MCU初のアニメシリーズとしてディズニープラスで配信されている、『ホワット・イフ…?』。
前回第2話では、もしも『ブラックパンサー』のティ・チャラが『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のスター・ロードになったら?という物語が描かれました。
『ホワット・イフ…?』第3話には、アベンジャーズ計画の創始者であるニック・フューリーとブラック・ウィドウことナターシャ・ロマノフが登場!
マルコヤマモト
目次
海外ドラマ『ホワット・イフ…?』前回第2話あらすじと振り返り
全知全能の存在であるウォッチャーが語り部となり、これまでのMCU映画23作品にまつわる「もしもの」物語が描かれるドラマ『ホワット・イフ…?』。
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地球から天人・エゴの子息であるピーター・クイルを連れ去るように命令されたヨンドゥ率いるラヴェジャーズでしたが、誤ってワカンダの王子であるティ・チャラを連れてきてしまいます。
物怖じしないティ・チャラを気に入ったヨンドゥは彼を仲間に引き入れ、宇宙という広い世界へ連れ出すことに。
それから20年が経ち、立派に成長したティ・チャラはラヴェジャーズの中心人物となっていました。
そして人々はいつしかティ・チャラを「スター・ロード」と呼んで尊敬するようになり、かつて地球を滅ぼそうとしたサノスまでも説得し、仲間に引き入れていたのです。
そんなティ・チャラに舞い込んだのが、惑星を救う力を持つ「エンバーズ・オブ・ジェネシス」という塵を、サノスの後を継いで悪の存在となったコレクターことタニリーア・ティヴァンから奪い取るという仕事でした。
惑星ノーウェアへ向かったティ・チャラはヨンドゥ、ネビュラとともにコレクターの館から塵を奪い脱出!
偶然から父親であるティ・チャカが今でも自分を探しているという事実を知ったティ・チャラは、ヨンドゥが今まで嘘をついていたことを責めましたが和解。
ワカンダ王国へ戻ったティ・チャラは家族と再会し、ラヴェジャーズたちと楽しい時間を過ごしました。
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海外ドラマ『ホワット・イフ…?』第3話あらすじ【ネタバレあり】
もしも世界が最強のヒーローたちを失ったら…?
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人類にとって脅威となる存在から地球を守るために結成されたアベンジャーズ。
結成に際してメンバーを集めていたS.H.I.E.L.D.長官のニック・フューリーとエージェントのナターシャ・ロマノフは、候補者の1人であるトニー・スタークの元を訪れます。
しかしアイアンマンことトニー・スタークが彼らの目の前で死亡する事件が発生し、スターク殺害の疑いをかけられたナターシャは捕らえられてしまいます。
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しかし、S.H.I.E.L.D.内部に裏切り者が居るのではないかと疑ったニック・フューリーは、ナターシャに極秘で調査をさせることに。
次の日、地球に落下したハンマー・ムジョルニアを取り返そうとS.H.I.E.L.D.の基地に侵入したソーが、ホークアイことクリント・バートンによる弓矢の誤射によって死亡。
その後ソーを撃ったバートンまでが謎の死を遂げるという、アベンジャーズの候補ばかりを狙った不可解な事件が連続で発生したのです。
さらに、アスガルドからは兄・ソーの仇を打つために大軍を率いたロキが襲来。
フューリーは地球の次の夜明けまでに仇を差し出すという条件を付けて、一旦ロキを制止します。
その頃、アベンジャーズ候補者の1人であるハルクことブルース・バナーの元を訪れていたナターシャですが、ロス将軍との交戦中に異変を起こしたハルクが破裂し死亡するという出来事が発生。
図書館に逃げ込んだナターシャは、コールソンから得たパスワード「#SteveSteveSteveIheartSteve0704」によりアベンジャーズ計画に関する書類へのアクセスに成功。
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ファイルを開いたナターシャはあることに気がづきフューリーの留守電にメッセージを残しますが、背後から現れた犯人の攻撃によって命を落としてしまいます…。
車に戻ってダッシュボードに閉まってあったポケベルを見つめるフューリー。
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「すべては希望(ホープ)のため」というナターシャからの最後のメッセージを聞いてあることに気づいたフューリーは、サンフランシスコにある墓地へ向かいました。
墓地に刻まれた名前は「ホープ・ヴァン・ダイン」。
そしてアベンジャーズ計画を阻止しようとしていたのは、彼女の父親であるハンク・ピムだったのです…。
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映画『アントマン』に登場するイエロージャケットを自ら身に纏ってヴィランとなっていたピム博士は、S.H.I.E.L.D.のエージェントとして活躍したのちに命を落とした妻のジャネットと娘のホープの復讐のために、アベンジャーズメンバーを殺害していたのでした。
ニック・フューリーに戦いを挑むピム博士でしたがその正体は欺きの神・ロキであり、あっという間にねじ伏せられてしまいます。
そして次の日、地球での居心地が良くなったロキは国連の会議場に現れ自分たちが地球を支配することを宣言。
