アニメ『WIND BREAKER』第13話(最終話)あらすじ・ネタバレ感想!新たな敵・”KEEL(キール)”とは……?

WIND BREAKER

出典:WIND BREAKER公式

週刊少年マガジン公式アプリ「マガジンポケット」の人気ランキング首位常連で、単行本は発売即重版連発の話題作『WIND BREAKER』。

好きなものは強いヤツ、弱いヤツには興味がない――孤独な不良高校生・桜遥は、超不良校として名高い風鈴高校のてっぺんを目指して、街の”外”からやって来ます。

梅宮をはじめ、四天王や衆幹部ら錚々たる面々との顔合わせを終えた桜、楡井、蘇枋。

柘浦、桐生と合流し、帰路についていると、フードを被った怪しげな3人組と遭遇します。

彼らは白のジャケットに青の竜骨がトレードマークの、いい噂を聞かないチーム・”KEEL【キール】”でした。

フウリンを探していたキールの様子に、桜たち5人が戸惑っていると、血を流し傷だらけになったクラスメイトの杏西と出会います。

桜は、クラスメイトのピンチを救えるのでしょうか……?

早速、第13話「友のため」をレビューしていきます。

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アニメ『WIND BREAKER』前回第12話あらすじと振り返り

多聞衆2年の梶蓮、楠見結斗、榎本健史のもと、1‐1の級長決めが始まりました。

真っ先に手を挙げた蘇枋を皮切りに、次々と桜を推薦していくクラスメイトたち。

桜は、自分が”外の人間”であることを気にしますが、蘇枋が「オレと楡井が副をやる」と背中を押します。

結局、痺れを切らした梶の怒号で、級長に決まった桜。

級長として何をしたら良いのか悩む中、街の見回りで梶と組むことになりました。

級長でありながら不遜な態度の梶に納得がいかない桜でしたが、あることを機に梶のスタンスを知り、梅宮の時とはまた違った衝撃を受けます。

ことはの助言もあり、まずクラスメイトの顔と名前を覚えるという初歩的なことから始めた桜は、副級長となった楡井、蘇枋の名前を初めて呼び、初めて彼らを頼る姿勢を見せるのでした。

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【ネタバレあり】アニメ『WIND BREAKER』第13話あらすじ・感想

”KEEL(キール)”

梅宮をはじめ、ボウフウリン四天王や衆幹部ら、錚々たる面々との顔合わせを終えた桜、楡井、蘇枋。

柘浦、桐生と合流し、帰路についていると、商店街でフードを被った怪しげな3人組と遭遇します。

彼らは白のジャケットに青の竜骨がトレードマークの、いい噂を聞かないチーム・”KEEL【キール】”のメンバーらしく、風鈴高校の誰かを探しているようでした。

そんなキールの様子に桜たちが戸惑っていた時、街の住人の悲鳴が聞こえてきます。

声のするほうへ向かってみると、路地裏で気を失って倒れている風鈴生の姿が……。

それは、血を流し、傷だらけになったクラスメイト・杏西(CV.坂田将吾)でした。

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杏西は学校にいる時にも、すでにケガをしている様子だったので、何かあったのかと不思議思っていた桜たちですが……?

葛藤

目を覚ました杏西は、ケガについて尋ねられると、犬に襲われたと嘘の証言をします。

傷だらけの身体でも明るく去って行こうとする杏西に、蘇枋はキールの仕業ではないのかと問いかけました。

ところが、杏西は最後まで口を割らず、先に帰ってしまいます。

証拠があるわけではありませんが、杏西の動揺した様子や、先ほど遭遇したキールを見る限り、関連性がないとは思えません。

楡井はクラスメイトのピンチを救うべく、桜を説得します。

しかし桜は、誰にでも聞かれたくないことはある、杏西が助けてほしいと思っているかはわからないと俯きました。

その一方で、顔合わせの時の「(周りを)よく見て助けてやってほしい」という梅宮の言葉が頭から離れず、一人葛藤します。

結局、桜も先に帰ってしまいましたが、心配そうな楡井に反して、「大丈夫だよ」と余裕な表情を見せる蘇枋、桐生、柘浦の3人。

彼らは、素直じゃない桜のことを理解しつつありました。

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桜がただ帰ったわけではないとお見通しな蘇枋たち。 素直じゃない故に葛藤があるだけで、思いのまま行動に移せるのが桜です。

