ドラマ『恋です！ 〜ヤンキーくんと白杖ガール〜』第6話 ユキコの友達と森生が大喧嘩！ユキコが考えた策とは？

盲学校で開かれるマラソン大会に向け、森生（杉野遥亮）はユキコ（杉咲花）の練習に付き合うことに。

『絆』と呼ばれる伴走用のロープを握って、森生は張り切って練習に励みますが、ユキコはサボりがち。

伴走の一方で、森生はキスするチャンスを伺っていました。

そんな中、ユキコたちは近くでマラソンの練習をしている空（田邊桃子）と合流することに。

そこには伴走者なしで走る空の姿がありました。

空は、自転車に激突して転んでしまいました。

ユキコの前では平気だと強がる空ですが、ユキコはそんな空の様子が気にかかって・・・。

ドラマ『恋です！ 〜ヤンキーくんと白杖ガール〜』 前回振り返り

出典:『恋です！〜ヤンキー君と白杖ガール～』公式ページ

アルバイトで自信をつけたユキコ（杉咲花）は、森生（杉野遥亮）に告白し2人は遂に恋人同士に！

デートを重ねる中、森生のことをもっと知りたいと思ったユキコは家族について聞くと、森生は急に黙り込んでしまいました。

それは、森生にとって”地雷”だったのです。2人の間にギクシャクした空気が流れます。

そして、イズミ（奈緒）と急接近した獅子雄（鈴木伸之）ですが、2人の交際に何か思うところがあるようで・・・。

獅子雄が1人眺めるの、笑顔の森生の写真でした。

【ネタバレあり】ドラマ『恋です！〜ヤンキー君と白杖ガール～』第6話あらすじ・感想

マラソンの練習

出典:『恋です！〜ヤンキー君と白杖ガール～』公式ページ

ユキコ（杉咲花）は、盲学校で開かれるマラソン大会のために、森生（杉野遥亮）を伴走者にして練習をしています。

張り切る森生とは反対に、すぐにサボろうとするユキコ。
森生は、いつもカッコいいユキコのダメな部分が見られたことが嬉しく、愛しさが募るのでした。

休憩中、ユキコが食べているたこ焼きを見て、森生は思います。

「あ～！たこ焼きになりてぇ～！！」

森生は、密かにユキコにキスをするチャンスを窺っていました。

転倒事故

練習の帰り道、ユキコのクラスメイトである空（田辺桃子）が練習しているという公園に差し掛かりました。

森生は、1人で走っている空を見つけました。
すると、空はユキコたちの目の前でコースに置いてあった自転車にぶつかって転んでしまいます。

森生は急いで空を助け起こしました。
幸い、空はかすり傷程度で済みましたが、声が震えていることに気がついたユキコは心配をします。

しかし、空は気のせいだと言って強がりました。
ユキコは、空が何か隠し事をしているようで気がかりでした。

転倒事故の理由

出典:『恋です！〜ヤンキー君と白杖ガール～』公式ページ

翌日、森生が盲学校でユキコと空を待ち受けていました。

森生は空と話すために、喫茶店に連れて行きます。

森生は、空がぶつかった自転車が不自然な場所に置かれていたことから、現場の近くを仕切っているヤンキーたちに聞き込みをしていました。

「もしかして、わざとチャリ置かれてたんじゃないですか？」

実は、以前にも石や空き缶をにつまずいて転ぶ空の姿が目撃されていたのです。
空は初め「何勝手に調べてるの！」と怒っていましたが、ユキコや青野が心配したため、以前からそういうことがあったと認めました。
しかし、たまに白杖を蹴ってきたりするような輩と同じだから大したことはないと言います。

空と森生の喧嘩

森生は、ユキコの友達がそんな酷い目に遭っていることが許せず、犯人を見つけて捕まえると息巻いていました。

しかし、空は「黒ヒョウには頼りたくない」と言います。
何故なら、森生は“見える人だから”です。
空にとっては、見える人は皆、自分たちを同情するフリをして見下している連中なのです。

