料理が上手な年上女子(倉科カナ)と、
料理をおいしそうに食べる年下男子(菊池風磨)、
年の差カップルの“おいしいご飯で繋がる恋”、完結!
第12話(最終話)「隣の男はよく食べる」では、
ジェットコースターのように乱高下していた2人の恋がついに“終点”へ!
35歳女子の10年ぶりの恋は、爽やかで切なくて新しい…
キュンな結末を迎えます!
ドラマ『隣の男はよく食べる』前回第11話のあらすじと振り返り
「ただの“おとなり”です!」
四角関係の4人がばったり遭遇…
大河内麻紀(倉科カナ)は、年下彼氏との関係をこんな寂しい言葉で表現しました。
麻紀との恋を一旦休止中の年下彼氏・本宮蒼太(菊池風磨)は、明言を避けます。
麻紀に心を寄せる上司・篠原一義(高橋光臣)は状況を見守ります。
そして、蒼太といい関係を目指しているラスボス級の完璧美女・神野沙織(市川由衣)は、女の勘で“ただのおとなり関係”ではないことを見抜きます。
考え付いたらまず行動する派の沙織は、なんと麻紀の職場へ…
麻紀担当の商品“ripple(さざ波)”の広告デザインをしにやってきます。
恋敵と仕事することになった麻紀。
自信があって完璧な沙織と自分を比べて劣等感に苛まれます。
彼からの「話したい」もスルーする麻紀。
追い打ちをかけるように、マンションの更新契約手続きの書類が届きます。
恋もおとなりも解消の危機に陥る麻紀と蒼太。
麻紀が過ちに気づいた時には、蒼太は隣の部屋を退去済みで!
空っぽの彼の部屋をバルコニーから見てショックを受ける麻紀。
途方に暮れて泣きながらとぼとぼ歩いていた麻紀は、篠原とばったり会います。
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第12話(最終話)…すれ違う2人の恋は、新たな局面を迎えます!
【ネタバレあり】ドラマ『隣の男はよく食べる』第12話(最終話)あらすじと感想
優しきイケオジ(高橋光臣)と食べた、ニンニク増しラーメンが沁みた夜。
私はもう十分好きな人に褒めてもらった…
大河内麻紀(倉科カナ)は改めてそのことに気づきます。
なのに彼から逃げ続けて、私はそんな自分のままでいいの?
泣きながら夜道を歩いていたら、篠原一義(高橋光臣)とばったり会います。
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Sexy Zone「Cream」!
娘のひより(長谷川晏)から太るからラーメン禁止を言い渡されている篠原。
けれど、今日は傷心の麻紀と一緒にとことん食べるつもりです。
「もうだめだと思ったときは、おいしい物をいっぱい食べる…俺はそれでなんとか乗り切れる!」
落ち込む麻紀を励ますため、篠原は一緒にラーメンをすすります。
「あんな年下の人との10年ぶりの恋は…毎日ジェットコースターみたいだった。」
喋りながら、涙が麻紀の頬をつたいます。
「…あっという間に終点がきちゃいました。」
黙って聞いてくれた篠原は替え玉を2つ、麻紀は替え玉を1つ。
ニンニクをマシマシに加えたあったかいスープが麻紀の心に沁みます。
なんか匂う?美しい恋敵(市川由衣)にマシマシばれる!?
部屋に置いていた携帯に、年下彼氏からの着信履歴あり。
すぐ、麻紀は本宮蒼太(菊池風磨 Sexy Zone)へ電話をかけます。
電話に出た蒼太は「明日、会える?」と聞いてきます。
麻紀が「うん。」って言ったら…
彼は「会いに行くね」とだけ言って電話を切ります。
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“別れ”を覚悟する麻紀。
麻紀の恋敵で仕事相手でもある神野沙織(市川由衣)は、「2人揃ってなんか意味深!」とマスク2人組を怪しみます。
打ち合わせ中に沙織が「なんか匂いません?」と言いだし、焦りましたが辛くもセーフ!
今日は、一緒にニンニクバレピンチを乗り切った麻紀&篠原。
帰り際、篠原がまた麻紀を食事に誘おうとしていたら…
そこへ、麻紀の同期・町田桜(山田真歩)が血相を変えてダッシュしてきます!
悩みぬいた年下彼氏(菊池風磨)が導き出した答えとは?
「麻紀、一体どういう展開!?心臓止まるかと思ったー!」
桜はテンション高めに、親友の手を引っぱって会社の入り口へ…
そこには、バイクに跨ったまま麻紀の退社時刻を待つ蒼太がいて!
