MCU初のアニメシリーズとして話題を呼んでいる『ホワット・イフ…?』。
全知全能の存在とされる「ウォッチャー」というキャラクターが案内役を務め、映画本筋とは全く異なるマーベルヒーローたちの「もしも」の世界を描きます。
前回第1話では、「もしもペギー・カーターがキャプテン・カーターになったら?」という物語が描かれましたが、なんと第2話では映画『ブラックパンサー』のティ・チャラが主人公に。
マルコヤマモト
目次
海外ドラマ『ホワット・イフ…?』前回第1話あらすじと振り返り
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本来キャプテン・アメリカとして活躍するはずだったスティーヴ・ロジャースが実験の際、研究所に紛れ込んだ敵対組織・ヒドラのスパイに銃で撃たれ、現場にいたペギー・カーターが咄嗟に代わりを申し出、超人兵士へと変身します。
女性であるペギーの判断は正しいとされず、軍の上層部からは戦場に出ることを反対されますが、ペギーは実験をサポートしていたハワード・スタークと、スタークの発明によってアーマーを纏い「ヒドラ・ストンパー」に変身したスティーブとともに大活躍し、戦果を挙げました。
ヒドラの研究所からバッキー・バーンズ含む107連隊を救出し、四次元キューブを奪ったレッド・スカルことヨハン・シュミットを追い詰めます。
四次元キューブを使って別時空から怪物を呼び出したレッド・スカルに対峙するも、ペギーはスティーブと仲間を想いながら怪物とともに別次元へ消えて行きました。
そしてペギーが次に姿を表したのは70年後の世界…。
ホークアイとニック・フューリーと対面したペギーは、アベンジャーズとして迎えられるのでした。
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海外ドラマ『ホワット・イフ…?』第2話あらすじ【ネタバレあり】
もしもティ・チャラがスター・ロードになったら…?
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舞台は廃墟の惑星モラグ。
映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』で主人公のピーター・クイルがオーブを盗みに潜入した遺跡に現れたのは、なんと映画『ブラックパンサー』の主人公ティ・チャラ(チャドウィック・ボーズマン)でした。
オーブを奪おうとするティ・チャラに同じくオーブを狙うロナンの手下・コラス(ジャイモン・フンスー)とその一味が声をかけ、遺跡内での戦闘が始まります。
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ティ・チャラはコラスと拳を交え勝利するも、なんだか放っておけずコラスをラヴェジャーズの仲間にすることに。
遺跡を出ると大勢の敵が待ち構えていましたが、ヨンドゥ(マイケル・ルーカー)が現れてヤカを放ち全員を倒しました。
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当時鎖国という方針をとっていたワカンダで、ティ・チャラは世界を見ることを望んでいました。
ある夜、ティ・チャラが1人で遊んでいた際に不意にワカンダのバリアを超えてしまったことから、ラヴェジャーズの宇宙船に連れ去られてしまったのです。
ヨンドゥは映画と同じく天人・エゴ(カート・ラッセル)の息子であるピーター・クイルを連れ去ろうとしていたようですが、出来の悪い部下たちに仕事を任せていたためティ・チャラを連れてきてしまう結果に。
しかし外の世界に興味津々のティ・チャラに感心したヨンドゥは、ティ・チャラと共に行動することを選びます。
まさか!サノスとネビュラ父娘がラヴェジャーズに!
舞台は再び20年後。
コラスを新たに仲間に加えたラヴェジャーズは、クラブでこれまでの戦果を語り盛り上がっていました。
そこになんとラヴェジャーズの衣装を着たサノスが現れたのです…!
映画の通り「指パッチン」を計画していたサノス(ジョシュ・ブローリン)でしたが、ティ・チャラに諭されたことで考えを改めたというのです。
そして次に登場するのはクラブのバーテンダーとして働くドラックス(声:フレッド・タタショア)。
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次に登場するのはブロンドヘアーを携えたネビュラ(カレン・ギラン)。
ティ・チャラのことを「チャチャ」と親しげに呼ぶネビュラも、どうやらラヴェジャーズの一員のようです。
ラヴェジャーズの宇宙船でネビュラは生態系を生み出せるほどの栄養素を持つ「エンバーズ・オブ・ジェネシス」という塵の存在を紹介し、塵を所有するタニリーア・ティヴァンことコレクターから奪い、瀕死の星々を助ける計画を提案。
ヨンドゥはサノスの後釜として宇宙を支配しようとするコレクターと関わることを拒否しますが、ティ・チャラの説得を受けラヴェジャーズ一行はコレクターが居住する惑星「ノーウェア」へ向かいます…。
海外ドラマ『ホワット・イフ…?』第2話感想【ネタバレあり】
第2話も豪華声優が集結!
