恋愛は自分にないものを求めて燃え上がる…
結婚は自分と同じ感覚を共有するのが幸せなのかもしれない。
第10話「本気の告白」の中で、バツイチ男子がしっとりと語ったこの言葉が沁みました。
恋愛も仕事も価値観もすべて同じ目線で語れる人が、そりゃあいいに決まっている。
だけど…。
信じてもらえない年下彼氏(菊池風磨)と
疑うことに疲れ切ってしまった彼女(倉科カナ)。
歳の差カップルの恋が今夜暗礁に乗り上げます。
そして、ラストは“最悪の鉢合わせ”が起きちゃいます!
目次
ドラマ『隣の男はよく食べる』前回第9話のあらすじと振り返り
金曜の夜、大河内麻紀(倉科カナ)は酔って失態を犯しました。
彼氏・本宮蒼太(菊池風磨)が差し出した手を振り払ってしまったのです…
土曜の朝に、麻紀は急いでお隣に謝りに行きますが、彼は不在!
それどころか、ごめんってメッセージを送信しても1日既読がつきません。
彼からの返信をひたすら待ち続けながら、麻紀はトンカツを揚げます。
土曜の蒼太は、出張でとある港町にいました。
そこで、仕事のオファーをくれた先輩・神野沙織(市川由衣)と合流します。
仕事を兼ねながらも2人は楽しげに街ブラをして過ごします。
日曜の朝になっても…未だ、メッセージ未読の蒼太。
麻紀は一切連絡がない蒼太が事故にでも遭っているのでは…と心配します。
夜になっても既読はつかず。
そんな麻紀の元に1本の電話がかかってきます。
篠原部長の娘・ひより(長谷川晏)から、病気のパパを助けてと電話アリ!
時刻は22時、麻紀は急いで篠原宅へ向かいます。
まだ熱が下がらない篠原部長が、看病してくれる麻紀に「好きだ」と告白します。
22時55分…ようやく帰宅した蒼太が麻紀の家のチャイムを押します。
麻紀はその日、自宅に戻りませんでした。
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第10話では、ついに歳の差カップルが限界に達してしまいます。
距離置く2人の隙間に恋敵…波乱のラストが待っています!
【ネタバレあり】ドラマ『隣の男はよく食べる』第10話あらすじと感想
朝帰りした彼女(倉科カナ)が、年下彼氏(菊池風磨)と鉢合わせ!
月曜日の朝…大河内麻紀(倉科カナ)は朝帰りをします。
部屋から出てきた本宮蒼太(菊池風磨 Sexy Zone)と鉢合わせ!
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すると、蒼太は「ごはんある?」と無邪気に聞いてきて…
あまりにも彼がいつもと変わらないテンションなので、麻紀は拍子抜けします。
急遽、麻紀がハムエッグ朝食を作ります。
「ずっと連絡できなくてごめん。」
蒼太は、プライベート用携帯を自宅に忘れたまま出張に出てしまったことを話します。
それを聞いた麻紀はホッとします。
酔っぱらって金曜の夜に変な態度をとってしまったことを、今度は彼女が謝ります。
蒼太は、古道具ROJIで購入してきた型染めのオレンジ色の手ぬぐいのお土産を麻紀へ。
麻紀は彼が選んでくれたその色をすごく気に入りました。
「どこか泊まってたの?」と蒼太。
麻紀は、篠原家に泊まっていたとは言えなくて…
咄嗟に同期の桜と韓国料理パーティーをしてきたとウソをついてしまいます。
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謎の朝帰りの真相とモウマンタイじゃないお昼休み!
昨夜、篠原一義(高橋光臣)から「好きだ!」と告白された直後…
娘のひより(長谷川晏)が起きて、麻紀を探して部屋を飛び出してきます。
「麻紀ちゃん帰らないで…朝まで一緒にいて!」
ひよりのお願いを断りきれず、麻紀はひよりの部屋で朝まで過ごしました。
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「いいなー俺も韓国料理食べたかった…」
蒼太が食べたがったので、今夜は韓国料理を作って一緒に食べることにします。
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蒼太&麻紀のアドリブっぽい会話がナイス!
麻紀はアリバイ工作の口裏合わせを町田桜(山田真歩)へ依頼します。
深々と頭を下げる親友の一大事・謎の朝帰りの真相を問う桜。
韓国ドラマ好きの桜はドラマの様なベタ展開を当てにいき、2回目で見事的中させます!
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助かった…
篠原部長が呼ばれて去った後に麻紀がそう言うのを桜は聞き逃しませんでした。
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オープンカフェの2人に衝撃走る!
朝帰りの嘘と同じくらいにずっしりと重みのある白菜を買って帰宅する麻紀。
帰宅途中にすてきなオープンカフェを見つけました。
蒼太と来たいな…なんて店内を眺めていたら本人を発見!
