森生(もりお 杉野遥亮)と会っているところを見つかり、姉・イズミ(奈緒)を怒らせてしまったユキコ(杉咲花)。
イズミは妹を心配するあまり、無職のヤンキー・森生がユキコに近づくことに大反対。
森生と出会って何かが変わり始めたユキコは、そんな姉に反発し、姉妹の間には険悪なムードが漂います。
そんな中、ライバルの獅子雄(鈴木伸之)が就職すると知った森生は、その姿に刺激され自分もきちんと働くことを決意。
しかし、ヤンキーの森生には厳しい現実が待っているのでした。
目次
ドラマ『恋です! 〜ヤンキーくんと白杖ガール〜』前回振り返り
映画を観に行くため、待ち合わせ場所に向かったユキコ(杉咲花)は、いつもの道で森生(もりお 杉野遥亮)と再会します。
ひょんなことから一緒に映画を観に行くことになった2人。
ユキコは普段は食べられないポップコーンを分け合ったり、ホラー映画で思わず手を握ってしまったりと、デートのような時間を過ごします。
森生が映画を観に行ったことが面白くないハチ子(生見愛瑠)は、森生の後をつけてユキコに接近し、思わず心無い言葉を吐いてしまいます。
傷ついたユキコは、森生に八つ当たりをしてしまいますが、森生は臆せずユキコに寄り添ったことで、ユキコも素直になることが出来たのでした。
【ネタバレあり】ドラマ『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール~』第3話あらすじ・感想
イズミの心配
森生(杉野遥亮)とユキコ(杉咲花)が一緒にいるところにバッタリ出くわしたユキコの姉・イズミ(奈緒)は、「信じられない」と大激怒。
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しかも、森生がヤンキーなだけでなく無職であることを知り、「ちゃんとしていなければユキコのことは守れない」と、猛反対します。
ヤンキーで無職だということで、頭ごなしに森生を否定されたユキコは、「お姉ちゃんにそんなこと言われたくない」と反発します。
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声が届く距離
翌朝。
ユキコの通学路には、いつものように森生が控えていました。
この日は周辺に道路工事やエンジン音などが多く、聴覚を頼りにしているユキコには森生の声が届きにくい状況でした。
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しかも、ユキコと森生の間にはかなりの身長差があります。
「私の背があと10センチ高かったら、黒川の声が聞こえるのに」
何気なく言ったユキコの言葉に、森生は考え込みます。
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それは無理ってものです。
赤いハイヒール
森生が考えついたのは、ユキコの身長を上げるということでした。
森生は、なけなしのお金をはたいてヒールの高い赤い靴を買います。
それをユキコの家に届けに行きますが、勇気が出ず玄関先に置いていきました。
それを見つけたユキコたちの父(岸谷五朗)がイズミに見せると、イズミは元カレからのプレゼントだと思い込んでしまいました。
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翌朝、森生に靴のことを知らされたユキコは、必ず受け取ると約束をしました。
獅子雄の就職
森生は、予想外の出費があったため、今月の家賃が払えない事態に。
その時、喫茶店に獅子雄(鈴木伸之)が現れます。
獅子雄は森生に、突然採用通知を突き出しました。
「俺、就職する」
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森生は、真っ当に働こうとする獅子雄に触発され、自分もちゃんと働くことにしました。
「獅子雄の後を追う!」
しかし、そう現実は甘くなく、「黒ヒョウのモリ」だと知って逃げ出してしまうところや、顔の傷を理由に雇ってくれないなど、不採用が続き森生はすっかり凹んでしまいました。
黒川の良いところ
その頃、赤いハイヒールが自分へのプレゼントではないと知ったイズミは、靴を捨ててしまいました。
それを知ったユキコは慌ててゴミ捨て場から靴を拾い上げます。
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ユキコは、森生に電話し、靴を受け取ったことを報告しました。
「ありがとう。嬉しい」
森生が就活が上手く行かないことを話すと、ユキコは「必ず黒川の良いところをわかってくれる人がいる」と励ましてくれました。
心が折れそうになっていた森生にとって、それは救いの言葉でした。
