いつの間にか見かけなくなって、
いつの間にか会えなくなって…なんだか無性にサビシイ。
いなくなってはじめて、あの人は意外にも心の拠り所だったのかもと気づくことがあります。
第8話はそんな感じのお話。
特別仲良しなワケでもないが、あの銭湯のヌシ(大島蓉子)が消えた…!
漫画家(ともさかりえ)は、ヌシロスで涙を流します。
…そして、漫画家は思いつきます。
サウナに頼らずに漫画を描くため、右脳派になろう!とw
アシ(樋口日菜)に協力してもらい、脳トレに励みます。
リラックスの向こう側(超右脳派)を目指し、
試行錯誤の果てに辿り着いた境地とは…?
目次
ドラマ『湯遊ワンダーランド』前回第7話のあらすじと振り返り
低気圧と霊の侵略をうける万舟家!
低気圧のジメジメのせいで精神になんらかの異常をきたした万舟姉弟。
姉で漫画家のきつこ(ともさかりえ)は、毒を出しに船橋のクアパレスへ!
サウナ室で、女性の2人組がカレーの話をします。
ふいに、生前とても可愛がってくれた祖母のカレーを思い出すきつこ。
無性に祖母が恋しくなって…涙。
毒と涙を出してスッキリしたきつこは、まだ闇の中から出られていない弟のやっちゃん(須賀健太)のためにスパイスカレーを作ります。
カレーで汗出し(毒出し)した弟も、正気を取り戻します。
直後、万舟家は原因不明の霊障に悩まされます。
このままでは漫画を描くどころじゃない!
セルフ除霊を調べつくした漫画家は、ある除霊法を試そうと北浦和の湯屋敷孝楽へ!
サウナ後、きつこはよく陽の当たる外気浴ブースに向かいます。
除霊効果があるという太陽光を丸裸で浴びます。
大股を太陽に向けて、股間にたくさん陽を当てます。
きつこの奇妙な行動にザワつく女湯!
恥も外聞も脱ぎ捨て、四つん這いで尻穴の日光浴をしたら…
かつてない感じで気持ちよくととのったきつこでしたw
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第8話でも、漫画家が身体を張ったオモシロ実験をします!
【ネタバレあり】ドラマ『湯遊ワンダーランド』第8話あらすじと感想
寿湯のヌシ(大島蓉子)が消えた…!?
今の私には、ヌシの刺激が必要だ!!
描けない漫画家・きつこ(ともさかりえ)は、久しぶりに上野・寿湯へ。
銭湯を牛耳るヌシ(大島蓉子)に会いたくて、サウナ室に向かいます。
残念ながら、ヌシには遭遇できず…
この日を境に、きつこの景色は大きく変わりはじめます。
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切ない感じで、大塚愛さんの「Vanity(大沢伸一より)」が流れ出す!
はじめは、軽くこんな風に考えて気長に待っていました。
時には、駅前で彼氏の到着を待つ恋愛ドラマのように…
ヌシがサウナ室に来るのを待ち焦がれてみたりもしました。
ところが、何度かヌシ出没時間帯を狙って訪れるも、一向にヌシは現れず!
もしかして死んじゃったの…?
段々と、きつこはヌシのことが心配になってきました。
ある日、サウナ室の扉を開けたら…
ヌシの特等席に他の女性が座っていました。
そこはヌシの席だから座っちゃだめです!とは言えず。
きつこはなんだかモヤモヤします。
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くせが強い新ヌシ(高田聖子)現る!!
こうやってあっさりヌシが入れ替わっていくのかな…
きつこは、寂しさを感じます。
ふいに、新ヌシ(高田聖子)と目が合ってしまいます!
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新ヌシが、きつこに話しかけてきました。
仕事の締切に追われてヤバいってずっと思っていたきつこは、心中をサクッと当てられてビックリ!
「おでこからチカチカ出ちゃってるよ…!」
新ヌシは、“人間のおでこからは何かが出てる説”を真剣な顔で語ります。
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新ヌシは、その子がおでこでどこかと通信していると考えている。
あんまりおでこからチカチカ出していると、弱みにつけ込むもののけが近づいてくると新ヌシはきつこに忠告して去っていきました。
新ヌシレベル高すぎ…旧ヌシぐらいが私にはちょうどいいかも。
きつこは、そう感じます。
他のサウナにいるヌシたちは、最上段の席を陣取る人が多い。
けれど、旧ヌシはこのサウナの門番みたいにいつも最下段である床に腰掛けていました。
出入りのときに避けないといけないのが面倒でした。
漫画家(ともさかりえ)、涙する…。
もしかして、邪魔になってるばあさんがいるって店側に苦情が…?
