『私の家政夫ナギサさん』第1話あらすじ・ネタバレ感想!仕事一筋のメイの誕生日に知らないおじさんが家に!?

『私の家政夫ナギサさん』第1話あらすじ・ネタバレ感想!仕事一筋のメイの誕生日に知らないおじさんが家に!?

出典:『私の家政夫ナギサさん』公式ページ

製薬会社の営業マンとしてバリバリ働く相原メイ(多部未華子)。

30までに結婚すればいいやと思うも、28歳の誕生日を皮切りに色々なことが起こります。

新支店長からチームリーダーを任され、新人教育を任され、ライバル会社の凄腕営業マンに悩まされるメイ。

さらに大きな出来事が。

それは、28歳の誕生日を迎えて帰ると、見知らぬおじさん鴨野ナギサ(大森南朋)が自宅に!?

スーパー家政夫はいかにしてメイの家へとやって来たのか。

そして彼女の人生はどう変わるのでしょうか!?

家政夫ドラマといえば『家政夫のミタゾノ』が有名ですが、この『私の家政夫ナギサさん』も負けずに面白いです!

【ネタバレ】『私の家政夫ナギサさん』第1話あらすじ・感想


28歳の誕生日を迎えた相原メイ(多部未華子)は仕事仕事の毎日で結婚など無縁!

主人公・相原メイ(多部未華子)は、天保山製薬の横浜支店で薬の営業をする「MR」という仕事の女性です。

朝は薬の卸の所へ行って情報交換、車の中でゼリーで食事、最新情報をチェックしながら営業所に出社。

ミーティングを行った後に病院へ営業に行きます。

医師の手が空く昼休みを狙って足を運び、5分から10分という短い時間を貰い、新薬のプレゼンをするのです。

これだけで1日はだいたい終了。

家に帰ればまた薬の情報を調べ、ソファーで就寝をする日々を過ごしていました。

やればできる子と言われて育ったメイは、どこに行っても期待の眼差しを向けられる存在。

おかげで本人は支店トップの成績を収めながらも、負けず嫌いということでライバル会社である「アーノルド製薬」に敵意を燃やします。

仕事熱心な彼女は、この日で28歳。

仕事で男を見返すような女になりなさいと母・美登里(草刈民代)に言われて育つも、その母の口から「結婚」の2文字が…。

しかし多忙な日々ゆえに、出会いなど皆無。

親友であり同業者の陶山薫(高橋メアリージュン)にも、「30になってからじゃ遅い」と言われ、マッチングアプリで男を見せてもらうも「なし」の一言で去るのでした。

KAMUI

いやぁわかる。忙しくて結婚どころか恋もできませんよね。でもイキイキしているからいいんだと言いたくなるもんです。

陶山が開いてくれた誕生会のあと、なぜか横浜支部のメンバーが招集されて再び飲み会。

どうやら翌日から来る新しい支店長の鶴の一声とか。

新支店長・古藤深雪(富田靖子)は、社員のプロフィールをチェックしている時にメイの誕生日が自分が就任する前日だと知ってこの会を開いており、さらにはそれに社員たちが快く応じたとのことで、メイは横浜支店はいいところだと気づきます。

さらに古藤は、実績のあるメイをチームリーダーに抜擢しさらなる期待を寄せるのでした。

KAMUI

ケーキの上の「28」という数字にギョッとするメイ。新しい職種になった上に恋も結婚も無縁…。嬉しいような悲しいようなですね。

突然来たスーパー家政夫、鴨野ナギサ(大森南朋)の家事力に仰天

ひとしきり誕生日を祝ってもらい、自宅へと戻るメイ。

家の灯りがついていることに気づくと、彼女は電気を消し忘れたのかと思い家の前へ。

ドアノブに鍵を差し込んで回そうとすると、開いている…。

ドキッとするメイは静かに戸を開けて家の中に入ります。

そこにいたのは、エプロンをした謎のおじさん。

しかも手にはメイの下着が!

