サウナには、心を裸にする力があるらしい。
そして、大きな声では言えませんが…
サウナ上がりは感度がいいらしい。
彼氏が喜ぶからというドエロい理由で、
アシの沼崎ちゃん(樋口日菜)がサ活女子になりました!
第11話では、漫画家(ともさかりえ)と沼崎ちゃんコンビが都会型サウナ・改良湯(東京都渋谷)へ。
そこで、おしゃれな都会女子にはもれなく“あれがない”ことを発見!
そして、彼女はシン・漫画家へと進化!
ラスト、彼女は松本湯(東京都中野区)を再訪し…スゴイことに!
“シン体験”で心がツルツルになる…最終回1つ前がはじまります。
目次
ドラマ『湯遊ワンダーランド』前回第10話のあらすじと振り返り
私どうしちゃった?
漫画家・きつこ(ともさかりえ)がサウナにハマって3か月。
きつこは、サウナに対してすごく口うるさくなりました。
オアシス御殿場(静岡)に行き、新ヌシ(高田聖子)に相談します。
「アンタにはラブが足りない!」と、新ヌシ。
愛って言われると途端に面倒臭いけど…
なんとなく心に響いたきつこは、3年ぶりに実家に電話をします。
両親(特にお父さん)の愛が強めに飛んできて、途端にめんどうになってはやめに終話。
彼女は、サウナから愛を学びました。
社会性を養うため、万舟家で一時預かった柴犬の散歩係なったきつこ。
早朝に散歩してたら、公園の隅っこを黙々と歩くおじさん(板垣雄亮)に出会います。
数日経って、すこし顔見知りになったすみっこおじさんと会話して大失敗!
自意識過剰なきつこは、大恥をかきます。
肥大した自意識を抱え、松本湯(東京都中野区)へ。
ロッカーの鍵を飛ばすアクシデント勃発!
そのせいで、きつこは銭湯のおじさん(瓜生和成)に全裸をさらすハメに!
赤っ恥をかいたきつこは、自意識を捨てました…
おじさんの冥土の土産になるだろうと、裸を晒したことを前向きに考えることにしたのでした。
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生きにくさを感じている大人の心にじんわり響いた第10話。
第11話では、漫画家が“大きな幸せ”をつかみます!
【ネタバレあり】ドラマ『湯遊ワンダーランド』第11話あらすじと感想
漫画家(ともさかりえ)は、人の人生の選択には関わらないって決めている。
ネタ降臨の儀(いわゆる神頼み)に精を出す、漫画家・きつこ(ともさかりえ)。
相変わらず、描けずに悩む日々。
漫画アシの沼崎(樋口日菜)が、絶賛迷走中の雇い主・きつこに声をかけます。
「ここ…今度、一緒に行きません?」
沼崎は、きつこに東京都渋谷区にある銭湯・改良湯のHPを見せます。
沼崎のサウナー入りを喜ぶきつこ。
サウナ上がりは感度がいいので、彼氏が喜ぶからと…動機はエロ。
沼崎はぶれません。
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イタズラきつこが、こっち(視聴者)に見せてくる場面アリ。
「相談があるなら行けない。私、人の人生の選択には関わらないって決めてるから!」
悩みは先生に相談しないと言い切る沼崎。
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大塚愛さんの「Vanity(大沢伸一より)」が切なく流れ出す!
改良湯は、“しゃれおつな都会型の銭湯”でした。
華恋(新谷姫加)と愛子(アンジェラ芽衣)の復縁恋バナ。
きつこが中温風呂に浸かっていると…
華恋(新谷姫加)と愛子(アンジェラ芽衣)、若い女子2人組が恋バナをはじめます。
【恋バナ内容】
元彼シオン(斎藤工似)から連絡があって海へ行った。
そしたら、現在彼女持ちのくせにシオンが「キスしていい?」って聞いてきた。
今カノに悪いって躊躇してたら…
「この匂いが落ち着く」って急に抱きしめられた。
…つい、雰囲気にのまれてキスした!
絶対ヤリチンじゃん!
脳内でツッコミを入れながら、その恋バナに耳を傾けるきつこ。
「復縁してもまた浮気しそう…復縁してもいいかな?」
こう問われた友は、達観したいい女風女子の「男はみんな浮気する」発言と「いいんじゃん」という背中押し発言で返します。
サウナで感覚がビンビンに研ぎ澄まされたきつこからすると…シオンはない!いますぐ切れ!と忠告してあげたい。
でも、そんなおせっかいをする勇気ナシ。
また別れることになったら、そんときはそんとき…
華恋と愛子は、そう結論づけて恋バナを終わらせます。
きつこさんは「セーラームーン」描けないんですね…
「シオンは確実にない。悪性のヤリチンです。」
サウナで合流した沼崎に全部話しました。
「相談されて背中押した子が、逆恨みされなきゃいいけど…」と、きつこ。
きつこが他人の心配をするなんて珍しい。
それに、人の人生の選択には関わらないって言ってたのに。
沼崎はそれらが気になってたずねます。
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しかし、サウナには心を裸にする力あり…!