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麻紀の口をついて出てきたのは「…ちゃんと食べてる?」でした。
蒼太は「ちゃんと食べてるよ」と優しい微笑みを浮かべます。
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2人の口の動きに合わせて、アフレコをしてこの状況を楽しみますw
「篠原さん、麻紀が駆け落ちした!」
通りがかった篠原に、桜は大興奮で報告します。
蒼太&麻紀が辿り着いたのは“低層階マンションの1室”。
どうしたらずっと一緒に笑顔でいてもらえるのか、疑われずに済むのか…
本気でいろいろ考えたという蒼太。
考え抜いた末に、彼が導き出した答えは「ここで2年間一緒に住もう!」でした。
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彼(菊池風磨)と彼女(倉科カナ)の“2年の重さ”の違い。
部屋が2つあり、麻紀の職場にも近い物件…
好条件のいい部屋なのに、肝心の麻紀がなんとも言えない顔をしています。
沙織とは、仕事のパートナー以上のことはなにもないと言う彼。
麻紀は、沙織は相棒以上のキモチを抱いていると伝えます。
でも、彼は「俺なんて相手にするはずない」と笑います。
麻紀の表情が強張ります。
「そういうところだよ…簡単なことじゃない!2年って簡単に言うけど、私は37歳になっちゃう。」
35年生きてきた麻紀が1つだけわかったことは、“人は何歳になっても変われる”ってこと。
でも、そう簡単に人は変われないのが現実です。
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たしかに2年の月日の重さは違うかも。
沙織から話があると電話で呼び出され、蒼太は部屋を出ます。
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ラスボス美女(市川由衣)の“攻めの恋”の結果は?
その夜、蒼太から麻紀へメッセージが届きます。
「ゆっくり考えて欲しい。」
実は、帰り際に蒼太から合鍵を渡されていた麻紀。
麻紀はその鍵をじーっと見つめて考えます。
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「お腹すいたー!」でも「ごはん!」でもない…メッセージ。
麻紀は、蒼太の頑張りと歩み寄りを感じます。
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麻紀は出来上がったripple(さざ波)のポスターを、公園にいる沙織に渡しに行きます。
「やっぱ私たちのタッグ、最強!」と沙織。
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そこに座る、麻紀&沙織が絵になる!!
沙織から報告を受けます。
私はいままでの自分を変えることができるの?
さんざん今まで麻紀に辛い思いをさせたから、もうそういうの終わりにしたい…
蒼太は、沙織の会社入りをこう断ったそうです。
「蒼太は仕事じゃなく大切な人を取れる大人なんだって思った…」と、沙織は語ります。
それを聞いた麻紀は、渡された合鍵をまた取り出して見つめます。
蒼太くんは変わろうとしている…
私はいままでの自分を変えることができるの?
恋愛は自分と違う所に惹かれるけど、その違いにだんだんと耐えられなくなる。
篠原部長が言ったこの難題を、麻紀は越えられずにいました。
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篠原は、こう言って10歳差のジェットコースターラブに尻ごむ麻紀を激励します。
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恋に敗れた篠原ですが…ラストに神野沙織との恋フラグあり!
年下肉食イケメン(菊池風磨)と料理上手さん(倉科カナ)の選んだ道。
その夜、麻紀は蒼太の新しい部屋に走って向かいます。
部屋の中には、蒼太が変わろうとしてかいた“付箋のメモ書き”がいくつもありました。
その1つ1つが愛おしくて、麻紀は感動します。
帰ってきた彼は、麻紀の好きな所を丁寧に伝えてくれます。
「麻紀ちゃんの隣で、一緒にご飯食べてたい。」
何よりもいまは嬉しく感じるその言葉に、麻紀の目から大粒の涙が溢れます。
「隣でおいしそうに食べる大好きな蒼太くんを…私もずっと見ていたい。」
未来の不安のために、今の幸せから逃げることはもうやめました。
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麻紀は、隣で唐揚げを頬張っておかわりをする蒼太を見て思います。
「今日も、私の隣の男はよく食べる!」と。
ドラマ『隣の男はよく食べる』まとめ
リーガルリリーの「ハイキ」が、幸せMAXタイミングで流れるラストが爽快!
毎話、ぶち当たる壁に一緒に悩んでは唸り…
同じジェットコースターに同乗しているような感覚を味わせてくれました。
最後は、同期の桜ぐらいのキモチで「幸せになってよかった!」って素直に喜べました。
“隣に誰かがいてくれる幸せ”が、すごく沁みたドラマでした。