光子(薬師丸ひろ子)に言われた通り、強気でコロンブスレコードに契約を持ち掛けた音(二階堂ふみ)は見事これを成立させると、急いで福島の喜多一へ。
音とまさ(菊池桃子)が各々の想いをぶつけ合う中、三郎(唐沢寿明)は裕一(窪田正孝)の元へと走ります。
放っておいてほしいと言う裕一。
しかし、音楽家として夢を掴んでほしいという誰もが裕一を放って置くことはしません。
「なんで僕のことほっといてくれないんだ!」と裕一が言うと、音はその答えをハッキリと答えます。
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目次
『エール』前回第6週28話のあらすじと振り返り
不況により留学が取り消しになったことで、裕一(窪田正孝)が傷ついていることを知った音(二階堂ふみ)は川俣を訪れます。
裕一が教会にいると聞き、音も教会へ。
そこでの思い出を語り合うと、小さい頃に2人はすでに出会っていたことに気づきます。
何とかして裕一に夢を掴んでほしいと思う音は、レコード会社を片っ端からまわり、裕一と契約をしてくれるよう交渉しました。
しかし、結果は出ず、音までもが諦めようとしていたとき、母・光子(薬師丸ひろ子)は「金の亡者に頭なんか下げるな!」「向こうが呆れるほどやれ!」と言い、彼女を奮い立たせるのでした。
【ネタバレ】『エール』第6週29話あらすじ・感想
鈴木(松尾諭)の結婚で失言。落合(相島一之)が裕一(窪田正孝)をフォローする
川俣銀行の上司・鈴木(松尾諭)が結婚を発表すると、行員みんなでお祝いをします。
相手は誰かと聞けば、裕一(窪田正孝)をダンスホールに連れて行ったときに出会った女性。
本当は裕一に声をかけさせるはずだったのですが、いつの間にか鈴木がその女性と良い仲になったというわけです。
そのことを思い出した裕一は「ああ、あのくらいの女性が良いと言ったときの人だ!」と言い出すと、全員が凍り付きます。
裕一の後ろには鈴木の妻となる女性(椎名琴音)が…。
怒った妻を鈴木が必死で追いかけと、落合(相島一之)は裕一の肩を叩いて言うのです。
「失敗は誰にでもある。しかし、失敗から学ぶ人は少ねぇ。逃げんなよ。自分の心から」
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コロンブスレコードと契約を取り付けた音(二階堂ふみ)はその足で喜多一へ
母・光子(薬師丸ひろ子)の言葉を受けた音(二階堂ふみ)は、もう一度コロンブスレコードへ。
以前も断ったのだからお引き取りをと言いますが、音は「よろしいのですか?」と脅します。
「他社は是非うちと契約をと言ってくれています。しかし、姉の見合いで紹介された義理がありますので、もう一度伺ったまでだ」と音は強気の発言。
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そして、廿日市(古田新太)がやってくると「是非に」と言って契約成立!
年間で2曲作ってくれることを約束してくれれば、年収3,500円を支払うと言ってくれたのです。
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善は急げ!契約書を持って福島へやって来た音(二階堂ふみ)は、まさ(菊池桃子)と対面する
吟(松井玲奈)に契約書を見てもらい、抜かりないと確信できた音は書類を持って福島へ。
結婚を反対したまさ(菊池桃子)に契約を取ることができた話をし、裕一に音楽を捨てさせないでと音は言います。
一方のまさは、これ以上裕一が傷つくところを見たくない。
音楽をやろうとすれば、あの子はずっと傷つくことになるからお引き取りをと言います。
身の程にあった幸せを望むまさ。
裕一の身の程は世界に轟く音楽家だと言い切る音。
それなら導かれていくものだと、まさは言います。
しかし、留学が消えて失望しているからと、話を繰り返すのでした。
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すべてを諦め、権藤裕一(窪田正孝)になることを受け入れようとすると、鉄男(中村蒼)が喝
音がやって来たことを伝えるため、川俣へ走る三郎(唐沢寿明)。
その頃、裕一は茂兵衛(風間杜夫)に連れられ、彼の妻である絹(村上里美)が入院している病院にいました。
これから母親になる人だから手を握ってやれ、と言われる裕一。
やってきた三郎には、自分は権藤裕一になるんだから来ないでほしいと言います。
そして、裕一は教会へ。
いつもならピアノを弾きますが、今日はただ座っているだけ。
神父に音楽を辞めようと思うと話すと、音が来ていると聞かされます。
契約書を見せるも、裕一はそれだけで十分嬉しいと言って去るのですが「これ断ったら終わっちゃうよ!いいの?」と言われ、足を止めます。
「音さんは音さんの人生を歩んでください」と相も変わらず別れを告げると、さらに裕一を放ってはおけない鉄男(中村蒼)がやってきます。
新聞社で留学がなくなった話を聞き、銀行で落合から現状を聞いた鉄男は、裕一に掴みかかると「なんでそんな捻くれてるんだ」と喝をいれます。
「東京に行け。俺も行って作詞をする」
それでも裕一はほっといての一点張り。
そして、どうして放っておいてくれないんだというと、その答えは音がくれました。
「救われたから。励まされたから。だから、自分の人生を歩んでほしいの」
裕一は何も言わずに教会を去りますが、その夜ひとり部屋の中で「自分の人生」「家族の幸せ」と呟きながら、考え込むのでした。
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『エール』第6週29話まとめ
コロンブス・レコードとの契約をとりつけ、裕一に報告する音。
音楽家人生を歩んでいってほしいと願う音の思いと、家族の幸せを願う気持ちに揺れ動く裕一です。#朝ドラエール#窪田正孝#二階堂ふみ pic.twitter.com/HPOGnBQ6GF— 連続テレビ小説「エール」 (@asadora_nhk) May 6, 2020
正直、縁がなければこんなチャンスは2度も3度もありません。
自分の気持ちに嘘をついた生活をしていても幸せにはなりません。
そして、人の幸せは人が決めるものではありません!
裕一がどんな決意をするのか、第6週ラストをどう迎えるか、期待したいと思います。
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