結局ロキに地球を支配されてしまいますが、フューリーは「アベンジャーズは単なる構想であり、闇の時代でもヒーローは必ず見つかる」と言って諦める姿を見せません。
フューリーが氷漬けになったキャプテン・アメリカの元へ向かうと、彼の後ろにキャプテン・マーベルが現れます。
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海外ドラマ『ホワット・イフ…?』第2話感想【ネタバレあり】
第3話の豪華声優陣リスト
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- サミュエル・L・ジャクソン / ニック・フューリー(立木文彦)
- マイケル・ダグラス / ハンク・ピム / イエロージャケット(御友公喜)
- レイク・ベル / ナターシャ・ロマノフ / ブラック・ウィドウ(樋口あかり)
- ミック・ウィンガート / トニー・スターク / アイアンマン(森川智之)
- クラーク・グレッグ / フィル・コールソン(村治学)
- フランク・グリロ / ブロック・ラムロウ / クロスボーンズ(水内清光)
- ジェレミー・レナー / クリント・バートン / ホークアイ(東地宏樹)
- ステファニー・パニセロ / ベティ・ロス(甲斐田裕子)
- マーク・ラファロ / ブルース・バナー / ハルク(宮内敦士)
- トム・ヒドルストン / ロキ(平川大輔)
- マイク・マクギル / サディアス・ロス将軍(菅生隆之)
- ジェイミー・アレクサンダー / シフ(北西純子)
- アレクサンドラ・ダニエルズ / キャロル・ダンヴァース / キャプテン・マーベル(水樹奈々)
スカーレット・ヨハンソンのナターシャ・ロマノフや、トニー・スターク役のロバート・ダウニー・Jrなど、本編からの続投が叶わなかったメンバーもいますが、マイケル・ダグラス、マーク・ラファロやフランク・グリロをはじめとする豪華で懐かしいキャラクターたちが再集結。
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映画オリジナルキャスト全員のカムバックは叶わなかったものの、日本語吹き替え版ではほぼ満点なくらいな声優陣が再集結し、製作陣の気合いを感じます。
SNSでのみんなの感想・評判
ホワット・イフ3話見た。結成前に次々に殺されていくアベンジャーズ、果たしてその犯人は?という、ブラックユーモアに満ちたサスペンス仕立ての一篇で、ヒーロー達がめちゃくちゃ雑に死ぬ辺りが、これぞ「what if…?」の味という感じで原作コミックのムードをよく出している。今週も面白かった! pic.twitter.com/VelpAK0GL5
— BWTT (@BoyWithTheThorn) August 26, 2021
今週のホワット・イフ、アベンジャーズ結成前に候補者全員襲撃されて死んだら?とかいうifで、ミステリー仕立てで面白かった。あの犯人は予想出来なかったな。後はロキがめっちゃ調子乗ってて良かった。ラストのロキが最高に調子に乗ったところで、アレが来て吹いた。ロキくん可哀想w
— ouran (@ouran_A) August 26, 2021
『ホワット・イフ…?』第3話観たのさ。めちゃめちゃ面白かったのさ。サスペンス的な内容で終始ドキドキしながら観てた。いや、めちゃ怖かった…あの展開はMCUファンにとっては恐怖でしかないもんな…。意外なキャラの再登場もあって、これもこのシリーズの醍醐味なんだなとも思った。
— 門前の蛙 (@kawazunokoe) August 26, 2021
ドラマ『ホワット・イフ…?』第3話は、前2作品に比べるとミステリー寄りでしたが、やはり見応えのある内容でした。
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兄・ソーの死を経て王座につき地球を支配するというロキにとっては願ったり叶ったりの物語でしたが、あの後キャプテン・マーベルと対峙したらそれはもう平伏すしかないでしょう。
『ホワット・イフ…?』第3話も、結局ロキは負けるということを示唆している世界線だと思います。
やはりアベンジャーズ計画の創始者であるニック・フューリーこそ偉大!
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海外ドラマ『ホワット・イフ…?』第2話あらすじ・ネタバレ感想まとめ
『ホワット・イフ…?』
新キャラクターポスターが到着‼️2人を待ち受ける、
“もうひとつ”の運命とは?明日(8/25)16:00より #ディズニープラス で新エピソード配信スタート!📺#ホワットイフ #マーベルスタジオ pic.twitter.com/qlRzQZs7hg
— ディズニープラス公式 (@DisneyPlusJP) August 24, 2021
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『アイアンマン2』『マイティ・ソー』『インクレディブル・ハルク』の3つの作品を題材に、アベンジャーズ結成までのもしもの物語を描いた『ホワット・イフ…?』第3話。
蓋を開けてみればアイアンマン、ハルク、ソー、ナターシャ・ロマノフ、クリント・バートンのいわゆる「オリジン6」と呼ばれるうちの5名が死亡するという衝撃的な内容でした。
キャラクターの設定が入れ替わるだけでなく、こういった違って展開を楽しめることも今作の醍醐味ですが、『ホワット・イフ…?』の監督を務めるブライアン・アンドリューズが「MCUの正史であり現実である」と認めたことから、ちょっと気を抜いて観ることも難しくなったような気もします…。
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