アニメ『わたしの幸せな結婚』第5話あらすじ・ネタバレ感想!ようやく見つけた幸せの最中、美世が誘拐される?!

©2023 顎木あくみ・月岡月穂/KADOKAWA/ 「わたしの幸せな結婚」製作委員会

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シリーズ累計発行部数700万部を突破した顎木あくみ先生による小説(原作イラスト:月岡月穂)が原作のアニメ『わたしの幸せな結婚』。

明治大正を思わせる架空の時代を舞台に、家族から虐げられ愛を知らずに育った斎森美世と、孤独で冷酷無慈悲なエリート軍人・久堂清霞が政略結婚をし、やがて心を通わせていく物語です。

美世は、花との再会を手助けしてくれた清霞の部下・五道をもてなす準備に精を出します。

しかし、その幸せそうな様子を覗き見る者たちが……。

怒りに震えるのは、美世の実母を憎んでいた香乃子のもと、常に姉より”上”でいるようにと躾けられた香耶。

辰石家当主・実は、そんな香耶を利用して美世を手に入れようと目論みます。

早速、第5話「波紋」をレビューしていきます。

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アニメ『わたしの幸せな結婚』第4話のあらすじと振り返り

清霞にお礼がしたいと考えた美世は、ゆり江に相談し、手作りの組み紐を贈ることにします。

清霞は買い物へ行きたいという美世にお守りを渡して送り出しました。

しかし、美世は街でゆり江を待つ間に、香耶と幸次に出くわしてしまいます。

その頃、情報屋から美世の生い立ちを知らされた清霞が斎森家を訪れ、真一と香乃子に詰め寄り、美世への謝罪を要求していました。

一方の美世は、香耶たちと遭遇したことで心を覆う闇が戻ってきてしまい、落ち込んでしまいます。

しかし、美世のために動き続ける清霞と、恩人である花との再会に勇気付けられた美世は、ついに想いを通わせ、結婚の約束をするのでした。

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【ネタバレあり】アニメ『わたしの幸せな結婚』第5話あらすじ・感想

幸せな日常に……

清霞が選んだ美世の着物が出来上がり、幸せそうな表情を浮かべる美世と、どこか照れくさそうな清霞。

若い二人を見ていたゆり江と呉服屋の桂子は、顔を見合わせて微笑みます。

一方、香耶は辰石実に呼ばれ、現在の美世の様子を聞かされました。

香耶は、美世が幸せそうにしていること、清霞が先日生家に着ていた「きれいな人」だったことを知り、怒りを露わにします。

その頃、美世は花との再会に協力してくれた清霞の部下・五道にお礼がしたいと言い、久堂家でもてなそうと準備をしていました。

五道は、清霞とともに久堂家へ向かう途中、美世のことを褒めることで清霞を揶揄ったりと、普段見られない上司の表情を見て楽しんでいました。

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鬼上司の清霞を揶揄えるのも、右腕である五道の特権! 美世にとっても心を許せる存在であってほしいですね。