なんと、蒼太は年上の女性・神野沙織(市川由衣)と一緒で…
カプチーノの泡ひげがついた蒼太の口元を、沙織がかいがいしく拭いてあげるのを目撃!
しかも、拭いていたのは麻紀がお土産にもらった手ぬぐいと色違いのモノでした。
ちょっと前まで恋敵だった寺田千夏(野崎智子)の「敵は別ですよ…」の囁きが蘇ります。
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約束した韓国料理を蒼太と一緒に食べながら、麻紀は自分の聞きたい衝動を抑えます。
本気のケンカにならないよう言葉を必死に飲み込みますが、ふいにこぼれます…
「さっき一緒にいた人、誰?」
蒼太が「あ~沙織さん?」って言ったとき、麻紀は息を飲みます。
蒼太くんって呼ぶキッチンのメモの人だ…と!
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年下彼氏(菊池風磨)がついに…恋の一旦休止宣言をする。
町おこしデザインの出張は、沙織さんと一緒だったこと。
同じホテルに部屋は違えど1泊したこと。
沙織さんは昔の上司で、最近アメリカから帰ってきて起業した女性だということ。
彼の口から次々と飛び出す初耳話は、麻紀の心をたくさんザワつかせます。
私とは住む世界が違うすてきな女性と週末を…?
一気に、部屋でご飯を作って待っていた自分が情けなく感じてしまいます。
「私…蒼太くんにごはん作って待つの疲れた。」
麻紀の言葉を拾った蒼太は悲しい顔をします。
「正直に話してるのに、何でも疑った目で見る…全然俺のこと信用してくれないよね?」
10歳年上だという事実にずっと囚われているから、
彼を失いたくないし、期待するのが怖い…
だから疑ってしまう麻紀。
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蒼太がそう告げると、麻紀はその考えを受け入れます。
徒歩1秒のしんどい距離置き生活…その隙に“本気の告白”を受ける!
徒歩1秒のお隣同士の“距離置く”は、かなりの難易度を極めます。
バルコニーに彼の気配を感じると、忍び足で部屋に逃げ帰る麻紀…
しんどい生活が続きます。
そんな中、会社で篠原部長が声をかけてきます。
「今夜、19時にフランクスで待ってる…嫌じゃなかったら来て。」
その夜…篠原は緊張して水を何杯もおかわりしながら、麻紀が来るのを待ちます。
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魚介のアクアパッツァを食べながら、改めて篠原が本気の告白をします。
「風邪の熱のせいじゃない…大河内さんのことが好きなんだ。」
困らせることは解っているのに、好きの気持ちを抑えられるほど大人ではなかったと彼。
「篠原さんはちゃんと大人です…」と麻紀。
自分の気持ちに向き合い、相手の気持ちを気遣い、まっすぐな言葉で伝える…
気遣いの人・篠原から麻紀は学びます。
自分の気持ちにしっかりと向き合わなくちゃと!
四角関係の4人がマンション前で遭遇!
篠原との食事を終えて家に帰った麻紀にテレビ電話をかけてきたのは…ひよりでした。
麻紀が押しに弱いと見たひよりはガン攻めで土曜の釣りに誘います。
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遊び疲れたひよりは、車で仮眠。
大人はたき火を見ながらの珈琲タイム。
手挽きで珈琲を淹れながら、篠原は別れた妻とのことを話します。
都会育ちの彼女と田舎者の僕…お互い自分と違う所に惹かれて一緒にいた篠原夫妻。
一緒にいるうちに、“違い”に耐えられなくなって苦しくなってしまったといいます。
「恋愛は自分にないものを求めて燃え上がる。でも、結婚は自分と同じ感覚を共有するのが幸せなのかもしれない。」
経験値の詰まった彼の言葉に、麻紀は深く考えさせられます。
年齢も仕事も価値観も、まるで違うからこそ彼(蒼太)に惹かれた…
でも、この先は?
マンションに送ってもらった麻紀がそんなことを考えながら、部長&ひよりと笑い合っていると予想だにしない事態が起きます!
なんとそこに、マンションから楽しそうに出てきた蒼太&沙織の姿が…!
ひよりはにやにやしながら車の窓を静かに締めます。
4人がマンション前でまさかの遭遇!
四角関係の4人の大人たちは交互に視線を交わします。
ドラマ『隣の男はよく食べる』の次回に期待するもの
ちゃんと向き合わなきゃ…彼女が言う度に、考えさせられます。
第11話のタイトルは「おとなり、解消」。
解消という言葉が気になる所!
このまま歳の差カップルの恋は終わってしまうのか…来週に注目です。