王道アクションの面白みをすべて詰め込んだような映画。
それが『ホワイトハウス・ダウン』。
主人公のイケメンパパをチャニング・テイタム、大統領役をジェイミー・フォックスが演じて、安心して見れるエンターテイメント作品です。
それではさっそく『ホワイトハウス・ダウン』をレビューしていきたいと思います。
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目次
『ホワイトハウス・ダウン』作品情報
作品名 | ホワイトハウス・ダウン |
公開日 | 2013年8月16日 |
上映時間 | 131分 |
監督 | ローランド・エメリッヒ |
脚本 | ジェームズ・ヴァンダービルト |
出演者 | チャニング・テイタム ジェイミー・フォックス マギー・ジレンホール ジェイソン・クラーク リチャード・ジェンキンス ジェームズ・ウッズ ランス・レディック ジョーイ・キング ガーセル・ボヴェイ レイチェル・レフィブレ マイケル・マーフィー ニコラス・ライト |
音楽 | ハラルド・クローサー トーマス・ワンカー |
【ネタバレ】『ホワイトハウス・ダウン』あらすじ・感想
王道のアクションストーリー
ギクシャクした親子関係(特に父親と娘)を取りもどしたいとカッコいい父親。
それを見守る、呆れ気味の奥さん。
緊迫した空気を和まして休憩ポイントになる、散りばめられたコメディ要素。
日常の平和を突然ぶち壊す、得体の知れない、容赦知らずの敵役。
腰が引けてて情けないんだけど、たまに頑張っちゃう脇役の男性。
予想外の大きな仕事をする危なっかしい子役。
最後は、みんながハッピーになるエンディング。と思って油断してると「え!」っていう危険な展開に一瞬なるけど、再度すぐ訪れるハッピーエンド。
そして、呆れてた奥さんが心を許した笑顔と映画序盤シーンを布石にしたラストシーンで映画が終わる。
そんな「王道ストーリー」の面白みがたっぷり詰まっているのが今作です!
こういうアクション映画は、過去に何度も何度も見てきたはずなのに、それでも最後まで楽しむことができますよね。
これまで沢山の映画を鑑賞してきた私のような人間だと、変に安心して最後まで楽しんでしまいます。
主人公たちがまずい状況に置かれても、「大丈夫。大丈夫。」と言いながらドキドキして見ちゃう感じですね!
でもそれが「王道アクション」の役割だったりします。
『ホワイトハウス・ダウン』は、まさにこの「ザ・王道ストーリー」です。
イケメンでかっこよすぎる父親(チャニング・テイタム)と、お茶目だけど高潔な大統領(ジェイミー・フォックス)。
この二人を見るだけでも面白いです。
特に女の子が楽しむには、十分な要素かもしれませんね!
最後までずっとドキドキ
王道ストーリーとしての必須科目なんですが、映画ラストまでずっとドキドキ楽しめるってことですね。
どう展開していくのか?読めそうで読めない。
危ない橋を何回も渡っていくようなストーリー展開です。
それゆえ、全体的なストーリー展開はそこまで驚くようなシーンは用意されていないけど、最後まで楽しくドキドキ見ることはできるんですね。
というよりも、全体的な展開はいつも通りだからこそ安心して鑑賞できるけど、それでも予想外が起きるかもしれないというドキドキなのかもしれません。
例えば恋人や家族と「なんか映画見たいけど、失敗はしたくないよな〜」みたいな、気楽にかつ面白い映画を見たい時、こういう王道のアクション映画は最高にオススメです!
舞台はホワイトハウス。これが興味深い。
映画をたくさん見ると、知らない世界や行ったことがない場所などを知れたり見ることができる。
これは映画の醍醐味のひとつでもありますよね。
『ホワイトハウス・ダウン』は、父親が娘を連れてホワイトハウスのガイドツアーに参加することから始まります。
そのため、ホワイトハウスの歴史や建物の中を説明しながら見て回る場面が多いので、普段だとなかなか知ることも見ることもできない「ホワイトハウスってこういうところなんだ〜」って言うことが知ることができます。
もちろんすべてが本物とはいかないでしょうが、それでもホワイトハウスのことを映画を楽しみながら知ることができるのは、それこそホワイトハウスのガイドツアーに参加してるかのようで面白いです。
相手役がちょっと役不足?
エンタメとしては、王道の面白みがたっぷり詰まった今作。
それでも、ちょっと一味足りないな〜と思うのは、おそらくヴィラン役(敵側)がパッとしないからでしょう。
決して悪くはないんですが、主人公のイケメンパパはチャニング・テイタム、大統領役にジェイミー・フォックス、特別警護艦としてマギー・ギレンホールと、ヒーロー側に画力があって魅力的な俳優陣が多いせいか、ヴィラン側が記憶に残りにくいですね。
ヴィラン役が素晴らしい魅力を放つと、突然映画の魅力が増すことは多々あります。
アメコミなら『ダークナイト』のジョーカーや『アベンジャーズ』のサノスは、代表的です。
『ファイト・クラブ』のタイラー・ダーデン、『レオン』のノーマン・スタンスフィールド。
ヒーローと同じくらいインパクトを与えるヴィランが出てくる映画は決まって魅力的です。
『ホワイトハウス・ダウン』が面白い王道としては最高ですが、心に残る超面白映画とまではいかない理由は、魅力的なヴィランズの設定ができなかったからかもしれないですね。
『ホワイトハウス・ダウン』を見たあとに、なんだか物足りないな〜と思う人には『エンド・オブ・ホワイトハウス』を鑑賞するとちょうど良いかもしれないですね。
ヴィラン役側が少し物足りないとは言っても、ヒーロー側に魅力的な人物が多いので、それだけでも一見の価値はありますよ!
『ホワイトハウス・ダウン』まとめ
『ホワイトハウス・ダウン』は激アツのドラマと極限大破壊と粋なユーモアが全て詰め込まれた全方位無敵のエンタメ傑作なので観ましょう。 pic.twitter.com/zY2xvXXSnO
— 人間食べ食べカエル (@TABECHAUYO) 2018年7月7日
Twitterの口コミを見ていても、私と同じようなコメントが多々ありますね!
安心して楽しむことができる王道ストーリーを、豪華俳優陣で作り上げた今作。
「今日はなに見ようかな〜?」と悩んでる時に、パッと気楽に手を伸ばせる作品です。
ぜひ、恋人や家族と一緒に見てください。
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