毎回映画のオリジナルキャストが吹き替えを務めることで話題になっているドラマ『ホワット・イフ…?』。
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- チャドウィック・ボーズマン / ティ・チャラ / スター・ロード(田村真)
- カレン・ギラン / ネビュラ(森夏姫)
- マイケル・ルーカー / ヨンドゥ・ウドンタ(立木文彦)
- ジャイモン・フンスー / コラス・ザ・パーサー(乃村健次)
- ベニチオ・デル・トロ / タニリーア・ティヴァン / コレクター(石住昭彦)
- オフィリア・ラヴィボンド / カリーナ(合田絵利)
- ジョシュ・ブローリン / サノス(銀河万丈)
- ショーン・ガン / クラグリン・オブフォンテリ(土田大)
- クリス・サリヴァン / テイザーフェイス(廣田行生)
- セス・グリーン / ハワード・ザ・ダック(伊丸岡篤)
- ブライアン・T・ディレイニー / ピーター・ジェイソン・クイル(山寺宏一)
- フレッド・タタショア / ドラックス(楠見尚己)
- カート・ラッセル / エゴ(金尾哲夫)
- ダナイ・グリラ / オコエ(斎賀みつき)
- ジョン・カニ / ティ・チャカ(佐々木敏)
- キャリー・クーン / プロキシマ・ミッドナイト(鷄冠井美智子)
- トム・ヴォーン=ローラー / エボニー・マウ(いずみ尚)
- フレッド・タタショア / コーヴァス・グレイヴ (山岸治雄)
サプライズで登場したピーター・クイル役にクリス・プラットは登場しませんでしたが、日本語吹き替え版では映画キャストの山寺宏一が担当しています。
さらにドラックス役のデイヴ・バウティスタには連絡の行き違いがあったようで出演が叶わなかったというハプニングも。
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ティ・チャラとの再会に感動!
ドラマ『ホワット・イフ…?』第2話で描かれたのは「もしもティ・チャラがスター・ロードだったら?」という物語。
ジェームズ・ガンが監督を務めたMCUの大ヒットシリーズ『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の世界観に『ブラックパンサー』の主人公であるワカンダの国王であるティ・チャラがスター・ロードとして参戦します。
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今作を観ても『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』は改めて親子・家族の物語であることを実感します。
映画ではサノスから不遇な扱いを受けていたネビュラがサノスと共闘したり、他のラヴェジャーズたちを率いて作戦を遂行する姿には正直痺れました。
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さらにエンディングにはヨンドゥに誘拐されずに成長した本物の(?)スター・ロードことピーター・クイルが、実の父親で悪役であるエゴと再会するという展開で幕を閉じます。
ウォッチャー曰くクイルはエゴと手を組んで世界を滅ぼすそうですが、『ホワット・イフ…?』シリーズ内で描かれるかは不明です。
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SNSでのみんなの感想・評判
What If…? 2話。なんて素敵な世界線。こんなスターロードならあっという間に全宇宙に名声が轟くだろう。吹き替えキャストもオリジナルを揃えてて非常に素晴らしい。最高#ホワットイフ
— しょーへー (@victim69) August 19, 2021
『What if…?』面白い‼︎
自由で最高じゃないかw
チャドは僕にとってもファンみんなにとっても永遠にヒーローだずいぶん前からこの収録はあったんだな…
チャドご本人とは…
ありがとう‼︎ティチャラ‼︎
ありがとう‼︎チャド‼︎#ホワットイフ#WhatIf— 夕闇通り探検隊 (@BECK_513) August 19, 2021
WHAT IF…?2話観た
1話は微妙だったけど、2話面白すぎるんですけど!!こりゃ今後も期待できる。
そしてまたティチャラがみれて俺は嬉しいよ、ありがとうMARVEL#WhatIf #ホワットイフ#WhatIfMarvel pic.twitter.com/nBvJ0la6Zl— Yutaro🤙 (@Soccer_Daisy_) August 19, 2021
そして、2020年8月28日に大腸癌との闘病の末に亡くなったチャドウィック・ボーズマン。
ドラマ『ホワット・イフ…?』は、MCUの映画『ブラックパンサー』でティ・チャラを演じたチャドウィック・ボーズマンの最後の出演作品となり、第2話は彼を偲び捧げられています。
また、ティ・チャラは『ホワット・イフ…?』の数話に登場するということで、再会するチャンスはまだありそうです。
それにしてもティ・チャラはどこの世界に行ってもティ・チャラであることに感動!
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海外ドラマ『ホワット・イフ…?』第2話あらすじ・ネタバレ感想まとめ
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『ホワット・イフ…?』
⚡第2話配信スタート⚡
━━━━━━━━━━━━もしも、ティ・チャラが#スターロード になったとしたら…?
彼の“もうひとつ”の物語を、
今すぐ #ディズニープラス で観よう‼️#ホワットイフ #マーベルスタジオ pic.twitter.com/fWsf6Wraso— ディズニープラス公式 (@DisneyPlusJP) August 18, 2021
マルコヤマモト
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』と『ブラックパンサー』の世界観が意外とマッチすることに驚き。
第2話にして「このネタが来たか!」という感じでしたが、本編でティ・チャラとヨンドゥの活躍がもう観れないんだなと思うと、やっぱり寂しい気持ちになります。
改めてチャドウィック・ボーズマン、あなたは本物のヒーローだった!
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