アニメ『弱虫ペダル LIMIT BREAK』第21話あらすじ/ネタバレ感想!黒田のスイッチ、託された想いを胸に先行する真波。うなだれる小野田は笑顔で…

©渡辺航(週刊少年チャンピオン)/弱虫ペダル05製作委員会

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黒田は速度を上げる時、こめかみのカサブタを引きちぎって血を抜きます。それは過去のレースがきっかけ。そしてそのきっかけとなったのは、エリートを鼻にかけていた頃の自分でした。

先輩たちの敗北を胸に挑んむIH。その想いを黒田から託されて飛び出した真波は風にのって小野田を抜き去ります。

羽根王子との差が開く中、どうする小野田坂道!?

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アニメ『弱虫ペダル LIMIT BREAK』第20話のあらすじと振り返り

5月のこと、レース終わりに息抜きで水族館へと行った小野田はそこで真波と再会しました。IHでまた勝負をしようと約束をした2人。予定では2日目の山でしたが、運命はそれを許してはくれず、最終日の最後の山となったのです。

約束を果たすことが出来て喜ぶ小野田と真波の全力レースが始まると、お互いに持てる力を出してペダルを回していきます。互いに抜かれればお喜び、生きている実感を感じてさらに前へ。そうして2人の想いはどんどん加速していきます。

レース帰りに息抜きの為、水族館へと足を運んだ小野田は、偶然真波と再会。2人はIHでまた勝負をしようと約束をしました。

真波と小野田、2人は先輩の東堂と巻島のようにタイプの違うクライマー。だからこそ、相手のように走ることなどできません。真波はそれを黒田に言われます。痛めた足を庇いながらもペダルを回し、真波を先頭に連れて行く黒田は、ここで思い出話を始めるのでした。

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【ネタバレあり】アニメ『弱虫ペダル LIMIT BREAK』第21話あらすじと感想

言い訳するなァ

1年前。IHの選抜レースで真波に敗北し、レギュラー入りを逃した黒田は、真波を避けながら過ごしてきました。のちに荒北が真波より黒田の方がメンバーにふさわしいと福富に進言していたことを聞かされたことで、黒田のなかに一筋の光を感じていました。

KAMUI

黒田くん、荒北さん大好き過ぎませんか?

ですが、箱根学園が総北に敗北したことにショックを受けた黒田は、先輩・荒北にどんな声をかけたら良いのかと迷い続けていました。唯一自分が頭を下げた相手をイジることなどできない…呆然と立ち尽くしていると何も言うことはないのかと怒鳴られます。黒田は声をかけらなかった心中を伝えますが、「言い訳するなァ」と言われます。

チャンスは戻らない、だから逃がすなと。そして黒田は荒北に翌年のIH優勝を託されたのでした。

KAMUI

黒田くん、私も荒北さん大好きでしたわ!

黒田のスイッチ

3年になって泉田とタッグを組んで箱根学園の強化に励む黒田は、数々のレースに参加。その中で彼は、過去バスケットボール部の助っ人をしていた時に対戦した相手と遭遇します。

箱根学園の力を見せつけようと思うも、彼らは昨年のIHの敗北を語り始めます。福富、新開、東堂、荒北は弱かったんだろうなぁと口にすると黒田は激怒。自転車の上で掴みかかると肘で跳ね除けられ、黒田はそのままバランスを崩してガードレールに激突してしまいました。

地面に叩きつけられしばらく動けなかった黒田。しかし箱根学園をバカにされたまま地面で寝てられるほど自分は心穏やかじゃないと奮い立たせ、こめかみから血を流しながら走り出すのでした。

KAMUI

このキッとなる黒田の姿、体よりも自分の意地を優先する男ですね。何気に気持ちが分かると頷きたくなっています。

先輩たちを侮辱した選手を許すまいとペダルを回した黒田は、ついに追いつき、しっかり彼らを抜き去ってゴール。血を流したほうが冷静になり、走ることができると分かった黒田は、カサブタを剥がして血を抜くことを「スイッチ」と呼ぶようになったのでした。

ハナウタ

黒田の過去話を聞き、彼の想いを受け継いで飛び出した真波は、カーブで風を感じると一気に飛び出し、追い風に乗って先行し始めます。

先行していたハズの坂道は、自分との戦いで奮闘してた矢先、一気に抜かれたことで動揺。ですが、減速などすることはありません。

真波が風に乗って前に飛び出したその姿をみた小野田は笑顔を浮かべて言います。

「「恋のヒメヒメぺったんこ」が鳴り始めた」

一見うなだれているように見える小野田ですが、鼻歌を歌いはじめ、ケイデンスを上げ始めます。笑いながら真波に食らいつく小野田。

結果この勝負はドロー。そして真波は「決着をつけよう」と改めて小野田との勝負を望み、ふと小野田の顔を見た時に1日目に帽子をくれた人の顔を思い出すのでした。

KAMUI

それは小野田くんの母のことですね!

アニメ『弱虫ペダル LIMIT BREAK』まとめ

黒田さんはよくこめかみをガリガリして血を流していたのは冷静になれるからと知っていましたが、きっかけはこれだったということには驚きです。そして今回改めて思わされるのは、本当にこの人荒北さん好きだなぁということです。仕方がないです、プライドが高く、敗北を許せない自分が認めた人ですから。尊敬しないわけないですよね。迷いもなく一直線な言葉は、色々な人に響いていますから。そのためにOB連中が続々出てきている中で最後に登場と待たせてくれたのですから!

真波も箱根の優勝を託されていますし、小野田も総北の優勝を託されている状況。優勝はどちらの手に!そしてここで真波が小野田母のことを思い出したのはいったい!?

次も楽しみです!

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