よかれと思い、女友達と遊び人の男との恋の背中を押しました。
破局してボロボロになった女友達から、きつこは逆恨みされました。
ヤリマンだとか、乳首に毛が生えてるとか…
その子にあることないこと悪口を吹聴されました。
その苦い経験から、責任が取れないので人の人生の選択には関わらないと決めたんです。
「じゃあ、きつこさんは「セーラームーン」描けないんですね…」
沼崎も自分語りは痛い語り派ですが、サウナパワーで心が裸に!
「セーラームーン」を見て漫画家になろうと決めたと明かします。
都会のおしゃれサウナ・改良湯にて…ある重大発見アリ!
沼崎の人生に大きく関わった「セーラームーン」。
ゆえに、きつこは人の人生の選択に関わるような漫画を描けないってことになる。
そう指摘されて動揺したきつこは、サウナ室を出ます。
「セーラームーン」ばりの名作を描けちゃったらどうしよう…
水風呂に入ると、描けない漫画家は本気でそれに悩みます。
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2人とも…パイパンだ!
視界をもっと広げたら、この場所にいる子はみんな下の毛がツルッツルで…!
都会のおしゃれサウナ、みんなパイパンだ~!
この銭湯内で生えているのは、きつこだけ。
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本日2回目の大塚愛「Vanity(大沢伸一より)」
それは、都会的な感覚…
さりげなく人の選択に関われるドライさ(都会的なドライ)。
答えはパイパンにあり!!
脱衣所で、きつこは沼崎に宣言します。
「私はそっちの景色を見に行く」と。
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「きつこ、パイパンにする」と。
シン・漫画家(ともさかりえ)は、松本湯を再訪する。
パイパンにしたのに…名作も、B級漫画すら描けません。
このままじゃ剃り損!
すっきりするどころか、なんだかチクチクします。
突然、きつこの弟・やっちゃん(須賀健太)が部屋に入ってきます。
「姿勢が悪い…絵と骨盤が歪むぞ!ひいては、人生もゆがむ。」
もしかしたら、霊の件(第9話)で姉を恨んでいるせいなのか…
弟は、姉にありったけの意地悪を吐きます。
身内限定の格安貸しにつられて、やっちゃん宅に住みはじめたけど大失敗でした。
パイパンにしたのに、どうしたら救われる?
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今日は、気分転換もかねて少し遠回り。
知っている街の知らなかった一面を幾つも発見し、ちょっと楽しくなります。
散歩は終わり…サウナの始まり。
松本湯へ続く道を眺めながら、映画のタイトルみたいなフレーズが浮かびます。
銭湯のおっちゃん(瓜生和成)に、サウナバンドを巻いてもらいながら思います。
前に裸を見られたときは、パイパンじゃなかったんだよな…
そう考えると、見られていないようなものだな!
お行儀の壁を超えた先にあったモノ!
サウナ室に入ると、巨大氷をじゅるじゅると舐め食べる女(名越佳代)がいました。
いいなぁ…私も今度やってみよう!
恥も外聞も気になるきつこは、あれこれ考えてそれの実行をためらいます。
サウナを出ると、今度は水風呂に潜る女(藤本貴子)に遭遇!
とても気持ち良さそうに、水風呂から出てきます。
え…頭まで潜っていいの?
やってみたいけど、お行儀の壁が…怒られるの嫌だし。
「変わりたくて私たちとサヨナラしたんじゃないの?」
きつこが剃った下の毛が語りかけてきます。
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衝撃でドボンと水風呂に潜ります。
潜るのってこんなに気持ちいいんだ!
いまだかつてない最高の脳パカが訪れます。
低俗と連呼する弟(須賀健太)に負けない!
行儀や人目ばかりを気にして、いままで大きな幸せを逃してきたのかもしれない。
家に帰ると、さっそくきつこはデカ氷を作ります。
「そんなことして怒られない?」
やっちゃんに言われても気になりません。
パイパンにしなければいけないのは心の方でした。
世間体やしがらみで毛羽立った心をツルツルにしなければいけない…
自由というカミソリで!
「それを説明するために下の毛に例える必要が?」
スルメの足をしがみながら、弟は描けない姉に鋭利な言葉を連発します。
生き方が低俗だから言葉も低俗になる…そのうち魂まで低俗になるぞ!
せっかくサウナでツルツルにしてきたきつこの心が、毛羽立ちはじめます。
両耳に蓋をして、弟を排除します。
「股間にピラミッド?姉ちゃんの描く漫画も低俗だぞ!」
負けない…きつこは耳を塞ぎながら必死に耐えるのでした。
ドラマ『湯遊ワンダーランド』の次回に期待するもの
やっちゃん…相当恨んでるかもw
なんだかんだ言っても、万舟姉弟のやりとりは微笑ましいです。
第12話(最終話)は…
恐怖の塩塗り女(清水みさと)が満を持して登場!
パイパン問題も継続!
ラストサウナ、最後まで面白そうです!