空が放っておいて欲しいと言ったので、腹を立てた森生は、もう空とは関わらないと言い出してしまいました。

困ったユキコは、空と話そうとしますが、興奮した空は恋愛も順調でバイトも頑張っているユキコと、走るしか取り柄のない自分とは違うと言って飛び出して行ってしまいました。

これじゃダメだ

森生は、見える人と見えない人には、越えられない壁があるのかと落ち込みます。

ユキコと空のことを心配した青野は、仲良くなった花男（戸塚純貴）と草介（堀夏喜）にあるお願い事をしました。

ユキコにとって、空は見えない世界で生きやすくしてくれた、いわば恩人です。
盲学校に馴染めたのも、外で堂々としていられるのも、空がいてくれたから。

そんな大切な友達と、もう一人の大切な人がわかりあえないなんて、「ダメだ。」と、ユキコは何か策はないかと考え始めました。

次の日、2人はすぐに仲直り出来ましたが、空は「黒ヒョウには謝らない」とまだ頑なです。

その日の夕方、バイト先で店長から、「一つのことを一緒に頑張ると仲良くなれる」というヒントを得たユキコは、ある準備にとりかかりました。

空と森生の勝負

出典:『恋です！〜ヤンキー君と白杖ガール～』公式ページ

ユキコは、空の伴走者を森生に務めてもらうことにしました。

2人は当然嫌がりますが、これは勝負だと言うと、負けず嫌いの2人は「絶対負けない！」と一緒に走ることに。

2人は、ユキコが指定したコースを走り始めます。
すると、ピアノ教室から2人が好きな曲が流れてきたり、2人が好きなラーメン屋の前を通ったりしたことで、マラソンの呼吸と共に気も合ってきました。

実は、ユキコは見えても見えなくても、同じものを好きになれるのだというメッセージを込めてコース作りをしたのでした。

置きチャリの犯人

マラソンの練習が終わると、森生は花男から嫌がらせの犯人が見つかったと連絡を受けます。

花男たちは喫茶店に男を連れて来ていました。

森生が何故あんなことをしたのかと詰め寄ると

「だって、空ちゃんが悪いんだよ！」

なんと、犯人は空が最近まで付き合っていた元カレだったのです。
元カレは、付き合っている時は空の目の代わりになろうと頑張ったのに、自分がフラれたことが納得いかなかったと言います。

大好きなことを邪魔しないで

でも、空はデート中に配慮してくれた人に対して、彼がいつも「すみません」と謝るのがキツかったのだと言います。

「もう、謝ってもらうばかりの存在でいたくない」

花男たちが元カレを警察に連れて行こうとすると、彼は慌て始めました。

「ふざけんなよ！！」

青野が声を荒げます。
言葉が次げない青野の代わりに、ユキコが訴えます。

「天ちゃんは走るのが好きで・・・大好きなことの邪魔しないでください！」

ユキコのヤキモチ

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空は、森生に伴走してくれたことに対して、素直に「ありがとう」と言いました。
そして

「ユキコが好きになったのがアンタで良かった」

と伝えました。

後日開かれたマラソン大会では、空は見事優勝することが出来ました。
有言実行の空を「カッコイイ！」と褒める森生を見て、ユキコは少しつまらなそう。

「黒川は足の速い子の方がいいの・・・？」

ユキコがヤキモチを焼いてくれていると知った森生は、喜びのあまりユキコにキスをしました。

ドラマ『恋です！ ～ヤンキーくんと白杖ガール～』 第6話 感想＆まとめ

今回は少しシビアなお話でした。

白杖を持つ人に対して、わけもなく嫌がらせをする人の存在、障害を持つ人が抱く劣等感など、我々が覚えておかないといけないことが描かれました。

最終的には、空ちゃんと青野くんがいい感じになりそうだったので、ホッとしました。

胸キュン要素は少な目の今回でしたが、最後に初めてのキスにモジモジする2人、とっても可愛かったです！