恐怖を覚えたメイは「いや~~~~!!!」と叫びます。

これに驚いた男はなにか説明をしようとするも、パニックに陥っているメイはゴルフクラブを手に持ち「近づいたらぶん殴りますよ」と大騒ぎ。

そこに現れたのは、メイの妹の唯(趣里)。

唯の仕事はハウスクリーニング「NTSクリーンハウス」、そして目の前にいるおじさんは、唯が誕生日プレゼントにと家事代行をしてくれるよう要請した家政夫の鴨野ナギサ(大森南朋)だったのです。

電話をしても出ないのメイが心配になった唯がこの部屋にやって来た時、家の散らかりようを見て、これではいけないと思ったのがきっかけ。

唯は4日間だけの家事代行をお試しで使ってみてよと言いますが、メイはすでにナギサに不信感を抱いていて断りたい気持ちでいっぱいです。

しかし、ナギサが新規の予約を取ることができないほどに腕の立つ「スーパー家政夫」と聞き、メイの心はちょっと揺れ動くのでした。

KAMUI

メイさん、ちょっとそういう特別感に弱い?

会社に行って帰ったら知らないおじさんがいることにモヤモヤしながらも出社するメイ。

その夜帰宅すると、玄関をはじめ、部屋のいたるところが整理整頓されており驚きます。

家の床が見える、温かくておいしい料理が用意されている、洗濯されたタオルがフカフカ。

そしてベッドの布団も気持ちよく、メイはぐっすりと眠ることができたのです。

さらに、部屋の片づけをしたナギサから同じ形のテレビのリモコンが5つ発見されたと報告を受けるメイ。

どうやらリモコンを失くす度に同じものを購入していたようなのです。

するとナギサは、リモコンの置き場を決めてしまうといいとメイに伝え、残りのリモコンをジップロックに入れて引き出しの中に。

KAMUI

ちょっと、部屋の掃除をしたくなるくらいに様変わり。モノを貰うよりも最高の誕生日プレゼントじゃないですか!?

翌日、メイはナギサが作って置いてくれたお弁当を持って出社。

いつもはソファーで寝ているのにベッドで熟睡して肌艶がよくなったことで、陶山から男ができたのではと疑われます。

KAMUI

男は男でもおじさん。しかもスーパー家政夫。いいなぁ~。

メイは家事は辛くはないかとナギサに聞きますが、ナギサにとって家事は「仕事」。

どうしてその仕事を選んだのかと聞くと、彼は「お母さんになりたかった」と言います。

小さい頃、お母さんになりたいと言ったメイは、母から仕事ができる女性になりなさいと言われその望みを否定されたことを思い出すのでした。

KAMUI

この「お母さん」というフレーズは、メイとナギサのキーワードになっていくんでしょうかね?

チームリーダーに新人教育、ライバル登場でメイ(多部未華子)の我慢は限界に

チームリーダーとなったメイにかかる期待はさらに大きくなっています。

肥後すこやかクリニックに薬の営業に行っているメイは、肥後菊之助(宮尾俊太郎)の好みを知り、その上で薬のプレゼンをするのですが、突如イケメンMRの田所優太(瀬戸康史)が現れたことで雲行きが怪しく…。

名刺交換をすれば、田所はライバル会社・アーノルド製薬の社員で、優秀な人材がやって来たという情報を聞いていたこともあり、メイは田所を一層敵視します。

さらにメイは、新人社員の瀬川遥人(眞栄田郷敦)の教育係も任されることになったのですが、瀬川はスマホでメモを取っているせいで人の顔をあまり見ない、声が小さくて後ろ向きなせいで周囲からの印象もあまり良くなく、自分はこの仕事に向いていないかもしれないとボヤきます。

KAMUI

バリバリのキャリアウーマンの神経を逆なですること間違いなしの人材ですね。

なんとかしてすこやかクリニックと契約を取りたいと思うメイは必死に薬の知識を頭に叩き込んでプレゼン資料を持っていくのですが、田所はクリニックの人たちの様子を見て、どんな薬がいいのかをリサーチ。

クリニックにやってくる患者さんの気持ちに寄り添う田所を見込み、肥後はアーノルド製薬から薬を買うことに…。

期待を一身に背負ってきたうえに負けず嫌いのメイは、田所に敗北し、心がグシャグシャになっていくのでした。

KAMUI

メイの辛さが痛いほど伝わってくる…。しかし、田所優太、これはかなりの強敵と見た!

