一花が大事なお母さんの指輪を紛失…もしかして盗まれた!?
犯人は身内にいると確信した“超天然な一花迷探偵”が、指輪を探すためになぜか妄想に没頭します(笑)
思考回路が神がかってると噂の一花回、必見です!
目次
『四月一日さん家と』前回第5話のあらすじと振り返り
三樹の話によると、最近メディアにひっぱりだこの“いたこ”スピリチュアル舞子の年収は1億円もあるらしい。
金額を聞いた一花&生子は否定派だったのに、あろうことか2人とも「四月一日家にときどき霊の気配を感じる!」と言いだして、自分たちにも“霊感”があると主張…手始めに戦国武将降霊を試してみるも、独特すぎる呪文を唱えながらの降霊は不発に終わります。
その直後、思わぬハプニングで階段から転げ落ちた生子。
急に「久しぶり…お父さんだ。実はお前たちに結婚式で身に着けてもらいたい“パールのネックレス”があるから渡したい!」と、保管場所を突然語り出します。
生子の冗談だと思っていましたが、本当に言われた場所にあるのです!
その話を聞いた二葉は、結婚式後のタイミングで現れた父親の間の悪さに大激怒。
一花たちは、拗ねる二葉の気持ちをなだめようと、生子の演技力頼りのの“父のヤラセ降霊”を実行!
すると、奇跡的に再び本物の父の霊が降りてきちゃったのでした!
【ネタバレ】『四月一日さん家と』第6話あらすじ・感想
『ああ無情』って『レミゼ』のパクリっぽくない?一花の勘違い
食卓に座った生子が、学校の課題図書「ああ無情」を読書中。
興味を持って近づいてきた一花が「ああ、ああ無情か!」と言うと、すかさず三樹が駆け寄ってきて「いま“ああ”を2回言った?“ああ、ああ無情”って2回続くのがすごい気になる…気持ち悪い」と腑に落ちない顔をします。
どんなストーリーか思い出せないと言う一花のために、生子が大まかなあらすじを説明。
教会に泊めてもらったジャンは、教会から銀の食器を盗み警察に捕まってしまいます。
でも、教会の神父さんが「その銀の食器は、私が彼にあげたものです」と言って助けてくれたのです。
神父の言葉に感動したジャン・バルジャンは、改心し更生するのでした。
「神父のかばい方が渋いんだよね!」と絶賛する三樹。
生子の「私、ジャン・バルジャンに共感しちゃいました!」という意外な感想に、三樹は「やっぱお金に困ったら盗んじゃう?」と聞きます。
すると、生子は慌てて「盗んじゃうとこじゃなくて。そんなかばい方されたら感動するだろうなって!」とすぐに誤解を解きます。
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黙って聞いていた一花が「その話って『レミゼ』のパクリっぽくない?」と聞いてきます。
一花の勘違いを「『レ・ミゼラブル』と『ああ無情』は同じもの!」と三樹が訂正。
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そして指輪はなくなった…忽然と姿を消した母の形見の大事な指輪!
レミゼパクリ発言で生子に笑われてしまった一花は、「ああ無情!」と嘆きながらポージングを決めます。
「いち姉、珍しく指輪してんじゃん!」と、三樹は一花渾身の“ああ無情ポーズ”を完全スルー。
一花の左手人差し指に輝く指輪に食いつきます。
「その指輪、超可愛い!」と、思わず立ち上がった生子も暫し指輪に目を奪われます。
1粒ダイヤが輝く可愛い指輪は“亡き母の形見”で、一花は褒められたことを素直に喜びます。
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「お父さんが、20歳の頃くれた!」と嬉しそうに語る一花。
一方、まだ諦めていない三樹は「誰もその瞬間を見てないから信憑性に欠ける!」と納得いかない様子。
「私がおばあちゃんになって死んだら二葉にあげる…三樹はその次ね!」
「なにそのリレー…最後めちゃくちゃ忙しないし!私はいち姉が一番長生きすると踏んでる。おっちょこちょいだけど亀みたいな感じで100歳過ぎても生きてそう…」
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そして三樹はお風呂へ、生子は勉強するために部屋へ。
みんなリビングからいなくなると、一花は指輪を外してダイニングテーブルに置き、キッチンで洗い物をはじめます。
キッチンに向かうとき、うっかり一花は足の小指をテーブルに強打し悶絶…。
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「うわあ…ない!!」
一花の悲鳴が家じゅうに響きます。
騒ぎを聞きつけ、再びリビングに集合した生子と三樹。
一花はいっこく堂みたいに喋りが遅れちゃうほどパニックになります。
迷探偵・一花が犯人断定!手癖の悪いジャン・バルジャンは誰?