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姉妹ゲンカ
その時、イズミが帰って来る音がしたため、ユキコは靴を隠そうとしましたが、部屋に入って来たイズミに見つかってしまいました。
イズミは、目が見えにくいユキコに、ハイヒールをプレゼントする森生の神経を疑います。
それがきっかけで、ユキコは「お姉ちゃんのせいで私は何も新しいことが出来ない」と文句を言ってしまったことで、姉妹ゲンカが勃発してしまいました。
イズミは、ユキコに何かあったらと心配でたまらないのです。
「あなたは普通の子じゃないんだから」
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「私を一番腫れもの扱いしてるのはお姉ちゃんじゃん!」
イズミは、思わずユキコをぶってしまいました。
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レンタルビデオ店
森生は、あるレンタルビデオ店のバイト募集のチラシを見て、店内に入りました。
周りを見渡すと、音声ガイドがついているDVDが多数あります。
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そこに、セルフレジの前で困っている高齢女性がいました。
森生がその女性の手助けをしていると、そこに獅子雄がやってきました。
なんと、その女性は獅子雄の祖母だったのです。しかも、この店の雇われ店長をしているというではありませんか。
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森生は獅子雄に、この店の不親切なところを意見しました。
その意見に感動した獅子雄は、森生にここで働いて欲しいと言います。
「この店には、貴様みたいな人間が必要なのかもしれない」
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感謝されること
森生は、バイトが決まったことをすぐにユキコに連絡しました。
「感謝されるとか、必要とされるっていいっすね!」
イズミとどう仲直りするか悩んでいたユキコは、ハッとしました。
そして、イズミの店に向かいます。
ユキコは、「ついて来て欲しいところがある」と言って、ハンバーガー店の店長に教えてもらった洋服店に連れて行きました。
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ユキコは今まで洋服を選ぶときは、必ずイズミと一緒でした。
でも、今回は1人でチャレンジするから見ていて欲しいとイズミに頼みます。
イズミがドキドキしながら見守る中、ユキコは親切な店員に助けてもらいながら、無事洋服を買ってきました。
その姿を見てイズミは涙が止まりません。
イズミの幸せ
ユキコは、森生と出会ったことで何かが変わったかもしれないけど、ここまで強くなれたのはお姉ちゃんのおかげだとイズミに感謝します。
でも、これからは自立して普通に幸せになりたいと伝えました。
それに、ユキコは自分の時間を犠牲にしているイズミのことが気になっていたのです。
「今まで出来なかったこと、たくさんやっちゃってよ」
「わかった」
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新しい靴はいらない
しばらくして、ユキコは新しい靴と洋服を着て、森生の働くレンタルビデオ店に行きました。
しかし、森生の目の前でつまずいて倒れそうになってしまいます。
森生は、ユキコをしっかりと抱きとめました。
「僕の声、聞こえますか?」
「聞こえるよ」
そして、新しい靴を買うという森生に、ユキコはこのままでいいと言いました。
「だって、これ履く時は一緒にいてくれるってことでしょ」
森生は、ユキコをギュッと抱きしめました。
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2人の姿を遠くから見つめて涙するイズミ。
そんなイズミに”店長”の獅子雄はそっとハンカチを渡すのでした。
「ユキコさん、いい男と出会いましたね」
「はい。ヤンキーですけどね」
ドラマ『恋です! ~ヤンキーくんと白杖ガール~』 第3話 感想&まとめ
3回目にして、すでにキュン死にしそうなこのドラマ。
今回は姉妹ゲンカはありつつも、森生とユキコの距離がグッと近づき、思わず笑みがこぼれてしまうような展開でした。
しかも、イズミと獅子雄が急接近するようです。そこも楽しみです!
しかし、今後2人の関係に嫉妬した生見愛瑠さん演じるハチ子が、森生に猛アタックしてくるようです。
森生とユキコの関係が揺るがされることになるのでしょうか?
次回も目が離せません!