森生(杉野遥亮)に告白すると決めたユキコ(杉咲花)が待ち合わせ場所にいると、突然ハチ子(生見愛瑠)が白杖を取り上げ「障がい者はズルい」と言われてしまいます。
そこに森生が現れ、森生のことで嫉妬に燃えるハチ子とユキコの修羅場が巻き起こります。
その夜、ユキコが森生に告白し2人は遂に恋人同士に!
デートを重ねる中、森生のことをもっと知りたいと思ったユキコは家族について聞くと、森生は急に黙り込んでしまいました。
それは、森生にとって”地雷”だったのです。2人の間にギクシャクした空気が流れます。
そして、獅子雄(鈴木伸之)は、2人の交際に何か思うところがあるようで・・・。
目次
ドラマ『恋です! ~ヤンキーくんと白杖ガール』前回振り返り
ユキコ(杉咲花)がいる前で、突然ハチ子(生見愛瑠)からキスされた森生(杉野遥亮)。
ユキコが見えていたのか確認することも出来ず、ハチ子のことも気になる森生は頭を悩ませます。
一方、働き始めた森生に触発され、自分もアルバイトを探すユキコは、大好きなハンバーガーショップに雇ってもらえることに。
しかし、見えづらい中での仕事は想像以上に難しく、ユキコは心が折れそうになりますが、仕事を認められたら、森生に告白すると決め自分を奮い立たせます。
ユキコの努力は周囲の心を変え、ユキコは初めて1人で大好きなポテトを揚げることが出来たのでした。
【ネタバレあり】ドラマ『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール~』第5話あらすじ・感想
障がい者はズルい!
ユキコ(杉咲花)は、森生(杉野遥亮)に告白するため、初めて作ったポテトを持って待ち合わせ場所に向かいました。
moyoko
すると、そこに何者かがユキコの白杖を取り上げようとしてきました。
「障がい者はズルい!」
ユキコは、その声でハチ子(生見愛瑠)だと気がつきます。
そこへ森生もやってきて、三角関係の修羅場が勃発しました。
moyoko
しばらくして、最初に口を開いたのはユキコでした。
便利な道具
ユキコは、コーヒーカップを持ち、ハチ子にこのコーヒーを手で受けて飲めるかと聞きながら、カップを傾けました。
moyoko
ユキコにとって、白杖を取られるということは、熱いコーヒーを素手で触れと同じことだと説明します。
白杖は、ユキコに必要不可欠な”便利な道具”なのです。
ハチ子は、子供の頃から人とうまく付き合えずにいました。
その時に周りの人に優しくしてもらっているユキコを見て、ズルいと感じたといいます。
moyoko
でも、本当はハチ子にもわかっているのです。
自分の生きづらさと、ユキコは関係ないと。
ユキコは、ハチ子の行動に腹を立てていましたが、正直な気持ちを話し合ったことでスッキリし、ハチ子とは仲良くなれそうな気がしてきました。
moyoko
ユキコの告白
その夜、ユキコは初めて作ったポテトを手渡し、勇気を出して告白します。
「好きなんだよ。黒川が!」
moyoko
あまりに突然のことで、腰を抜かしてしまう森生。
2人は無事恋人同士になりました。
moyoko
次の週末。2人は水族館にデートへ。
ユキコはいつものように森生の腕を掴むのではなく、杖をしまって腕を組みます。
森生は、ニヤニヤが止まりません。
一方、イズミ(奈緒)は偶然ジム帰りの獅子雄(鈴木伸之)と会います。
ユキコと森生が正式に付き合い始めたことを知った獅子雄の表情は、何故か暗いものでした。
moyoko
もっと知りたい
水族館デートの帰り、ユキコがそれとなくクリスマスにイルミネーションが見たいと言うと、森生の雰囲気が変わった気がしました。
moyoko
次にデートに出かけた時、森生のことが知りたいと思ったユキコは、家族について尋ねました。
しかし森生は話をはぐらかし、話そうとしません。
表情が見えないユキコは、ちゃんと話して欲しいと言いました。
「いくらユキコさんでも、話したくないことはあります!」
moyoko
ゆきこは、自分のわがままで森生の地雷を踏んでしまったと落ち込みます。
実は、森生は母親とクリスマスイルミネーションを一緒に観に行こうと約束した矢先に、母親が家出し、傷ついた過去がありました。
moyoko
私ってズルい?
ユキコは、アルバイト先で、オーダーを読み上げるという新しい業務につくことになりました。
しかし、字が読みづらいユキコは、プリンターのインクが薄くなったことで文字を読み取ることが出来ず、オーダーを止めてしまいました。
「障害があることを言い訳にしてるように見える」
ユキコが働くことをあまり歓迎していない紺野(大友花恋)は、そう冷たく言い放ちました。
moyoko
ハチ子と同じようなことを言われ、「やっぱり私ってズルいのかな?」と悩むユキコ。
そんなユキコにハチ子は「らしくない」と言います。
ハチ子は、ハッキリと物を言うユキコに触発され、自分もそうなろうとしていました。
moyoko
奇跡を無駄にするな
トラウマを思い出し、くすぶっている森生の家に、獅子雄が押しかけてきました。
なんでも、ユキコを心配した空(田辺桃子)と青野(細田佳央太)がレンタルビデオ店にやってきたというのです。
「黒ひょうはまっすぐユキコに向かってくるのが取り柄なのに、ウジウジすんな!」
獅子雄は、2人のメッセージを伝えました。
獅子雄は、森生がユキコと母親を重ねていることを知り、胸倉を掴みます。
「しっかりしろ!どんな過去でもそこから逃げられない。向き合うしかない!」
さらに獅子雄は、好きな人と想いが通じ合うなんて奇跡みたいなものなのだから、奇跡を無駄にするなと森生に伝えました。
moyoko
ユキコの主張
ユキコは、アルバイト先で思い切ってレシートのプリンターの文字を大きくしたいと提案しました。
moyoko
紺野は自分たちに関係ないことで、オーダーを遅らせたくないと言いましたが、いざお試しでフォントを変えてみると、オーダーミスが減るというメリットがありました。
紺野は、自分に関係ないことではなかったと素直に認めました。
moyoko
バイトが終わり、ユキコは森生と話をしようと電話をかけると、目の前に森生が現れました。
ユキコは、嫌な思いをさせてしまうかもしれないけれど、もっと黒川のことが知りたいと伝えました。
ユキコに見える未来
森生は、母親との過去を話し、大切に思い過ぎて、居なくなってしまった時のことを考えて怖くなってしまったと明かしました。
ユキコは、思わず森生に飛びつきます。
「私は居なくなったりしない。黒川のこと、独りぼっちになんてさせない」
ユキコには、この先も黒川と一緒に歩いている自分が見えていました。
森生は、ギュッとユキコを抱きしめました。
その頃、獅子雄はジムのロッカーで一枚の写真を見つめていました。
それは、笑顔の森生が写っている写真でした。
ドラマ『恋です! ~ヤンキーくんと白杖ガール』 第5話 ネタバレ・感想&まとめ
今回は、可愛い、可愛い、だけでなく、少し甘酸っぱい要素が込められたストーリーでした。
遂に付き合った2人ですが、森生のトラウマが原因でギクシャクしてしまいます。
それは、ユキコの強い気持ちで乗り越えることが出来ましたが、一方でイズミと獅子雄の関係に変化が。
同じジムに通うようになって少し仲良くなれたと思われましたが、獅子雄の想い人はもしかして森生・・・!?
だとすれば、「想いが通じ合うのは奇跡」と言ったことにも納得です。
獅子雄の今後の行動に注目です!