三樹は「大丈夫、家の中にはある!」と優しく声をかけます。
「三樹、お風呂入ってたんじゃ…前から指輪欲しがってなかった??」と完全に怪しんでいる顔つきの一花。
心外だとばかりに三樹は「疑ってんの!?」と語気を強めます。
深呼吸で落ち着きを取り戻した一花は「三樹は長生きすれば手に入る」と考え直します。
さっきまで確かにあったのに忽然とテーブルの上から消えた指輪…一花の脳内でさっきの生子の指輪を見て褒めてくれた時の反応が浮かんできます。
<駄目。私は何を…生子ちゃんがそんなことするはずない!>
脳内でリピートすればするほど、生子が疑わしい感じに記憶が歪んでいきます。
しかも、一花はさっき生子に教えてもらったああ無情のあらすじ自体が、妙に“生子が置かれた現状”にマッチしてしまっていることに気づきます。
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すでに脳内で生子を犯人にしてしまっている一花は、生子に声をかけられると咄嗟に<出た…ジャン・バルジャン!>と思ってしまいます。
生子が「ジャン・バルジャンに共感した!」と言っていたのを思い出し、<あれやっぱ…シャン・バルジャンの盗んじゃうとこに共感してたんだ!>と。
こうなると、生子のこれまでの言動すべてが疑わしく見えだします。
想像していることに怖くなってしまった一花は、リビングから逃げ出します。
1人で納戸に逃げて来た一花は「ああ…なんてこと!生子ちゃんが手癖の悪いジャン・バルジャンだったなんて!」と嘆き悲しみます。
気分は“ああ無情”の神父さん…カオスな妄想に苦しむ一花は、飲まなきゃやってられない!
<神よ。私はどうしたらよいのでしょう…>
“ああ無情っぽい”世界観を脳内で作りあげ、1人浸る一花。
納戸にたまたまあった天使像を飾って、教会にいる風な妄想の中で祈り出します。
「私は、神父さんのようにあの生子ちゃん…いや、ジャン・バル子を許すことができるのでしょうか?私にジャン・バル子ちゃんに届く言葉をお与えください!」
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一花が妄想に没頭中も、リビングでは三樹と生子が指輪を大捜索していました。
生子は「ルンバの中にもなかった」と悲し気に言い、傍らには素人の限界を超えた分解がなされたルンバの残骸が。
三樹は「これだけ探してないっておかしい。ガチで泥棒入った可能性ある!」と警察に通報するよう一花に勧めてきます。
食い気味に「警察は駄目、呼ばないで!」と拒む一花…<そんなことしたら生子ちゃんが捕まっちゃう!いまならまだ間に合う!>と何とか生子に自白させようとします。
生子に聞こえるように「指輪を盗ってしまった哀れな者よ…私はあなたを責めません!」と断言。
この無罪放免案に異論を唱えた三樹を、一花は「この家の家訓は“罪を憎んで人を憎まず”でしょ!」とたしなめます。
響いて欲しいと願って言った言葉も、生子には届かず…途方に暮れた一花は「ごめん、シラフじゃいられない!」と二葉の店へ向かいます。
二葉の店でヤケ酒煽り中…一花が思わぬ解決策を閃く!
