『ワンダーウーマン 1984』あらすじ・ネタバレ感想！大人気DCヒーロー映画第2弾！欲望の暴走から世界を救え

DCコミックスの人気女性ヒーロー、ワンダーウーマンを主人公にした『ワンダーウーマン 1984』が待望の劇場公開！

第一次世界大戦を舞台にした『ワンダーウーマン』から今作は1984年を舞台に変え、ワンダーウーマンことダイアナ・プリンスが世界を滅亡へ導く巨悪にたった1人で立ち向かうことになります。

監督は『ワンダーウーマン』のパティ・ジェンキンス、主演は前作に引き続きガル・ガドットが務め、今作では自ら製作にも携わりました。

さらに『マンダロリアン』のペドロ・パスカルや、コメディエンヌとして活躍するクリステン・ウィグが悪役として登場するほか、クリス・パイン演じるスティーブ・トレバーの復活など見どころも盛りだくさん！

ポイント

DCコミックスの人気女性ヒーロー、ワンダーウーマンが今回も大活躍！
ペドロ・パスカルやクリステン・ウィグら悪役も超豪華
コロナ禍でこのスケールの映画が見れること自体が奇跡！

マルコヤマモト

この記事では『ワンダーウーマン 1984』について、ネタバレありでご紹介しています。

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1.『ワンダーウーマン 1984』作品情報
2.【ネタバレ】『ワンダーウーマン 1984』あらすじ
3.【ネタバレ】『ワンダーウーマン 1984』感想
4.『ワンダーウーマン 1984』あらすじ・ネタバレ感想まとめ

『ワンダーウーマン 1984』作品情報

作品名	ワンダーウーマン 1984
公開日	2020年12月18日
上映時間	151分
監督	パティ・ジェンキンス
脚本	パティ・ジェンキンスジェフ・ジョーンズデヴィッド・キャラハム
出演者	ガル・ガドットクリス・パインクリステン・ウィグペドロ・パスカルロビン・ライトコニー・ニールセン
音楽	ハンス・ジマー

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【ネタバレ】『ワンダーウーマン 1984』あらすじ

願いを叶える石

物語の舞台は1984年。

アメリカとソ連の東西冷戦下にありながら好景気に沸き、誰もが豊かな暮らしを求めた時代です。

ワンダーウーマンことダイアナ・プリンス（ガル・ガドット）はワシントンのスミソニアン博物館で考古学者として働きながら、人知れずヒーローとして人助けをする毎日を送っていました。

ある日、職場に宝石学を専攻するバーバラ（クリステン・ウィグ）が同僚として迎えられます。

バーバラは見た目は地味で消極的な女性でしたがユーモアがあり、2人は次第に打ち解けていきました。

出典:IMDB

別の日、FBIから盗難された宝石の鑑定依頼を受けたバーバラは、不思議な石「ドリーム・ストーン」を見つけます。

ダイアナが石に刻まれた文字を解析すると、ラテン語で「石を握りながら祈れば願いが叶う」と書かれていたことが分かりました。

ダイアナは石を握ったときにふと「恋人のスティーブが生き返るように」と願うと、なんとスティーブ（クリス・パイン）が別の人間の身体を借りて蘇ったのです！

出典:IMDB

マルコヤマモト

現代に生きる別の男性の身体を借りて蘇ったスティーブに、80年代のファッションや文化を教えるダイアナ。2人の立場が1作目と逆転していて面白かったです。謎にウエストポーチに興味津々のスティーブもまたオツでした。

石の力に半信半疑だったバーバラも「ダイアナのようになりたい」と願うと、美貌と、ダイアナのような超人的な力を手にしました。

出典:IMDB

そんなドリーム・ストーンを狙う人物が現れます。

石の存在を知っていた実業家のマックス・ロード（ペドロ・パスカル）はスミソニアン博物館の出資者となり、バーバラに近づきすんなりと石を得手に入れます。

そして、自分自身が石の持つ願いを叶える力を手にしたいと願ったのです。

マックスの願いは叶えられ、マックス自身が願いを叶える石そのものとなりました。

マルコヤマモト

実はマックスの会社は経営不振で、うまくやっているのは表向きだけ。未払いの請求書がバンバン届きます。離婚した妻と暮らす子供ともろくに会えずじまいでした。そんな状況を打破するためにマックスは以前から石のことを調べており、目をつけていたのでした。

願いを叶えるためには代償が必要

石の力を得たマックスは、さまざまな人の願いを叶えることで自分の力を倍増させていきました。

マックスは石油を掘り当てたり、能力を使ってエジプトにすでに崩壊した王朝を復活させ、世界はあっという間に混乱に陥ります。

その他にも「美しくなりたい」「100万ドル欲しい」「くたばっちまえ」「我が国にも核兵器があれば…」など、人々の願いという名の欲望は、どんどんマックスの元に届きます。