「失敗は気づき」さらなる進化の種

家政夫としてメイの元へ決まった時間に通うナギサ。

しかし彼自身、自分が家事をすることはメイにとってプラスになるのかと悩みます。

このことを唯に相談すると「むしろナギサさんが行ってくれてよかった」と言われます。

人の手が入らないと自然死しかねないメイ。

母の期待を一身に背負うメイ。

唯にも同じように働く女性でいるように言ったものの、彼女はデキ婚したことで、メイにそのしわ寄せがきているのです。

KAMUI

「メイはやればできる子だから」頑張りすぎる人にとってこの言葉って…呪縛!

メイは心配になるほど頑張りすぎるということはナギサも家を掃除して、それを理解しています。

そしてその日のメイは契約を逃し、新人の瀬川に田所がいい人だと言われたことで心は限界に。

早々に自宅に帰ると、たくさんお酒を飲んでそのまま寝てしまうメイ。

それを見つけたナギサは、水を持ってきたりと気遣います。

的外れなことをしたと悔い、自分は何もできないと落ち込むメイ。

いい気になっていたなぁと愚痴ると、ナギサは言います。

「そんなことはないと思います。あなたは、立派な努力家です」

「たった数日で、あなたに何がわかるんですか?」

「わかりましたよ。最初にこの部屋を片付けた時、すぐに」

他の荷物はぐちゃぐちゃなのに、MR関連の本だけは手の届くところにあったこと、寝食を惜しんでさらに勉強していることも伝わって来たと言われると、メイの目には大粒の涙が流れます。

「いくら頑張っても、結果が出なければ意味はないんです。仕事ができない私なんて需要ありません」

「意味がないなんて言わないでください。失敗は気づきです。さらなる進化の種です。そしてその種はきっといつか実を結ぶ。私はそう信じています」

影ながら応援しているというナギサ。

励まさなくていいですよと言って立ち上がるも、メイはもうフラフラ。

そんな彼女をベッドまで運び、トライアルコースを終了しようとするナギサ。

しかし夢うつつのメイは、「行かないでお母さん」と言ってナギサの手を握り、ナギサもこのまま居続けることに…。

KAMUI

ちょっともらい泣き。そして家政夫さんが欲しいというより、こう甘えられる人が欲しい…あぁ、胸がえぐられます!

朝までおじさんと寝てしまいまたパニック、さらにライバルが隣の部屋に!?

翌朝、メイは目を覚ますと、自分がナギサと手を繋いで眠っていたことに驚きまたも大騒ぎ!

大急ぎで空き缶やビンを捨てに行き、状況を整理しようとしますが、ナギサの靴を履いて出てきてしまったことに気づいてまた失態。

心が落ち着かないメイにさらなる追い打ちが!

なんと田所が隣の部屋に引っ越してきているではありませんか。

慌ただしい中、家へ戻ると、ナギサからお気に入りのイヤリングを発見したと報告を受けてメイは喜びます。

「これどこにあったんですか?」

「冷凍庫の中に」

なんでそんなところに…と思うメイ。

以上で4日間のトライアルコースが終了したのですが、ここで突然メイの母がやってきます。

家政夫がいるなんて知られたら大変だと思ったメイはナギサを奥へと押し込むのでした。

KAMUI

最後までなんと慌ただしいドラマなんでしょ。しかし確実に面白いと分かりました!

『私の家政夫ナギサさん』第1話あらすじ・ネタバレ感想:まとめ

第1話を見終わった時点ですでに第2話、続きが気になって仕方がないドラマでした。

田所とナギサ、2人は相手のことを思った仕事をするからこそ人に受け入れられているのかなぁと思えます。

メイはそこに気づいていきながらも、仕事に恋に頑張っていくのかななんて思うのです。

むしろメイには幸せになってほしい…しかし恋のお相手になるのは誰?

50歳の家政夫のナギサさん?

これから伸びしろがあると信じたい新人の瀬川?

それかライバル会社のエース・田所か!

それとも他の人物か!?

メイの運命はいかに!?

そして母は何を思うのか非常に楽しみです。