アメリカン人気コミック「X-メン」の実写映画化作品。
映画『X-MEN』シリーズとしては通算で第6作品目となっているのが本作『X-MEN:アポカリプス』です。
- 『X-MEN:ダーク・フェニックス』を観る前に見てほしい
- 史上最強の敵「アポカリプス」登場
- 出演者が演技派ぞろい
それではさっそく『X-MEN:アポカリプス』についてネタバレありでレビューしたいと思います。
▼動画の無料視聴はこちら▼
目次
『X-MEN:アポカリプス』作品情報
作品名 | X-MEN:アポカリプス |
公開日 | 2016年8月11日 |
上映時間 | 144分 |
監督 | ブライアン・シンガー |
脚本 | サイモン・キンバーグ |
出演者 | ジェームズ・マカヴォイ マイケル・ファスベンダー ジェニファー・ローレンス オスカー・アイザック ニコラス・ホルト ローズ・バーン エヴァン・ピーターズ タイ・シェリダン ソフィー・ターナー オリビア・マン ルーカス・ティル |
音楽 | ジョン・オットマン |
【ネタバレ】『X-MEN:アポカリプス』あらすじ・感想
1980年代とともにX-MENのキャラクターが暴れまわる
X-MENといえば、世界で850万部以上売れているコミックスの映画化です。
ミュータントと呼ばれる超人的な特殊能力を持ったキャラクターたちが活躍するストーリーです。
スピンオフ作品を入れると第9作目の映画化となっています。
バトルやCGなど派手な演出もすごいですが、ミュータントたちをマイノリティとして重ね合わせて見られるという点で多くの観客にも共感を得られ、愛されてきたのでしょう。
最新作『X-MEN:ダーク・フェニックス』の前作となっているので、こちらの作品を見てからだとより楽しめると思います。
『X-MEN』シリーズは3作目の『X-MEN:ファイナル ディシジョン』で一旦物語が区切られており、次作『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』からキャストも一新され、『X-MEN:フューチャー&パスト』で過去に戻って歴史を変えるという展開が用意されているので、全部見れない方は『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』から見ても大体わかると思います。
そして今回のヴィラン(敵)は、X-MEN史上最強の敵と言われている「アポカリプス」となっています。
5000年以上前に初めて生まれたミュータントで、神のような存在と知られ、自由自在に身体を変形させる能力やテレキネシス、テレポートといったまさに神レベルの能力をもった存在と言えます。
1000年の眠りから目覚め、新たな秩序を作ろうとし世界を滅ぼそうと目論見ます。
目覚めたアポカリプスは4人のミュータントの力を増幅し仲間にして世界の破滅へと邁進していきます。
その4人の仲間には「ストーム」「アークエンジェル」「サイロック」そして地球上最強のミュータントの一人「マグニート」となっています。
前作『X-MEN:フューチャー&パスト』で大統領殺害に失敗したマグニートは、ポーランドの田舎で市民に紛れて妻と娘でささやかで平和な日々を送っていましたが、工場で働く同僚を事故から救う目的で能力を使ってしまい、ミュータントであることがバレてしまいます。
妻と娘を警察に殺されたマグニートは復讐の鬼と化し、アポカリプスに付け込まれ、地球を滅ぼすことに加担してしまいます。
ですが表情に迷いがあるようにも見え、X-MENとともに地球を救う側になるのか、破滅へ導く者になるのかはラストまでわかりませんので、そこは本編を見てのお楽しみに。
そして、ストームが敵からどのようにして仲間になるのかも描かれているので、そこもチェックする場所ですね。
ストームの配役には以前はアカデミー女優のハル・ベリーでしたが、今作はアレクサンドラ・シップという若手女優が演じています。
サイロックにオリヴィア・マン、アークエンジェルにイケメン俳優ベン・ハーディと若手が活躍していますので、美男美女を見たい方もおススメです。
『X-MEN』のキャラクターも熱い
敵役のキャストも若返りを図っていますが、X-MEN側も負けてはいません。
若かりし、プロフェッサーXを演じるにはジェームズ・マカヴォイです。
『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』でも復讐に燃えるマグニートーを「君には怒りの感情だけじゃない。善の心がある。」と言って更生させましたが、今回も更生させることができるんでしょうか?
このチャールズ(プロフェッサーX)とエリック(マグニート)二人の友情関係にも毎回胸が熱くなるので見どころですね。
そして、ハンクをニコラス・ホルト、ミスティークをジェニファー・ローレンスが続投で好演しています。
新キャストとしてスティーヴン・スピルバーグ作の『レディ・プレイヤー1』でも注目されたタイ・シェルダンがサイクロップスを演じています。
そしてその恋人役をジーン・グレイ(ソフィー・ターナー)が演じています。
アポカリプスを倒すキッカケになる彼女の力は、底知れぬ力があることが予想されるので、次作では最強の敵としてX-MENと敵対すると思われます。大注目ですね。
なんといっても前作『X-MEN:フューチャー&パスト』より参戦した、超速で時間を動き回れるクイックシルバーも続投しています。
「ユールズミックスのSweet Dreams」の曲にのせて爆発する屋敷から、生徒たちを救出する場面がコミカルに描かれていてとてもおもしろかったです。
中盤にはローガンもカメオ出演で活躍してくれますので、そこも注目です。
最強の敵に対してX-MEN全員で協力してアポカリプスを倒す最後は圧巻ですので、見て損はない作品となっています。
『X-MEN:アポカリプス』あらすじ・ネタバレ感想まとめ
以上、ここまで『X-MEN:アポカリプス』について紹介させていただきました。
- 新キャラクターがいっぱい出るため、見ていて新鮮
- 1980年代、カルチャー・ファッションにも注目
- アポカリプスが青くて怖い
▼動画の無料視聴はこちら▼