アニメ『弱虫ペダル LIMIT BREAK』第16話あらすじ/ネタバレ感想!鳴子列車大爆走!御堂筋に追いつけるのか!?

©渡辺航(週刊少年チャンピオン)/弱虫ペダル05製作委員会

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先頭の御堂筋との差は200m。これを埋めるため、限界に近い鳴子が小野田・今泉を引いて山を登っていきます。山を登るためにはいらないものは捨てて軽量化しようと考える鳴子は、水の入ったボトルを捨て、さらにはサドルまで捨ててしまいました。

余計なものをすべて捨て去りながらも、1つだけ彼は大事と思うものを残しました。それは…。

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アニメ『弱虫ペダル LIMIT BREAK』第15話のあらすじと振り返り

鳴子が先頭の2人に合流したものの、黒田・真波の猛追がある中でのんびりしていることなどできません。箱根学園を引き離すため、今泉はダウンヒルで逃げ切ろうと仕掛け猫脚・黒田との勝負はヒートアップ。

下りが終わり、登りに差し掛かればそう簡単に追い抜くことはない。誰もがそう考え、先頭を目指して進んでいくと、背後からやって来た御堂筋が総北、箱根の面々を一気に抜き去っていきました。

総北と御堂筋との差は200m。絶望的といえる状況で、今泉は小野田を出すことも考えましたが、彼を小突いた鳴子が今泉の前に出て、2人を引く覚悟を決めるのでした。

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【ネタバレあり】アニメ『弱虫ペダル LIMIT BREAK』第16話あらすじと感想

御堂筋との差を埋めるため、鳴子はいらないものを捨てて速度を上げる

200mにも及ぶ御堂筋との差を埋めるため、鳴子は小野田と今泉を引いて山を登り始めます。すでに自分たちと視点が合わないことから、鳴子はまた去年のように意識が朦朧とし始めていることに気づく小野田達ですが、今泉はそれを理解した上で、彼に山を任せます。

大阪で敗北したリベンジと言って御堂筋に挑む鳴子。すでに勝負はついていると御堂筋は相手にしませんが、彼の中では終わっていないのです。山を速く登るためには軽量化が必要。

そこで鳴子は、水の入ったボトルを捨て、さらにはもう腰を置くことがないサドルをも捨て、ダンシングで御堂筋に追いつこうと決めるのでした。

KAMUI

大阪で御堂筋と闘ったときも、鳴子はサドルを捨てました。これはもう、鳴子の覚悟と言っても良いでしょう。

根性注入で300度到達

御堂筋との差を50mまで縮めることに成功した鳴子でしたが、体はすでに限界を迎えていました。あともう少しで並ぶというところで鳴子の意識は飛んでしまい、御堂筋との差は120mとまた開いてしまったのです。

倒れ行く鳴子。しかし、今泉が横に並び、しっかりとその体を支えました。
「どうした鳴子」

鳴子は今泉のこの言葉で意識を取り戻し、今泉が鳴子を助ける瞬間を始めてみた小野田は驚きます。

「どうした。急に足を止めて下を向いて。」
「燃えてるんじゃないのかお前は、300度くらいに」

今年の夏は300度くらいに燃えあがらせると合宿で豪語した鳴子の言葉を使い、今泉は彼を鼓舞します。言葉振りは冷ややかですが、それは確実に鳴子の心に火をつけました。

今280度まで達したところだと豪語する鳴子。またもギアをあげようとしますが、限界に抗えません。しかし、今泉に背中を押され、鳴子章吉とはどんな困難もはねのけ真っ直ぐに進む強い男だと言われ、彼の心に火が付きました。

今泉が鳴子を助ける姿も初めて、鳴子が今泉に「ありがとう」というのも初めて…2人が変わっていっていると確信した小野田は、鳴子のリタイアを受け入れられない自分を否定します。これ以上進まないで、約束を果たせそうなのにと思っていた小野田ですが、状況によって形が変わることを受け入れ、彼も鳴子の背中を押し、根性注入の一言を告げるのでした。