「任せとけ」

杏西は、他校の女子生徒・土屋(CV.結川あさき)と公園で落ち合っていました。

二人が話しているのは、長門(CV.古屋亜南)という人物について……。

長門のことを助けるべく相談しているようですが、杏西だけではどうにもできず、土屋はボウフウリンに相談するべきではと提案します。

しかし杏西は、街のために動いているボウフウリンに迷惑をかけたくないという思いから提案を却下し、「大丈夫」と笑うと去って行くのでした。

一人残された土屋は、俯いて涙を流します。

すると、桜がやって来て「話を聞かせろ」と声を掛けました。

杏西と長門の幼馴染みだという土屋は、久々に会った杏西から、街の外で引ったくりをしていたキールのメンバーとやり合った際の話を聞かされたそうです。

その相手こそ、長門だったのだと……。

この日は、杏西が長門を連れてきて3人で話す予定でしたが、土屋が来た時には傷だらけの杏西しかいなかったといいます。

杏西の事情を知った桜は、「待ってるだけしかできないのが悔しい」と泣く土屋に、「任せとけ」と告げました。

urara

杏西が痛い目に遭ったことを知っていながら、自分も行こうとするほど正義感が強く仲間思いな土屋。 そんな彼女に「任せとけ」と桜が告げたのは、ことはの助言を思い出したからでした。
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友のため

――翌日。

学校についた桜は、杏西が気丈に振る舞っている姿を見て、どうするべきかと考えていました。

すると、教室に杏西宛ての茶封筒が届き、その送り主がフードを被った謎の人物だったことがわかります。

封筒の中身を見た杏西は、青ざめた顔のまま教室を飛び出してしまいました。

咄嗟に追いかけていった桜が杏西を引き止め、昨日土屋と話したことを告げると、杏西はようやく事情を話し始めます。

キールの格好をした引ったくり犯が長門だったこと、後日改めて長門を尋ねるとキールのメンバーに暴行を受けていたこと、助けようとしたら拒絶されたこと……。

カツアゲのようなことまでされていたのに、自分でキールにいると決めたらしい長門は泣いていたといいます。

そして、先ほど届いた封筒の中身は、キールが長門を痛めつけている様子をおさめた写真でした。

長門にどんな事情があるのかはわかりませんが、彼をキールから救い出すために単独で挑もうとする杏西は、街を守っているフウリンを私情に巻き込めないと語ります。

ところが、それでも杏西とともに行こうとする桜は、「これはオレの問題だ」と言い返しました。

urara

誰かのために動こうと思える桜からは、すでに級長の風格が感じられます。

その時、続々とクラスメイトたちがやって来ます。

街を守るフウリンとしてではなく、一人のクラスメイト――友達のために動くのだと集まってきたのです。

こうして、桜を筆頭に、1‐1の面々はキールの根城を目指します。

そんな姿を、梶たち2年の幹部が目撃していました。

アニメ『WIND BREAKER』第13話まとめ

いかがだったでしょうか。

新たな敵・”KEEL(キール)”の存在が明かされた第13話。

その根城へと向かう桜たちの姿で幕を閉じた最終話でしたが、これから始まる戦いに胸が熱くなるラストシーンでした。

早速、2025年に第2シーズンの放送が決まり、ますます期待が高まるアニメ『WIND BREAKER』。

梅宮を筆頭に現れたボウフウリン四天王も、名前とビジュアルだけが公開された状態なので、それぞれのエピソードが気になるところですよね。

第2シーズンの詳細発表まで、原作とあわせて応援していきたいです。

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