旧ヌシは、その苦情のせいで来られなくなったのかもしれません。
急に寂しさが押し寄せてきます。
水風呂に入るきっかけをくれたヌシ。
ぶっ殺す発言で、久々に生命の危機を感じさせてくれたヌシ。
笑いヌシ、かけ湯ヌシ、足組み替えヌシ…
いろんなヌシの姿が脳裏によみがえってきます。
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「ここ、温度低ッ!ヌシって、ただの暑がりじゃん!」
ヌシはサウナ好きなんじゃなくて、サウナに世間話しに来てただけなのかもな。
「ヌシじゃないかも…ハハッ!」
またひとつ、ヌシの真実を知りました。
きつこは、脱衣所で泣きました…
気遣って声をかけてくれた女性に、目薬をさしていただけとウソをつきました。
また会えるといいな。
この日、きつこはそう思いながら寿湯を後にします。
漫画を描くために、イメージに必要な右脳を鍛えねば!
まるで脳に分厚い幕がかかっているように、何も浮かびません。
締め切り1週間前で、編集者・高石(川島潤哉)も詰めてきているのに…
きつこ、描ける兆し全くなし!
サウナに行けば半日は持つ…
だが、政府がサウナ規制しはじめたらどうする!?
ずっとサウナに頼りすぎているので、今回は頼りたくありません。
「頼れるモノには頼ることが幸せの秘訣ですよ…」
サウナ行きをすすめる高石。
「うっせぇ不幸代表!!」
きつこは、高石に暴言を吐きます。
いますぐ、サウナに頼らずに描ける方法を探さないといけません。
そうだ…イメージに必要な右脳を鍛えればいいんだ!と、きつこ。
まずは“あなたは右脳派?左脳派?テスト”で、自分の脳を知ることからはじめます。
見事にきつこは…右脳50%、左脳50%のハイブリットタイプでした。
今日から徹底的に右脳を鍛えることにします。
右脳が育てば、2秒で描ける!
きつこは、高石にそう豪語しますw
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漫画家(ともさかりえ)&アシ(樋口日菜)の右脳トレーニングがヤバいw
右脳トレーニングがはじまりました!
①右目をふさぎ、左の視野を意識して本を読む。
②全力で音楽を聴く(窓辺で全力で指揮をしながら…)。
③左手で、すごくお上品に(微笑みを称えながら)ご飯を食べる。
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「沼崎~!」
脳トレ法が尽きていたきつこは、アシ沼崎のナイスアシストに歓喜します!
沼崎プレゼンツの右脳トレーニングがはじまりました!
①50mを一心不乱ダッシュ(膝の下が折れたと錯覚するほどの激走)!
②鏡の中の自分と喧嘩(右脳開けコノヤロウ!と自らに罵倒)。
③真っ暗な部屋で全裸ラジオ体操(沼崎が正座で見守る中、完遂)。
④すね毛でアリンコ作り。
⑤東京都内のツツジの蜜吸い。
⑥誰かとションベンをクロスさせる!
⑦まぶたを裏返す。
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自由に囚われすぎる不自由さを感じたきつこは、ある結論に至ります。
リラックス(圧倒的右脳派)の向こう側をめざして…
右脳を鍛えなきゃと思うこと自体が、左脳的な発想だったんだ!
自由になるためにはリラックスが必要…大事なのはリラックスすること!!
今日中にネームをやらないと間に合わないのに、きつこはリラックスを極めはじめます。
半目開きになりながら、1日中ありとあらゆるリラックス法を試します。
きつこは、リラックスの向こう側をめざします。
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ひたすら寄り添う沼崎アシの姿がシュール。
右脳99%、左脳1%という驚異的な数値を叩きだすきつこ。
「右脳派キター!これは2人で勝ち取った右脳派だ!」
きつこから上品なハイタッチを求められ、照れながら沼崎はそれに応じます。
圧倒的右脳派になったきつこは、漫画を描こうとします。
…だが、案の定描けず!
高石から「無駄な時間を過ごしたってことですね…」と冷たい言葉を吐かれます。
きつこと話し終えた高石はぼそっと呟きます。
脳みそ腐ってんじゃねーか、あの人。
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きつこは、強く決意します。
そんなきつこにフェイクプレーンからお告げが来ました。
「宮崎駿も、まぁまぁ悩んでるよ…」って教えてくれたらしい。
巨匠も悩んでいると知り、心からほっとするきつこなのでした。
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ドラマ『湯遊ワンダーランド』の次回に期待するもの
圧倒的右脳派…パワーワードすぎましたw
ヌシにまた会いたいです。
第9話では、フィンランド式サウナを体験!
本場のサウナ様式に触れます。
そして、なんと万舟家が呪われている問題勃発!!
霊能者が参戦し、大騒動に…来週も、面白くなりそうです。