第12話は、新たなルートの導入となる話でした。
今回のルートは、龍蔵寺 幸三の狙いと正体が主題のようです。
主要な人物としては、校医の武田 絵里子、龍蔵寺の秘書でたくやの元恋人である一条 美月ですね。
龍蔵寺と絵里子の関係、ナイアーブ症状の出ている美月の運命など、気になる点はいくつもあります。
ベッドの下、ロッカー、投球フォームの不自然なアングルなど、絵里子のサービスシーンが立て続けに挿入されましたね。
絵里子がこのルートのヒロインということなのでしょう。
第11話のツンデレお嬢様女子高生・澪とのギャップが凄いですね。
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目次
『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』第12話あらすじ
再びカオスの矯正により新しい並列世界へ移動するたくや。
本格的に龍蔵寺を調べようと絵里子に協力を依頼しに行くが、そこには普段と違う様子の絵里子が…
そして龍蔵寺の家へ協力者に会いに忍び込んだ二人の前に現れたものとは…
【ネタバレ】『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』第12話の感想
絵里子と龍蔵寺の共通点
保健室のベッドの上に脱ぎ散らかされた、校医・武田絵里子の服。
どこにいるのかと思いきや、ベッドの下で寝ていました。
原作だと全裸だった気がしますが、下着を付けちゃってましたね。ブラだけ。
こんな中途半端な改変をする意味がよくわかりませんでしたが、照れている絵里子は可愛かったですね。
普段はクールで手練手管な雰囲気の絵里子が、恥ずかしがって悲鳴を上げたギャップが良かったです。
意外と純情なんでしょうか。
絵里子先生の悲鳴を聞いて駆け付けた澪が目にしたのは、どう見ても事後の雰囲気のたくやと絵里子。
この時の、澪の「ありまー!」の叫びが、真に迫っていて良かったです。
澪はたくやのこういった場面に遭遇するのは2回目ですからね。
ともあれ、たくやは龍蔵寺が床に直接寝ている話をしていたことを思い出します。
この絵里子と龍蔵寺の共通点には、当然ながら意味があるのでしょう。
そして、寝言で悲し気に「アーベル」と呼ぶ絵里子。
明らかに日本人ではない名前を呼んでいる辺り、気になりますね。
たくやが並列世界を移動していることを知っていたり、人間離れした身体能力を持っていたりと、絵里子にはいろいろと秘密がありそうですね。
なんでここに先生が!?
龍蔵寺と美月の様子をうかがうために、歴史研究室のロッカーに潜んだたくや。
しかし、龍蔵寺たちより先に、歴史研究室に現れたのは絵里子でした。
たくやと同様に、龍蔵寺を探っていた絵里子は、たくやと一緒にロッカーに隠れます。
狭いロッカーに閉じ込められた男女二人が、否応なく、くんずほぐれつしてしまうシチュエーション。
ありがちですが、豊満な胸の間に挟まれて、不自然な動きをするたくやに笑いました。
ロッカーの外では、龍蔵寺が美月に催眠をかけてイチャイチャしている状況が、背徳感を増し、エロさを強調していましたね。
龍蔵寺 梅
龍蔵寺幸三の母である、龍蔵寺梅。
「燕雀安くんぞ鴻鵠の志を知らんや」
梅は初登場時から、このことわざを言い続けているので、すっかり「えんじゃくおばあさん」として定着した感があります。
今回は、剣ノ岬の地下にある装置へと続く井戸を見つめて言っていました。
この場所は、第11話で波多乃 神奈が、結城たちを案内した場所でしたね。
神奈も、龍蔵寺の屋敷と何かしら関係があるんでしょうね。
土蔵の死体
龍蔵寺の屋敷の土蔵で、首を吊って死んでいる梅。
土蔵に吊るされた梅の死体の画は怖すぎでした…。
絵里子の見立てでは、梅は口封じに殺されたらしいです。
死体発見直後に急発進した車には、美月が乗っていました。
状況からは、洗脳状態の美月が梅を殺した可能性が高そうです。
電柱に突っ込んだ車の中では、美月が気を失っていました。
エアバックが付いていない辺りが1995年らしいですね。
この平成初期の描写は、毎回しっかりしていますね。
ヒロインの振れ幅の広さ
絵里子先生の前のヒロインが後家の継母、ツンデレお嬢様女子高生なのですから、ヒロインの幅はものすごく広いですね。
さすがは、大人向けの作品なだけはあります。
『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』第12話まとめ
- 武田絵里子と龍蔵寺幸三の共通点
- なんでここに先生が!?
- ヒロインの振れ幅の広さ
タタリ騒動や梅の死体など、なんだか殺人ミステリーっぽくなってきました。
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