しかし、石で願いを叶えた者には代償が必要でした。

スティーブを蘇らせたダイアナは自身のスーパーパワーを、美貌とパワーを手に入れたバーバラは優しさを、石そのものになったマックスは自分の健康を奪われてしまったのです。

また、全てを元に戻すためには石を破壊するか、自分の願いを取り消すかの2つの方法しかありませんでした。

マルコヤマモト

石はマックスに取り込まれているため最善の方法は願いを取り消すことですが、それぞれの大切なものを失うことを意味します。

出典:IMDB

満身創痍になりながらもアメリカ大統領へ近づいたマックスは、大統領の願いを叶える代わりに大統領の権限を奪います。

そして、最新の衛星を使って世界中の人々と繋がる方法を知ると「どの国よりも核兵器をもっと保有したい！」というアメリカ大統領の願いを叶えました。

しかし、それと同時に世界滅亡へのカウントダウンが始まります。

大統領の願い通りに増えていくアメリカの核ミサイルを探知したソ連も、反撃に備えて核ミサイルの配置を始めたのです。

そんななか、マックスはバーバラと組んで衛星中継の基地へ向かって飛び立ちます。

『ワンダーウーマン 1984』の結末

米ソが一触即発状態にあるなか、ダイアナは自分の願いを取り消すか否かで葛藤していました。

ダイアナが願いを取り消せば、もうスティーブは永遠に戻りません。

しかし、世界を救うためにスティーブはダイアナを説得し、ダイアナは自らの願いを取り消し走り出します！

そして、ダイアナは生まれ故郷であるセミッシラの伝説の戦士・アステリアが着用していたゴールデン・アーマーを身にまとい、マックスの元へ向かいます。

マルコヤマモト

このゴールデン・アーマーですが、ダイアナの自宅に保管されていたという点にはオドロキでした。

するとダイアナに対する嫉妬と怒りを膨らませたバーバラが、チーターのような姿になって襲ってきたのです。

バーバラとの死闘の末にマックスの元へたどり着いたダイアナでしたが、マックスはすでに衛星を使い世界中の人々の願いを叶えることと引き換えに自らの健康と永遠を手にし始めており、暴走が止まらなくなっていました。

ダイアナは「真実の縄」を使ってマックスと、中継によってマックスとつながる世界中の人々を説得。

その中で、マックスは「パパに戻ってきて欲しい」という自分の息子の願いを耳にします。

核爆弾のミサイルが発射されようとしてる状況下で息子が危険な場所にいることを知ると、マックスは自らの願いを取り消しました。

またダイアナの説得が波及したことで人々は願いを取り下げ、世界は平穏を取り戻します。

息子を見つけたマックスは自分が失敗ばかりでダメな人間であることを認め、自分の邪悪な願いのために失いかけていた息子をきつく抱きしめました。

クリスマスの日、ダイアナはスティーブが身体を借りていた男性と再会しますが、2人は他愛のない会話を交わし「ハッピー・ホリデー」と挨拶だけをして別れます。

出典:IMDB

スティーブ以外を愛せないと叫んだダイアナでしたが、この世界で人を愛することも悪くないと期待を膨らませ、「この世界はあまりにも…」と言って、スティーブのように大空を舞っていくのでした。

マルコヤマモト

ここで物語は終わります。

【ネタバレ】『ワンダーウーマン 1984』感想

コロナ禍でのこのレベルのエンタメ作品に驚き！

新型コロナウィルスの影響を受けてハリウッド大作や、DCの対抗馬となるMCUに至っては1作品も公開されなかった2020年。

ヒーロー映画で公開に踏み切った作品は、実質『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』と『ワンダーウーマン 1984』の2作品だけでした。

マルコヤマモト

ハーレイ・クインとワンダーウーマン、DCコミックスの2大人気女性ヒーローがコロナ禍のエンタメ業界を救ったと言っても過言ではありません。

日本より1週間遅れて公開になったアメリカでは、劇場公開とHBO Maxの同時公開となり映画業界をざわつかせていますが、アメリカでの興行収入は1670万ドルを超え、パンデミック後最大のヒット作となっているようです。

『ワンダーウーマン 1984』は、まず最初のアマゾネスオリンピックシーンから圧巻で、迫力満点の音楽と映像を楽しめます。

マルコヤマモト

ちなみにアマゾネスオリンピック（正式名称不明）でダイアナの子供時代を演じていたのは、なんとスタント俳優ではなく子役のリリー・アスペル自身というのだから驚き！

#ワンダーウーマン 1984 で少女時代のダイアナを演じたLily Aspellちゃん。

あんなに馬で縦横無尽に走り回ってて、子役スタントさんすごいなーって見てたのに、なんと全編スタントなし、本人が演じたらしい！

障害物レースの選手だって、さすがー#WonderWoman1984 pic.twitter.com/1CGtdbjSZp

— (@unycom) December 25, 2020

マルコヤマモト

最初からこのスケールの大きさには、やはりハリウッドを感じざるを得ませんでした…。

アマゾネスオリンピックのシーンがあることでダイアナのある程度の生い立ちや、アマゾネスたちの生態？についても理解できるので、前作を見ていない方でもすんなり物語に入っていけると思います。

