鳴子が先頭の2人に合流したものの、黒田・真波の猛追がある中でのんびりしていることなどできません。箱根学園を引き離すため、今泉はダウンヒルで逃げ切ろうと仕掛けます。猫脚・黒田も勝負をかけますが、背後から猛スピードであの男がやってきます。
そして、ここまでの道のりで活躍を続けた鳴子にもついに限界が…。
目次
アニメ『弱虫ペダル LIMIT BREAK』第14話のあらすじと振り返り
先頭を追いかける黒田と真波に張り付く鳴子は、小野田・今泉に合流するため、山で真波に勝負を挑みました。ゴールは先頭の2人が見えるところまで。黒田の許可を得て、真波はこれに挑みます。
箱根学園の予想では、山の途中で2人を見つけられるだろうと思っていたのですが、小野田と今泉の2人はもっと先に…。山を二つ越えた平坦区間に入っても、2人の姿は見えませんでした。平坦区間に入れば勝ち目はないと思った真波は自ら身を引き、鳴子を先に行かせます。
無事2人と合流した鳴子は、3人でゴールをしようという約束を果たせるかもしれないと盛り上がりながらも、残り7㎞で限界を感じ始めていました。
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平坦、そしてダウンヒルへ
平坦区間が終わり、ついに下りへと差し掛かったチーム総北。この時すでに鳴子は力尽きはじめ、視界が狭くなり始めていました。そのため、今泉と小野田の背中に必死についていくも、小さなキャップにつまずいてしまいます。少しのミスが命取り。そして後続の箱根学園が迫っていることからも、鳴子は弱音など吐きません。
ロードレースは機材競技。パンクやロードのトラブルなどに対し、慎重にならなくてはいけません。
KAMUI
追い上げられる危険を理解しながら、道に対して冷静に対応していかなくてはいけませんが、、時には派手に大胆に…。鳴子の言葉を聞き、今泉はこのままゴールまで逃げ切ろうと言います。
鏑木大興奮。そして青八木は
先頭は既に山の上。そしてそれが小野田達だとラジオで知らされるなり、テントで休む鏑木は大興奮。隣で休んでいる青八木にも報告しようとしに行きますが、鏑木はナースに止められてしまいます。
彼の騒がしさは青八木はもちろん、同じテントで休む銅橋にも聞こえます。自分も今心が踊っていると青八木は自身の心理を説明しますが、銅橋にはそれが見えずに冷や汗。しかし、ゴールに辿り着いていない今、安心して喜ぶわけにはいかないと、青八木は冷静さを欠くことはありませんでした。
KAMUI
そんな先頭の3人に、ついに黒田・真波が追いつき始めます。青八木は小野田達の逃げ切りを願い、銅橋は黒田と真波が総北を抜き去り、優勝を手にすることを願うのでした。
KAMUI
エリートvs猫脚。そして…
想定よりも箱根学園が速く追いついてきたのは、下りに差し掛かり、黒田がスピードを上げたためです。さらに、黒田はこめかみのカサブタを引きちぎり、さらに集中力をあげて総北に迫ります。
自分の恐怖に打ち勝つことが下りでの勝負に大事なこと。今泉は自身のリミッターを外すため、カーブでブレーキをかけずにガードレールに肩をぶつけて速度を下げ、そのまま逃げ切ろうとします。今泉の無茶なプレイにより、火がついた黒田は猫脚でさらに速度を上げて総北を追いかけます。
登りに入れば追い抜きは難しい。だからこそ今泉はさらに速度をあげようとしますが、小野田は見つけてしまいます。箱根学園のさらに後ろに、御堂筋の姿を…。
KAMUI
一つのミスが御堂筋の先行を許す
下りで追いつくのは御堂筋の計算通り。御堂筋は単身で箱根学園を一気に抜き去り、総北に並びます。コーナーのすぐ後ろまで追いつかれてしまったその時、鳴子が段差につまずいてしまい、今泉と小野田の集中が前から外れた瞬間に御堂筋が先頭へと躍り出るのでした。
先頭を争っていた5人を捕食すように抜き去った御堂筋は、総北は友情を優先したら自分に敗北したのだと断言し、誰よりも早く山へと入っていくのでした。
KAMUI
鳴子特急がついに動き出す
先頭に立った御堂筋は、一足先に山へと入っていきます。ゴールまで残り僅か。残り5.5㎞で予想外の差を広げられたことで、今泉と小野田は必死で追いかけようとします。しかし、小野田を出せば御堂筋に追いつけても真波が出されたときに太刀打ちできない…どうすればいいと悩んでいると、鳴子は悩み過ぎだと言います。
「時に大胆に」
鳴子は自ら前へと出て、小野田と今泉を引こうとします。鳴子の視界は去年と同様になっていることに気づいた今泉と小野田。今までキャップや段差に気づかなかったのはそのせいかと小野田は気づき、自分が引こうとします。が、今泉はこれを制し、鳴子に任せる決意を固めます。
こうして、鳴子列車の最終便が動き出すのでした。
KAMUI
アニメ『弱虫ペダル LIMIT BREAK』まとめ
鳴子―!とすでに叫びたくなる展開!去年目が霞ながらも山も登るスプリンターとして注目を浴び、箱根学園のエースクライマー・東堂を驚かせたのは忘れもしません。
途中の小野田のアシストはホント泣きたくなりました。
そして今回もこの土壇場で動き出す鳴子列車!果たして御堂筋くんに追いつくことができるのでしょうか!?そして箱根は!?
熱が収まりませんね!