吟(松井玲奈)に引きずられ、無理やり婦人会に参加した音(二階堂ふみ)は、班長の佐々木克子(峯村リエ)の迫力にタジタジ。
お国のためといって竹槍を作り終えると、喫茶・竹で愚痴をこぼします。
また、戦争が続くことで1人、また1人と音楽教室に通う生徒は減り、ついには華(根本真陽)と弘哉(山時聡真)だけとなってしまいました。
その弘哉も忙しい合間に気をつかって来ているとわかると、音は教室を閉じることを決意。
今までのお礼としてトキコ(徳永えり)からあるものを貰うと、音は新たな道を見つけて奮起するのですが…。
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目次
『エール』前回第16週76話のあらすじと振り返り
太平洋戦争が勃発し日本の戦時色が深まることで、裕一(窪田正孝)は戦意を向上させる曲をたくさん書くことに。
ニュース歌謡として多くの曲を作ることになって大忙しです。
好きな音楽を仕事にはできているものの、その喜びに浸る間もなく奮闘しています。
そんななか、久志(山崎育三郎)が出征することが決定。
鉄男(中村蒼)や保(野間口徹)、恵(仲里依紗)を交えての壮行会で熱唱し、お国のために力を尽くすと言った久志でしたが、痔を理由に戦力外通告されて戻ってきます。
これを機に、久志は福島に戻ることを決意。
そして鉄男も昔働いていた新聞社の上司の手伝いをするため、作詞家活動を一旦休業することに。
それぞれがまた別の道を歩むことにはなりましたが、福島三羽烏の3人はまたいつか一緒に曲を作ろうと誓い合うのでした。
【ネタバレ】『エール』第16週77話あらすじ・感想
国防婦人会の班長・佐々木克子(峯村リエ)の迫力に音(二階堂ふみ)はタジタジ
音(二階堂ふみ)の音楽教室では、生徒が1人、また1人と辞めていくことに…。
それでも音は「いつかまた歌おうね」と言って、彼女たちを見送ります。
そしていつものように配給の列に並んでいると、吟(松井玲奈)が彼女を大日本帝国婦人会へと連れていくことに。
さんざん嫌がっていた音ですが、配給に影響が出るとか裕一(窪田正孝)にも迷惑がかかるとか、お国のためにとか、そしてなにより吟が妹を連れていくと班長(峯村リエ)に約束してしまったからという理由で引きずられるように連れていかれます…。
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音に手渡されたのは婦人会の綱領と呼ばれるものです。
「大日本帝国の婦人であるからこそこれを守る!」というようなその雰囲気に、音はタジタジ。
しかも、班長の佐々木克子がじっと見てくるものですからさらにタジタジです。
この日の活動は竹槍作り。
これからは「お国のために婦人も闘えるように」と言って、彼女たちは竹の節を削るのでした。
これが完成すれば訓練ですねと息巻く婦人もいれば、体力作りが必要という声も。
そんなピリピリとした環境に音はうんざりし、喫茶・竹でため息をつくのでした。
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さらに喫茶・竹では食材が手に入らないことから、あるもので頭を捻らせて必死にお菓子作り。
里芋のババロアや、そのつるをつかったかりんとうを作ってみますがデザートにはなりません。
普通が普通じゃなくなるこの現状に、音はため息をつくのでした。
音楽教室閉鎖で弘哉(山時聡真)と会えなくなると寂しがる華(根本真陽)に裕一(窪田正孝)の心がざわつく
音の音楽教室も、残るはハーモニカを吹く弘哉(山時聡真)と華(根本真陽)だけになってしまいました。
しかし、学校でも軍事教練が行われ、弘哉が学校から帰ってくる時間が遅くなってしまうのです。
それでも急いで古山家へとやってきてハーモニカを取り出すのは、音に気を使っているから…。
その気づかいを申し訳ないと思った音は、自ら音楽教室を閉鎖することを決意します。
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弘哉と会えなくなることを残念がる華。
裕一も最初こそ「そうだね」と言いますが、華が弘哉を好きだと聞くと父親としてそわそわし始めます。
それから間もなくして、トキコ(徳永えり)と弘哉が古山家を訪問。
今まで音楽を教えてくれたお礼として、庭で採れた立派なカボチャを持ってきてくれたのです。
せっかくなので、これを持ってきてくれた2人と共に食べることに。
華が大きなカボチャを食べようとすると、弘哉が自分のものをわけようとしますが、「いや、弘哉君は自分のを食べなさい。華はお父さんのをわけてあげる」と、裕一はムキになるのでした。
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運動が得意で音楽が嫌いだった弘哉。
しかし今は音楽が一番好きだと言われると、音は心の底から音楽教室をやってよかったと喜ぶのでした。
自分も畑をやろうと奮起する音(二階堂ふみ)に一通の手紙
トキコが立派なカボチャを作って育てたのを見て、音は自分の庭でも作物を作ろうと決意。
翌日から音が庭の土を掘り起こすと、裕一は土の中にある石を取り除きます。
そこに音宛てに一通の手紙が届きました。
送り先は、小山田(志村けん)が会長をやっている「報國音楽協會」。
そしてそこには、音楽学校出身の生徒を集め「音楽挺身隊」というものを作るから参加してほしいと書いてありました。
参加するべきか否か考えているうちに今度は訪問者が…。
裕一が玄関へ向かうと、そこにいたのはなんと豊橋に行ったはずの五郎(岡部大)でした。
「先生、会いたかった~。」と言って泣きつく五郎。
なかば裕一に覆いかぶさるようにせまってくるので、裕一も大慌て…。
「なんだよ!」といって顔を抑えるも、五郎は聞いてくれませんでした。
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『エール』第16週77話あらすじ・ネタバレ感想まとめ
五郎が豊橋から突然古山家に駆け込んできました!
何があったのでしょうか…?#朝ドラエール#窪田正孝#岡部大 pic.twitter.com/n9vmmLNv7T
— 連続テレビ小説「エール」 (@asadora_nhk) September 29, 2020
英語は敵性語になるから禁止、小麦は輸入品だから禁止となっていくなかで音楽は国民の戦意を上げるためと、ガンガン活用されている様子。
なんだか音楽も戦争の道具になっている感がして、もやもやしちゃいますね。
智彦(奥野瑛太)の出征も決まり、吟は「おめでとうございます」と言うものも笑顔なんて浮かべられない、そんな暗い状況を壊すかのようにやって来た五郎!
ホント、一体何があったんでしょう。
おそらく豊橋に梅(森七菜)を置いてきているでしょうし。
と言いつつも、きっと裕一はなにより華と弘哉のことが気になって仕方がないでしょう!
この続き、さぁどうなるか楽しみですね!
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