前回の第7話では、リンダを脅して電話を借りる作戦を実行したジュディ、ブーマー、ルビーの3人でしたが、現れたアンをジュディがボッコボコにしてしまうという事態が発生!
第8話では、アンを襲った人物が名乗り出るまで全員隔離措置にされた囚人たちの不満が募り、マリーはますますボスとしての地位が弱まっているのを感じ始めます。
- 隔離された囚人たちの不満は爆発寸前!囚人側からも看守側からもボスとしての事態収拾を求められるマリー
- 胸の手術を受けたいレブ。ミラー医師の診断中に過去のトラウマで大暴走
- 金魚、グレース、手洗い…ファーガソンの記憶が戻り始めている!?
それでは、シーズン8第7話のおさらい&第8話のレビューをしていきたいと思います!
目次
『ウェントワース女子刑務所 シーズン8』前回第7話のあらすじと振り返り
- アメリカに訴えられたジュディは父親へ電話するも、協力を拒否される
- ウィルとアンの不仲改善のため、ふたりは一緒に食事に行くが…アンがウィルに迫り拒絶されたことで関係は以前よりも悪化する
- 一般房に戻ったファーガソン。アンに指示されたケリーがファーガソンを守る
- ジュディ、ブーマー、ルビーはリンダを脅して電話を借りる作戦を立てるが、現れたアンを気絶するまで殴打しその場を逃走する
所長のアンをメッタ撃ちにしたジュディとそれに関わってしまったブーマーとルビー。
反省する様子もなかったジュディは第8話では、さらに事態を悪化させる嘘を付いてしまいます。
YUKI
そして一般房に戻ったファーガソンにはルーが付き、誰も手出しは出来ない状況。
アリーは、ボスである自分よりも囚人たちの間で力をつけ始めているルーにどんどん追い詰められていってしまいます。
【ネタバレ】『ウェントワース女子刑務所 シーズン8』第8話あらすじ・感想
隔離される囚人たちの不満が爆発寸前
アンを暴行した犯人が名乗り出るまでの間、囚人たちは全員隔離され面会や電話、シャワーも運動時間もなくなってしまっていました。
囚人たちの不満を解消するためアリーはウィルに開放を要求しますが、「犯人が見つかるまでは隔離を解除しない」と言われます。
囚人たちは事態の解決ができないアリーに不満をこぼし出し、アリーはさらに追い詰められてしまいます。
当の犯人のジュディは名乗り出る気はなく、「犯人はルーだ」とアリーに嘘を付きます。
レブは胸の手術をするためミラー医師と面談する
ついに胸の手術が認められた!と大喜びするレブですが、それにはミラー先生との面談と許可が必要という条件付きでした。
精神科医に対しトラウマを持つレブは、面談中に過去の出来事がフラッシュバックしてしまいミラー先生に殴りかかってしまう、という大失敗をおかしてしまいます。
これでは手術が認められないと落ち込むレブに、ルーは「なんとかしてやる」と…。
YUKI
ルーはミラー先生を説得し手術の同意書にサインさせようとしますが、ミラー先生は「ちゃんと面談をしてからだ」とルーの説得には応じませんでした。
ミラー医師の説得に失敗したルー。次なる手は…
説得に失敗したルーは、ファーガソンを利用してミラー先生殺害計画を立てます!
殺鼠剤から毒物を作ったルーは、ファーガソンにミラー先生の紅茶に混入するよう命じます。
「今の私はそんなことはできない」と拒絶するファーガソンでしたが、「しなければ、またバスケットゴールに吊るすぞ」と無理やり毒を渡したルー。
恐怖に怯えたファーガソンは毒を持ってミラー先生の面談へ。
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ルー首謀の暴動が発生!ついに間違った犯人を密告するアリー
YUKI
今回もルーはアリーには知らせず囚人たちを煽り、洗濯室で暴動開始!
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この暴動の最中ウィルに呼び出されたアリーは「アンを襲った犯人を教えなければ警察を呼ぶ」と最後通告をされてしまいます。
YUKI
仲間たちを守る為アリーは一番のタブー、密告をしてしまうのでした…。
アリーが密告したのはルーですが、これは本当の犯人のジュディがでっち上げた嘘。
ウィルはすぐにこれまでの隔離措置を解除することを館内放送し、暴動は収まります。
この暴動を終わらせたのはアリーが密告したからですが、囚人たちはルーのおかげで自由を得たと勘違いしてしまった様子です。
アリーは自分が密告をしたなんて言えるわけありません。
ジュディによって犯人に仕立て上げられてしまったルーは連行されます。
この後のアリーの発言はかなり意味深でしたよね。
ビーの話になったアリーは、「ビーはボスだった時に一度だけ密告をした。だけどそれは私(アリー)を守るためだった」と語ります。
そして「それがビーのボスとしての最後の仕事だった」とも…。
トゥルー・パス療養所での集団自殺にはレブとルーが関わっていた!?