これで鳴子は300度に上がり、鳴子はサドルなしダンシングでまたも御堂筋の背中に追いつこうとペダルを回します。限界だが、2人から背中を押されている実感により、ついに鳴子は御堂筋の背中をとらえるのでした。

御堂筋が最初に捨て、鳴子が最後に残したもの

鳴子が追いついてきたことに御堂筋は驚愕。ボトルごと水を捨て、サドルを捨て、ゴールする夢も捨て、御堂筋が最初に捨てた「友情」を残してここまで上がって来たと豪語したのだと鳴子は言いました。

近くに御堂筋の気配があることしか把握できない鳴子。自分にはもう何も残っていないと安心した鳴子は、充実感を得た状態で盛大に落車。小野田と今泉にすべてを託し、彼らは鳴子に感謝し、前へと突き進んでいくのでした。

KAMUI

根性注入返し!鳴子の落車はなぜこ涙腺が崩壊するのでしょう!

今泉はただ前を向き、小野田は歯を食いしばってペダルを回します。友情を残したなら鳴子に一瞥もせずに進むのは違うのではと御堂筋は言いますが、今泉はこれを否定。

鳴子の意思を引き継いだ今泉はジャージのジッパーをあげ、エースの自分が御堂筋を止めると宣戦布告するのでした。

KAMUI

今泉くんカッコいいか!ただちょっと御堂筋君に同意な部分があります。去年も今泉くんは前半弱く、後半になって強くなるんですよ…。

今泉からは今までにないプレッシャーを感じる小野田と御堂筋。それは何かしらのリミッターが解除されたかのよう…。御堂筋は今泉と勝負することを決意するのでした。

KAMUI

そして今年も御堂筋vs今泉になるわけですね。2年目は御堂筋vs鳴子でいいのではと思っていましたが、この流れならば文句なしです!

夢をみる巻島。そして、ゴール前に急ぐ総北OB達にあの男が合流

道は選手達が来る前に交通制限がかけられ、田所が運転する車も急いで前に進むようにアナウンスをかけられます。ギリギリまで小野田達を近くで応援し、そしてゴール付近で応援しようと、田所と金城は言います。ゴールは彼らの集大成。勝っても負けても見届けようという金城に対し、夢を見ようと巻島は言います。

リアリストの巻島が夢という言葉を口にするのは珍しい。しかし、夢見がちな後輩3人に充てられた結果。鳴子の頑張りを見届けた巻島達。彼のことなのだから、やり切って倒れたのだろうと…巻島は心の中で見事だと言います。

先を急ぐ中、金城は大学のチームメイトの姿を見つけ、車へと誘います。その男は田所・巻島も知っている男。元箱根学園エースアシストの荒北でした。

KAMUI

荒北さんキター!箱根メンツが早々に出てきたというのに!ホント焦らしてくれましたねぇ!

アニメ『弱虫ペダル LIMIT BREAK』まとめ

派手な超特急は軽量化の末に前を走る御堂筋に小野田と今泉を届けてリタイア。鳴子のこの派手な姿はこっちの心も燃え上がらせてくれますし、涙腺も崩壊します。そして、去年であれば鳴子の脱落を今泉は受け入れられなかったでしょうが、今年は託し、そして意思を受け継ぎました。小野田も同じです。ここからの2人の意志の強さが、ゴールを手にする力になるわけですが…御堂筋との闘いは、箱根学園との闘いはどうなっていくのか楽しみです。

そして、人気が高いOB達が続々と登場している中、最後の最後にやっと出てきました荒北さん!作中でも人気の高いこの男を最後に持ってくるとは思っていましたが、もう…やっときた!という想いです。ずっと待ってたんですよ!

刻一刻とゴールに近づいてく選手達。そこで勃発する今泉vs御堂筋!どんな戦いが繰り広げられるのか楽しみです!

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