アニメ『弱虫ペダル LIMIT BREAK』第5話あらすじ/ネタバレ感想!青八木リタイア。先輩の想いを引き継いだ鏑木は…

©渡辺航(週刊少年チャンピオン)/弱虫ペダル05製作委員会

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6人が揃ったチーム総北がやるべきことは、先行する箱根学園に追いつくこと。

平坦で追いつくために、青八木がすべての力を出し切ってチームを引きます。リタイア覚悟の全力スプリント。彼の脱落を認めない鏑木ですが、尊敬する先輩の背中を見て、彼がまた一つ成長します。

主人公・小野田坂道もそんな彼に声をかけると、鏑木の中にある「ギア」が動き出します。

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アニメ『弱虫ペダル LIMIT BREAK』第4話のあらすじと振り返り

京都伏見・山口からスプリント勝負を仕掛けられた手嶋と青八木。しかし足を痛めている青八木は途中失速するが、これは相手を走らせ、体力を消耗させるための策略でした。スプリンターの先輩・田所に可愛がられていた2人ですが、特に青八木は同じスプリンターということからより一緒に練習し、色々な知識を得てこの舞台に立っていたのです。

手嶋と青八木のIHはここで終了かと過る手嶋ですが、青八木にはそんな気持ちは微塵もありませんでした。暗い性格から友達が作れず、1人で自転車に乗り続けてきた青八木が心から信頼できる存在だった手嶋に感謝の気持ちでいっぱいです。手嶋のおかげでゴールをとってきたからこそ、青八木は彼の背中を押しながら加速し、山口・船津よりも先にゴールを獲りました。

御堂筋の陰に隠れ、目立つことがなかった山口は、リタイア覚悟のスプリントを見せたのち、船津と共にリタイア。彼の中には清々しい気持ちがあふれかえっていました。

勝負を終えて小野田達に合流した手嶋は、キャプテンとして箱根学園に追いつくためのオーダーを出し、他5人はこれに従い、ペダルを回していくのでした。

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【ネタバレあり】アニメ『弱虫ペダル LIMIT BREAK』第5話あらすじと感想

6人で走る最後の瞬間。箱根学園に追いつくため、青八木は最後の力を振り絞る

先行する箱根学園に追いつくため、チーム総北は力を合わせて追いかけます。6人で走るのはIH1日目以来。みんなで走れることの嬉しさや安心をそれぞれが感じます。

しかし、追いつくためにはもっとパワーが必要になります。そこで青八木は、全力のスプリントでチームを引いていきます。今までにない速さと力強さで弾く青八木の姿に感激する鏑木ですが、リタイア覚悟で彼がチームを引いている状況を受け入れることが出来ませんでした。青八木はすごい人だから…心の中で先輩を信じたい鏑木ですが、自分達はチームとなり、誰よりも先にジャージをゴールに届けなくてはならないのだと今泉に言われ、泣きながらこれを受け入れます。

KAMUI

3日目は6人で走っていてもゴールに近づくにつれてどんどんちぎれていく。力を出し切って落ちていく味方のためにも、想いを背負って頑張るというこの姿勢がホント泣かしてくれますよ。

箱根学園の背中をとらえて青八木がリタイア。スプリントラインを獲るために、鏑木はチームを切り離すのか!?

山口との勝負の際、青八木は手嶋にすぐ自分を切り捨てるように伝えていました。つまり、箱根学園が山に入る前に追いつく…これが青八木の最期の仕事だと自分自身でわかっていたのです。

手嶋と2人で走ることもできた。足を痛めながらも全力でペダルを回した青八木は、箱根学園の背中をとらえたところで脱落。自転車から落ちてその場に倒れ込んでしまいました。

KAMUI

嗚呼―(泣)ホント魅せてくれますよ。青八木の走りは最高でした!

山岳に入る前のスプリントライン手前で追いつくと、箱根学園の銅橋は鏑木を挑発し、チームを切り捨てて3日目のスプリント賞を獲りに行ったらどうだと言います。自分はすでに1日目にこれを得たからこそ3日目はいらない。勝ちが欲しい鏑木なら飛び出していくのではと誰もが思うところですが、彼はその言葉には誘導されず、先行する銅橋を1人追い抜こうとせずにスプリントラインを越えました。

KAMUI

これは直前にスプリンターの先輩・青八木にチームを託されているんだと思ったからでしょうね。マジでいい後輩ちゃんです!

憧れの先輩と言われた小野田坂道は後輩・鏑木一差の覚悟を見届ける

スプリント賞を捨て、チームを選んだ鏑木を賞賛する箱根学園。間もなく銅橋は自身の力を開放し、総北を引き離しにかかります。ここで離されては青八木の苦労が無駄になると思った鏑木は、箱根学園を追いかけるも、足を攣ってしまいました。

ここでもう終わりなのかと思ったその時、今泉・鳴子のエースコンビがチームを引き、小野田の肩を借りて鏑木は足の攣りを治しました。先輩たちの力強い支えをもらった鏑木は、リタイア覚悟のスプリントを決意。意識がなくなる前に、先輩たちに感謝の気持ちを述べます。

KAMUI

鏑木―!もう視聴者を泣かしに来る気か!

後輩の鏑木が持てる力を持って箱根学園に食らいつこうとしている。先輩として小野田は何もしてあげられないことに胸を痛めます。3年手嶋はそんな小野田に対し、その背中を見届けるように言います。成長や失敗、挑戦を体いっぱい使ってやった後輩をねぎらってやれと…後輩は先輩に見てほしいものだと言われると、小野田は先輩、巻島の背中を思い出します。

「見てるよ鏑木くん!いや、鏑木一差!!」

自身の中にあるギアがカチリとハマり、速度をあげた鏑木は、急に己だから呼び捨てされたことでさらにテンションが爆上がり!小野田に憧れて総北に入った男なのですから…。

KAMUI

憧れの先輩が見てくれている。それってすごく嬉しいことですよね。そりゃ爆上がりしますわ!応援しないわけがない!

アニメ『弱虫ペダル LIMIT BREAK』まとめ

第4話から引き続き全力スプリントを見せてくれた青八木の活躍は胸が熱くなりました。前回は手嶋と親友コンビとして、今回は鏑木の先輩として…青八木の影響の大きさがわかります。
鏑木は登場時、自分ひとりが勝てればそれで良いという、チームプレイの必要性を理解していなかったイキリ1年生。しかも小野田を見ても本当にIHを優勝した小野田坂道なのかと疑ったり、先輩として尊敬できないようなそぶりがありました。何かと噛みついてくる鏑木が、この3日間だけ見ても凄い成長を見せたとわかるのがまたスゴイです!真っ直ぐ成長する鏑木が来週どんなスプリントを見せるのか、非常に楽しみです。

そして、箱根学園もちぎれていく選手が出てくる頃合いです。だんだんと涙で画面が見えなくなってきそうですね。

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