今度はカラオケバーまさこに逃げ込んだ一花。
みんなの大事な指輪を失くしたと聞いた二葉もショックを受けます。
それでも落ち込む一花を和ませようと「足の指にでもはめてるんじゃない?」と二葉が言い、大森かなこも「ありえる!」と乗っかります。
お酒のグラスを持ちながら、チラッと足を確認した一花が「ない」とマジな答え。
二葉が「ごめん…冗談だよ」と謝ると、一花はまた喋りを遅らせて「今…冗談…通じない」と怒ります。
「いっこく堂みたい…」と二葉はビックリ。
かなこからは「余裕あるじゃん!」と言われてしまいます。
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勘の鋭いかなこが“犯人身内説”を唱えます。
それを聞いた一花が、何とも言えない切ない表情を浮かべはじめ…察した二葉は「もしかして、心当たりあり!?」と問います。
そこで一花は、2人に『ああ無情』のあらすじを話して聞かせます。
「めっちゃいい話じゃん!」と二葉&かなこの感想がユニゾン。
2人に話して聞かせる内に、一花は解決策を閃きます。
「そうだ!私が更生させてあげないとだよね!」
善は急げとばかりに飲み代も払わずに店を飛び出します。
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大事なペットの御亀が大ピンチ!衝撃の指輪のありかとは…
「生子ちゃん…正直に答えて。思春期だし、いろんな間違いを犯してしまう時期だと思う。ねえ、指輪持ってる?」
家に帰った一花は、何かしきりに鳴いているペットの御亀相手にシミュレーションしてみますが…うまく伝えられる自信がありません。
<もし、三樹が生子がジャン・バル子であることに気がついたらどうしよう>
不安ばかりが募り、一花は妄想の世界へ。
一花の妄想が果てしなく広がっていき…三樹に「ドロボー!出てけ!」と追い詰められた生子が「上等だよ…証拠隠滅でこの家ごと燃やしてやる!!」と“四月一日さん家の焼失事件”に至るまでに発展!
一花の脳内で消防車のサイレンが響き渡ります。
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あまりにもエスカレートする妄想に、おそらく見かねた妄想上の神がついに苦言を呈してきます(笑)
<全部お前が勝手に想像したことだ…ついでに言うと私の声も、お前の妄想だからな!>
「わかっています。妄想女子なんです…すいません!」
架空の神に懺悔する一花。
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ついに、ずっと苦しそうに鳴いていた御亀が人間の言葉で一花に話しかけてきたのです。
<一花さん…今までお世話になりました。この家のペットになれて本当によかった…>
一花は急遽「ああ…今日はものすごく妄想が暴走しちゃう!」と妄想に急ブレーキをかけます。
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一花に呼ばれ、心配して集まった三樹たちが御亀がいる水槽の傍に来た時でした。
ブホッ…御亀の口から綺麗な弧を描いて飛びだしたのはあの指輪!
御亀が食べちゃってたんです。
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「正直に言います…私、生子ちゃんのこと、心の中で“ジャン・バル子”って呼んでた。本当にごめん。大好き!」
薄々、自分に容疑がかけられていることに気づいていた生子。
「私のことは嫌いになっても、四月一日家のことは嫌いにならないで!」
一花に言われ「嫌いにならないですよ」と笑顔で許してくれる生子が神父さんみたいでした。
『四月一日さん家と』第6話まとめ
こんかめです🐢☀️
今日はーーー‼️#四月一日さん家と 第6話でーーす‼️
いえーーーーーーい!!!«٩(*´ ꒳ `*)۶»カラオケバーの本日のバイトは #天神子兎音 さんです✨
そしてそして、初お披露目「教会」のセットにも注目!
一体どんな場面なんでしょう…(´-ω-`)
お楽しみにー✨ pic.twitter.com/CHSgRstXyy— おかめ🐢💦ドラマ2期四月一日さん家と毎週日曜深夜放送中!📺✨ (@watanukisanchi) May 10, 2020
第1期1話でも話題となった大真面目に奇抜な発言しまくる“いち姉のスピリチュアルワールド”全開!
一花の面白い所がギュッと詰まってましたw
脚本は岩崎う大さん(かもめんたる)、さすがです!
次回はドッペルゲンガ―が題材。一花にそっくりな人が2人現れます。
しかも、そっくりな人物が3人集まるとヤバいことが起きるらしい!
どんな現象が巻き起こるのか、楽しみです!
▼次回第7話も続けて読む▼