会の常識にやられてしょんぼり。
せっかく得たサウナ効果が薄れていくのを感じます。
サウナ効果を…
ビンビンに研ぎ澄まされた五感を…死なせちゃダメだ！
この流れは、はしごサウナ！！
持続可能な快感を手にするのだ！！！
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大塚愛さんの「Vanity（大沢伸一より）」が流れ出す！
辿り着いた頃には、すっかり日が暮れていました。
銭湯内のおしゃれな雰囲気に圧倒され、
デートでととのいに来ていたカップルのいちゃ甘な雰囲気にも圧倒されます。
まんきつは満喫するぞ〜！
再び、きつこのテンションがあがります。
おしゃれに遊べる銭湯、おふろcafe utataneへ！
おふろcafe utataneの本棚へ…
きつこは、持参した自らの漫画をこっそり置きます。
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アラサーちゃん作者・峰なゆか先生の言葉が絶妙！
これが、巷で噂のフィンランド式サウナを体験できるサウナコタ。
サウナ小屋の中は、天井からつるされたヴィヒタのいいにおいがします。
きつこは、先客の女性（hocoten）に断りを入れてから、ストーンに水を注ぎます。
ジュワーといういい音がして、熱が天から降り注ぐ！
人生は最高だなぁ…
優しいキモチがやってきて、気持ちよくととのいます。
化粧水（極潤）で肌を満たし…今度はお腹を満たす番！
カフェで、美味しい卵を忍ばせた焼きカレーを注文。
クスリがなくても飛べるほどの味…夢中で頬張ります。
デザートに、角谷さん家のごくじょう卵を使ったうたたねジャープリンを頼みます。
大きなジャープリンを、近くの席のカップルはシェアしながら楽しんでいます。
昔ながらの硬め触感のプリンを、きつこは1人でぺろりと完食！
感覚が研ぎ澄まされたサウナの後は、すべてが増し増しでウマいのです！
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この家、何かいる！義妹（岩井七世）の切実な訴え。
ご機嫌で帰宅したきつこ。
家に入る手前で、巡回中のお巡りさん（水澤紳吾）に遭遇！
「笑うとこはじめてみました…！」
きつこをよくみかけていたというお巡りさんは驚きます。
いつも死にそうな顔をして歩いているので気になっていたらしい。
「最近お元気そう…何かあったんです？」
聞かれても、きつこはただただニコニコします。
お巡りさんはそれ以上聞かずに、笑顔で敬礼をして帰っていきました。
きつこは、心の中で叫びます。
お巡りさん…それはきっとサウナのせいです！と。
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家の中で、義妹・美衣子（岩井七世）が怯えています。
除霊の人を呼ぶべき？と、相談されるきつこ。
せっかく、リフレッシュしてきたのに…サウナ効果即消滅！
帰宅直後、急にホラーの世界へ誘われてしまいました。
穢れた万舟家へ、霊能者（ニクまろ）がやってきた！
「この家…呪われてると思うの。ここに来てから、みんな変だもん！」
美衣子の招集がかかり、万舟家の家族会議が開かれました。
霊能者に来てもらっては？と、美衣子が提案します。
「霊だとか言ってる奴は心が弱ってるんだ…俺は信じない。絶対に認めないからな！」
きつこの弟で美衣子の夫・やっちゃん（須賀健太）は、この話に背を向けます。
リビングからいなくなってしまうやっちゃん。
「ネタが欲しい…それはいいネタになりそうじゃないか。霊能者を呼ぼう！」
ネタに飢えたきつこが言いだします。
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内山田が来るとすぐ、カーテンが不自然な動きをします。
写真スタジオに入った彼は、鏡の多さを指摘（鏡収集はやっちゃんの趣味）。
黄泉の国への出入り口になりやすい鏡を、大量に置いておくのは危険とのこと。
「いま目が合った…すごいな、ここ。」
内山田は、ソワソワと居心地が悪そうにします。
「霊が見える証拠ない？」きつこは興味津々です。
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ノート片手に取材し続けるきつこ。
描けない日常を打破したい漫画家（ともさかりえ）が“幻”にハマる！
美衣子は気づいてしまいます…
無意識のうちに5個もお茶を用意してしまったことを！
いまここには3人しかいないのに、なぜ5個？
2体の見えない霊が、恐ろしくなります。
霊が見える内山田と、無意識のうちに霊の影響を受けている美衣子。
きつこは、2人が羨ましくなります。
「どうやったら霊が見える？私は霊を見て漫画に描きたい！描けない日常をなんとか打破したいんだよ！」
憑りつかれたような目をしてきつこが聞きます。
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きつこの圧にドン引きする彼。
漫画のネタ切れで焦るきつこは、万舟家に棲む霊に必死にお願いをします。
ある日、きつこの部屋の窓辺にカラスが現れます。
突然現れたこの“幻のカラス”に、きつこは心を奪われます。
ぴーちゃんと名前を付け、
ドックフード（成犬用）で餌付けをし、
きつこはカラスに笑顔を向けて毎日話しかけはじめます。
幻のカラス・ぴーちゃんが教えてくれたこと。
たった1匹の動物で、こんなにも日常が彩るのか！
ますますぴーちゃんに心酔していく、きつこ。
すっかり心を許し、ゆくゆく実現させたい山奥で漫画を描こう計画を語って聞かせます。
「ぴーちゃんも来る？…ありがとう、約束だよ。」
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「別れっていつだって突然…事件に巻き込まれたのかも。」
きつこは、アシの沼崎（樋口日菜）にツラい心の内を明かします。
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「私ね…周りの大事な人たちには、ふだんから愛を伝えようって思った！」
愛する弟へ、まずは感謝を伝えに行きます。
憑かれた弟（須賀健太）へ…漫画家の姉（ともさかりえ）が迫る！
「ねぇ、やっちゃん！いつもありがとう…？」
きつこは、弟の異変に気づきます。
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涙を流すやっちゃん。
恐怖で心が折れそうになっているのが伝わってきます。
「俺、どうしたらいい？姉ちゃん、助けてくれる？」
きつこは、弟を優しく抱きしめます。
そして、姉はこう言いました。
「…やっちゃん、どういう感覚か事こまやかに教えて。漫画のネタにしたい。」
弟は絶望します。
フェイクプレーンは呆れて言います。
「もういいから、早くサウナ行け！」
ドラマ『湯遊ワンダーランド』の次回に期待するもの
何にでも“憑かれる”のはキケンです。
最後の狂気に満ちたきつこの目が、一番ホラーでした。
第10話は、サウナ愛と社会性を取り戻すストーリー！
1匹の柴犬とのふれあいで、漫画家がラブを知る！？
一筋縄ではいかない“愛の話”が繰り広げられそうです。