テレビニュースで流れていたトゥルー・パス療養所で2018年に起きた集団自殺。
この施設でルーとレブは出会っています。
トゥルー・パス療養所は、精神科医のブライアン・メンデルが創立した施設で、メンデル医師の治療法はあまり世間では認められていなかったようです。
レブの病名についても、身体醜形障害だと言って男性であることを認めず洗脳的な治療をしていました。
レブには過去にトラウマがあって、それが両親から無理やり入所させられた施設での出来事だったことはこれまでに分かっていましたが、それがこのトゥルー・パス療養所だったのです。
集団自殺では薬物が使われ、生き残ったのはルーとレブのふたりだけ…って。
メンデル医師の治療に精神が崩壊寸前だったレブ。
レブが不安定になると、必ず「なんとかしてやる」と言うルー。
そして、今回ルーがミラー先生を殺そうとした方法も殺鼠剤での毒殺。
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ニュースではメンデル医師の生死は定かではなく、さらにこの集団自殺への関与を疑われている人物が拘束されたと言っていたので、まだ真相は分かりませんが…。
ファーガソンは記憶を取り戻し始めているのか?
今は自分の殺したキャスの人格を乗っ取り生きているファーガソンですが、前回アリーから聞いた過去の悪行を聞き、記憶を取り戻すのが怖くなってしまっています。
しかしそんな本人の気持ちとは裏腹に、記憶や人格が戻り始めているんじゃないか?と思えるシーンが第8話には盛り込まれていました。
まずは、第8話のタイトルにもなっている「金魚」ですが、ミラー先生の診断中に金魚の記憶の話になった時、金魚に興味を持ち、そのまま内緒で自分の部屋に持ち帰って飼い始めたファーガソン。
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さらに託児所の前では、他の沢山いる子供たちの中からヴェラとジェイクの娘グレースだけに目が留まっていました。
記憶を無くす前にグレースをさらう計画を立てて、偽造パスポートまで作っていたので、見覚えがあったのかも知れません。
そして極めつけにゾッとしたのは、自分の部屋で手を洗うシーンでした。
普通に手をこすり合わせて洗うのではなく、手術前の医者がやるようにブラシで爪の間まで擦って異常なまでに念入りに…。
以前のファーガソンは極度の潔癖症で、トレードマークだった黒の皮の手袋も、素手で直接触れないための潔癖対策でした。
記憶を失ってから、この潔癖についてどうなていたのかは描かれていなかったように思いますが、潔癖症だった頃に習慣づいていた手洗いを無意識に行い始めていたのだとしたら…。
YUKI
とは言えども、ルーに命じられていたのに、ミラー先生の紅茶に殺鼠剤を混ぜられなかったファーガソン。
このままではバスケットゴールに吊るされてしまう…絶望したファーガソンは殺鼠剤を自分で飲んで自殺しようとして、マリーに止められています。
自分が殺されるかもしれないのにミラー先生を殺せなかったのは、まだキャスの部分が大きいということですよね。
YUKI
ブーマーのテレフォンラブその後
ブーマーの恋のお相手、ギャビンとの電話は第8話でもまだまだ続きます。
ギャビンが女性に求めるものが「誠実さ」だと聞いたブーマーは、自分が受刑者であること、このテレワークが刑務作業の一環であることを正直に打ち明けます。
するとギャビンは引くどころか、「美人囚人と文通するのが夢だったんだ~!」と大喜びするのです。
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「もう嘘ついていることは無い?」と聞かれたブーマーは「もう無いよ」と言い切っていましたけど…。
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『ウェントワース女子刑務所 シーズン8』第8話あらすじ・ネタバレ感想まとめ
殺鼠剤入りの毒は色々あってマリーの手に。
本人は最近すっかり毒気が抜けて、ウェントワースの良い人枠になりましたね~!
YUKI
『ウェントワース女子刑務所 シーズン8』の前半は残すところあと2話となりました。
一体、どんな形で決着するのか…。
ウェントワース史上初のクリフハンガーで終了の可能性もありますね。