「自分の人生」「家族の幸せ」を悩み続けた裕一(窪田正孝)でしたが、ある言葉をきっかけに夢を追いかけることを決意。
喜多一にやってくると「僕はこの家を出ます」と言って、荷物をまとめて福島を後にしました。
音(二階堂ふみ)と再会した裕一。
今度は住む場所を探すのに苦労します。
ついに大きく動き出した裕一の運命。
来週からがより楽しみになる終わり方でした。
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目次
『エール』前回第6週29話のあらすじと振り返り
権藤家の養子になることを受け入れた裕一(窪田正孝)は、賞を獲る前のように黙々と仕事に励みます。
音楽に関することから目を背ける裕一。
そんな時、音(二階堂ふみ)がコロンブスレコードとの契約を取り付けてきたといって福島を訪れます。
裕一の幸せを願う音とまさ(菊池桃子)は意見を衝突させますが、分かり合うことはできず、そして裕一も音楽への道が目の前にあるのに放っておいてくれと言って目をそらします。
不況によって留学を取り消されて打ちのめされていると聞いた鉄男(中村蒼)も彼の背中を押し、裕一の言葉に救われたからこそ、夢を掴んでほしいと、音は訴えます。
自分の人生を生きるか、家族の幸せのために良きるか、裕一は選択を迫られます。
【ネタバレ】『エール』第6週30話あらすじ・感想
雷鳴轟く雨の中、裕一(窪田正孝)はついに家を出る決意をする
自分の人生と家族の幸せ。どちらを選ぶべきかと悩む裕一(窪田正孝)。
その時、茂兵衛(風間杜夫)から借りた傘を返さねばと思い、権藤家へ。
そこで裕一が聞いたのは祖母・八重の言葉でした。
「手間が省けて良かった」
「留学取り消しになって、音楽に未練もなくなって、恐慌サマサマだ」
「あの子とは跡取りさえ作ってくれればいいんだから」
この言葉を聞いた裕一はショックを受け、傘を家の前に置き、泥だらけになって部屋に戻ると無心でハーモニカを吹きます。
そして、決意が固まるのです。
朝早くから喜多一にやってくるなり「僕はこの家を出ます」と宣言。
自分の荷物をまとめていると、浩二(佐久本宝)が止めに来ますが裕一は止まりません。
兄さんが出て行ったらこの家がどうなるかわかってんだろ?と言われるも、裕一は言葉を返しません。
まさ(菊池桃子)も必死に止めます。
「本当に行くの!?あなたにはムリ。ここにいて。そばにいて」と訴えます。
「母さん、僕の幸せを思って言ってくれてるんだよね。音さん(二階堂ふみ)は、僕の幸せを願って“やれる、大丈夫”って言ってくれる。幸せを願ってくれる思いは一緒だ。僕は音さんに賭けます。ごめん」
すると、今度は従業員から。
恵まれた家、優しい両親、約束された将来、すべて持ってるのにまだ自分の夢とやらを欲しがっている。
強欲だよ、全部欲しがるなと…。
そんな言葉に、裕一は「ありがとう。僕はずっと恵まれてることに気づかなかった。感謝もしなかった。それ捨てないと前に進めない。この家を支えてくれてありがとうございました。」
そして裕一は、喜多一を、古山家を後にするのでした。
KAMUI
父・三郎(唐沢寿明)からの“エール”
駅では、音を見送ったばかりの三郎(唐沢寿明)が。
もちろん止めることはしません。
「僕、東京行く」
「そうか」
三郎は、音から預かった彼女の住所を裕一に渡します。
「俺はダメだけど、お前は俺の自慢だ。お前が家族を捨てても、俺はお前を捨てない。」
そう言って、三郎は裕一を東京へ送り出すのでした。
KAMUI
“竹”の縁に恵まれて新居を見つけた裕一(窪田正孝)と音(二階堂ふみ)の新生活が始まる
東京へとやって来た裕一は、三郎からもらった住所を頼りに、音の住む家を探します。
そして、やっとたどり着くと、家の前を掃除している音が目の前に…。
「音さん」
声をかけると、彼女は涙をこらえて裕一を抱きしめるのでした。
しかし、問題は住むところです。
嫁入り前の娘が若い男と一つ屋根の下にはいられないと吟(松井玲奈)に言われたことで、裕一と音は新居探しに出向きます。
しかし、新居はすぐには見つかりません。
一休みするようにして二人は喫茶「バンブー」に入ります。
KAMUI
どこかいいところはないだろうかとぼやくと、店主の梶取保(野間口徹)と妻の恵(仲里依紗)は、良いところがあると教えてくれたのです。
それは店の裏のおうち。
ちょうど空いているので内見をすると、ピアノを置くことができるスペースまでしっかりありました。
その家を借りることにした裕一と音は、縁側に座り、「ずっとこうしていたい」と、肩を寄せ合うのでした。
KAMUI
『エール』第6週30話まとめ
東京で新居を決めた裕一と音🏠
ここから2人の人生がはじまります。#朝ドラエール#窪田正孝#二階堂ふみ pic.twitter.com/z3Eu5sbMLV— 連続テレビ小説「エール」 (@asadora_nhk) May 8, 2020
ついに思い切った行動に出た裕一。
ついに!という感じですね。
音楽の道へ突き進むためには、結婚を捨てるのではなく、家族を捨てた裕一。
モノみたいに扱われる言い方をされたら、出るのは当然ですよね。
思い切った行動ですが、やっとここから!って感じになれました。
契約も無事済ませたわけですが、きっとまだまだ成功を掴むために困難が待ち受けていることでしょう。
それをどうやって乗り越えいくのか、期待が大きくなりますね。
もう後には戻れません。
音と一緒に突き進んでいく姿を楽しみにしていこうと思います。
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