『ワンダーウーマン 1984』のストーリー自体にツッコミどころはあるものの、逆に分かりやすくのめり込んでしまい、上映時間の2時間半もあっという間。

マルコヤマモト

久々にスケールの馬鹿デカさに飲み込まれて観るアメコミ映画は最高でした。

しかし、前作『ワンダーウーマン』から引き継いでいる設定もあるので、余裕がある方は『ワンダーウーマン』を観てからの鑑賞をおすすめします。

おまけ映像に登場した人は誰？

マルコヤマモト

『ワンダーウーマン 1984』の本編終了後、エンドロールの前にちょっとしたおまけ映像があります。

マーケットを歩く黒いロングヘアーに青いコートを見にまとった女性の後ろ姿が映し出され、女性は事故によって倒れそうになった電柱を片手で受け止め、ベビーカーに乗った赤ちゃんと母親の女性を助けます。

しかし、振り返ったその姿はダイアナではありませんでした。

出典:IMDB

実は彼女こそがかつてゴールデンアーマーを着用してアマゾネスを守った戦士・アステリアだったのです。

おまけ映像でアステリアを演じているのはリンダ・カーターで、1975年から放送されていたテレビシリーズの『ワンダーウーマン』でダイアナ・プリンスを演じていました。

パティ・ジェンキンスと親交が深かったというリンダ・カーターの出演は、以前から仄めかされていましたが、『ワンダーウーマン 1984』でついに願いが叶うことに。

マルコヤマモト

ちなみにこのおまけ映像は試写会でも挿入されておらず、完全なサプライズ映像だったということです。

SNSでのみんなの感想・評判

作品自体の賛否が見事にに真っ二つですが、コロナ禍という状況の中で配信のみで終わらなかったどころか、ほぼ世界最速上映というカタチで公開されたコトは、関係者の皆様に対してホントに感謝という一言しかないです…
ありがとうございます#ワンダーウーマン #ワンダーウーマン 1984 pic.twitter.com/9lQ5UP9dua

— Joker️️️ (@blackend1106) December 28, 2020

ダイアナ＆スティーブは、やっぱりDCEUで一番のカップルだと思う‼︎♡
この2人の恋愛は本当に美しい‼︎✨
今回はデート・ムービーとしても、最高の出来だった‼︎☺️#WW84 #ワンダーウーマン #ワンダーウーマン 1984 #ワンダーウーマンド迫力 pic.twitter.com/pMWfi8Si3N

— K.Shinya✨ (@SkKingsman) January 2, 2021

やっぱりヒーロー映画は最高‼︎
キャラクター、ストーリー、音楽、アクション、全部が完璧すぎる‼︎
特に本作のメインヴィラン、ペドロ・パスカル演じる＂マックス＂の最後のある展開には、またしても号泣してしまった‼︎#WW84 #ワンダーウーマン #ワンダーウーマン 1984 #ワンダーウーマンド迫力 pic.twitter.com/hUBQLZZtZS

— K.Shinya✨ (@SkKingsman) January 2, 2021

マルコヤマモト

アメリカより1週間早く公開された『ワンダーウーマン 1984』ですが、クリスマスやお正月にぴったりのめでたい映画でした！

ダイアナの願いにより復活したスティーブの登場に沸いたファンも多かったようです。

2人のロマンチックな再会や、花火の上を飛ぶデートのような戦闘機の飛行シーンなど見どころも満載。

マルコヤマモト

最初誰？って感じで登場したスティーブでしたが、演じているクリス・パインの瞳の色が本当に綺麗で驚きでした。

マックス・ロード役で登場したペドロ・パスカルの見た目の胡散臭さや、コメディエンヌとして有名なクリステン・ウィグもしっかり悪役をこなしており、2人のポテンシャルの高さを感じました。

特にペドロ・パスカル演じるマックスは、神話的な存在ではなく人間ということがより身近に悪を感じられてよかったです。

『ワンダーウーマン 1984』あらすじ・ネタバレ感想まとめ

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映画初めは#ワンダーウーマンに決まり

大スクリーンでパワーチャージして
今年も駆け抜けよう!!#ワンダーウーマン 1984 大ヒット上映中⚡ pic.twitter.com/BrM3U1cq5S

— DC公式 (@dc_jp) January 1, 2021