恩師・藤堂清晴(森山直太朗)がビルマにいると聞き、早く会いたいと思いながらも音(二階堂ふみ)や華(根本真陽)のことを思い出す裕一(窪田正孝)。
自分の本心から目を背けているのではないかと中井(小松和重)に言われますが、それでも裕一は慰問を申し出て藤堂のもとへ向かいます。
藤堂も裕一が来ると知るなり楽器ができる兵をかき集めます。
そのころ福島では、まさ(菊池桃子)が浩二(佐久本宝)に今の自分の想いを告げます…。
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目次
『エール』前回第18週86話のあらすじと振り返り
慰問で日本を旅立った裕一(窪田正孝)は、ビルマ(現在のミャンマー)に滞在することになりました。
一緒にやって来た作家の水野伸平(大内厚雄)と画家の中井潤一(小松和重)は1ヶ月後には早々と前線へと向かったのですが、裕一1人だけがそこに留め置かれました。
「日本を旅立った意味は何だったのだろうか?」と思っていると、従軍記者の大倉(片桐仁)から、藤堂(森山直太朗)がビルマにいるという話を聞いて喜びます。
しかし、まもなくして中井が前線で見た光景の絵を見て裕一は戸惑うのでした。
その頃、音(二階堂ふみ)はまさ(菊池桃子)の様子を見るため、華(根本真陽)と共に福島へ疎開します。
また、豊橋で馬具づくりをしっかりと任される五郎(岡部大)は、1人前の職人になりつつある中、馬具は戦争の道具という考えが抜けず立ち止まっていました。
【ネタバレ】『エール』第18週87話あらすじ・感想
藤堂(森山直太朗)に会いたいが家族を思い出す裕一(窪田正孝)がするべき行動とは?
慰問に行ってくれと派遣をされてきたのに、いつまでたっても駐屯地に留め置かれる裕一(窪田正孝)。
しかも藤堂(森山直太朗)がビルマにいるなら、会いたいという気持ちも沸き上がってきます。
しかし、そう思えば思うほど、裕一の中には音(二階堂ふみ)や華(根本真陽)の顔が脳裏に浮かび体が動かないと悩みます。
中井(小松和重)はそんな裕一に対し、「自分の作った音楽がさまたげになっていないか?」と言うのです。
「戦場に意味を求めても意味はない。」
そう言われると裕一は、「みなさんに音楽で勇気を持ってもらいたいだけだ。」と豪語します!
「行くなら運命だと思って行けばいい。それまで待った方がいい。」と中井に言われますが、裕一はこれに反発し、慰問を直訴してしまいます。
「古山さん、戦場に意味はありません。戦場にあるのは生きるか死ぬか、それだけです」
この会話を最後に裕一は出立するのでした。
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息子に自由に生きてほしいまさ(菊池桃子)と家族を大事にしたい浩二(佐久本宝)
浩二(佐久本宝)が和菓子を作ると、華は大喜び。
浩二が「1人が長いからよ」と言うと、音は無言に…。
しかし、甘いものはイライラを忘れさせてくれると喜んで食べます。
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その日の夜、まさ(菊池桃子)が浩二に孫が可愛いと話し出します。
早く結婚して子供を作るべきだったと浩二が話すと「見たかったな。」と言うまさ。
そして、浩二と裕一には跡継ぎの話で迷惑をかけたと話し始めるのです。
あの頃の自分は何を守ろうとしていたのだろうと思い、今はもっと大事なものがあると考えるようになったまさ。
だからこそ浩二には、「これからは自分で生きたいように生きなさい。」と言うのです。
浩二の望みは、父・三郎(唐沢寿明)から任された家を大事にすること。
「じゃあ、早く結婚しないとね。」とまさは微笑みながら、三郎なら浩二に何て言うんだろうかと想像するのでした…。
まさの脳内には「おめえはかてぇところがあるから女にモテねぇんだ!女は立てろ!わかったな!」と言い、天国で将棋を打つ姿が見えました。
想像するとクスッと笑えるまさは、「あなたたちの母親で良かった。」と言ってまた横になるのでした。
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再開すると隊員たちにより奏でられる「ビルマ派遣軍の歌」で、藤堂(森山直太朗)独唱
慰問で裕一がくると聞くなり藤堂はお大喜び。
教え子が到着する前に楽器ができる兵たちを集め、ついに感動の再会を果たします。
さっそく演奏をして士気を上げようということになり、兵たちは「『露営の歌』がいいのでは?」「『暁に祈る』だ!」「『決戦の大空へ』の主題歌だ!」と大盛り上がり。
そんな中、裕一は水野(大内厚雄)に手渡された詞に曲を付けた「ビルマ派遣軍の歌」を提案するのでした。
自分たちのための歌だと、藤堂も兵たちも喜びます。
演奏の準備ができると、兵たちからの熱い要望もあって歌は藤堂が担当することになり、裕一の指揮のもと藤堂は大いに彼の曲を楽しむのでした。
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『エール』第18週87話あらすじ・ネタバレ感想まとめ
藤堂先生と再会しました。#朝ドラエール#窪田正孝#森山直太朗 pic.twitter.com/KD2Oznotka
— 連続テレビ小説「エール」 (@asadora_nhk) October 12, 2020
藤堂が大尉としてしっかりと軍をまとめているようです。
さすが先生と言いたいのですが…前線は地獄。
こんな穏やかな日々が続くわけはありません。
裕一の日記によると、今は6月。
戦火はもっと激しくなることが容易に想像できます。
その時、裕一は何を思うのか?
本当に闘う人を応援する曲を作ることが良いことだったのか?とあらためて考える機会になりそうですね。
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