美世はというと、清霞が選んでくれた桜柄の着物を身に付け、ゆり江に教えてもらった化粧を施し、彼らの帰宅を待ちます。

帰ってきた二人は美しい美世の姿に見惚れてしまい、口が達者な五道だけでなく、普段は素直じゃない清霞までもが「綺麗だ」と言葉にしました。

見つめ合う清霞と美世の甘い雰囲気に耐えられなくなる五道……。

そんな三人の幸せそうな様子を式神視点で覗き見ていた香耶は、険しい表情を浮かべるのでした。

五道を迎えて

美世の手料理を食べながら晩酌を楽しむ清霞と五道。

五道は美世の手料理をベタ褒めし、酒を注いでもらっては飲み進めていました。

美世は、花との再会に尽力してくれたお礼を伝え、綺麗に頭を下げます。

すると、五道は美世の手を取り、「こんな鬼隊長とは別れて俺と結婚しましょう!」と笑いかけました。

清霞は飲んでいた酒を吹き出し、五道に一喝します。

五道にとってはほんの冗談なので、いつものようにヘラヘラと清霞に謝罪しますが、真面目でピュアな美世には冗談が通じず、本気で断られ、謝られてしまいました。

そんな美世に困った顔をしながらも、たくさん食べて飲んで帰っていった五道。

少々酔い過ぎていた彼を見送りながら心配する美世に、清霞は尋ねます。

「お前がやりたかったことは、思うように実現できたか?」

清霞にとって、美世から五道にお礼がしたいという申し出があったことが驚きだったのです。

美世は、「旦那様のおかげでお礼をすることができました」と嬉しそうに微笑みました。

その頃、斎森家では香耶が父・真一の後を追っていました。

それは、美世と自分の嫁ぎ先を交換してもらうためです。

美世の実母を憎んでいた母・香乃子から、美世よりも上であることを望まれ続けてきた香耶は、美世が自分より幸せになることが許せません。

しかし、真一は「ダメだ」の一点張りで話もさせてくれませんでした。

父に逃げられてしまった香耶は、自身の婚約者である幸次のもとへ向かい、「お姉様と婚約したいと思わない?」と持ち掛けます。

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幸せそうな久堂家のシーンから一転、斎森家では香耶の暴走が止まりません! 幸次もこのままでいられるはずがなく……。

広がる波紋

清霞が風呂から出ると、美世が悪夢に魘されていました。

美世からは「異能の残滓」が感じられ、慌てて揺り起こします。

美世は夢の中で過去のつらい記憶を見ており、涙を流していました。

目を覚ました美世に、清霞は「何があっても私が必ず駆け付ける」と告げるのでした。

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常に美世のことを守ろうと考える旦那様に感動……美世の不安も和らいでいくことを願うばかりです。

後日、清霞のために昼食の差し入れを作った美世は、ゆり江とともに軍へと出向きます。

その際、清霞が選んだ新しい着物を身に付けた美世は、ゆり江から勧められて着物と同じ柄の巾着を持つことに。

昼時に間に合うように家を出ようと急いでいたので、普段使っている巾着に入っていた清霞からのお守りを入れ忘れていることには、気付いていませんでした。

その頃、生家である辰石家に向かった幸次は、屋敷の横に怪しげな黒い車が止まっていたのを見つけます。

そして、父である実と話をしようと部屋へ入れば、そこには香耶の姿が……。

一方は美世を辰石家のものにするため、一方は自分こそが久堂家に嫁入りするために、結託していました。

父と婚約者が何か危険なことをしようとしていると気付いた幸次は、美世の身を案じます。

誘拐される美世

美世とゆり江が職場に来たと聞いて、慌てて駆け付ける清霞。

何かあったのかと心配そうな表情でしたが、差し入れを持ってきたのだとわかり、ひと安心……。

しかし、帰り際に嫌な予感がしたのか、美世にお守りをちゃんと持っているか確認します。

美世が持っていると答えたのを受けて、清霞は仕事に戻っていきました。

その瞬間、美世はいつもと違う巾着で来たために、お守りを忘れてきたことに気が付きます。

慌てたゆり江は、何事もないうちに急いで家へ帰ろうと提案。

二人は急ぎ足で帰路につきました。

その矢先、美世とゆり江の間に黒い車が飛び込んできて、中から出てきた透明人間のような者たちが美世を車に連れ込みます。

ゆり江は必死に美世の名前を叫びますが、走り去る車の勢いに転倒してしまいました。

一方、辰石家では、「美世に久堂家との縁談を辞退してもらう」ことを目的としていると明らかにされた幸次が、父・実への怒りを露わにしていました。

斎森家で酷い扱いを受けていた美世を傍観していたのも、辰石家の利益のためだったと知り、幸次は怒りのままに異能の力を発揮します。

部屋中の家具が持ち上がり、塊になって実へ飛んでいきますが、幸次よりも強い力を持つ実に跳ね返されました。

さらに、指一本で床に伏せられてしまい、両手両足を縛られた状態で放置されてしまいます。

実が去った後、幸次を助けにやって来たのは、兄の一志でした。

一志は異能の力で幸次の拘束を解くと、自身を未熟者だと嘆く幸次に対し、「お前を待ってる人がいるだろ」と咤激励の言葉を掛けました。

兄にきっかけをもらい、美世のことを諦めないと決意した幸次は、とある行動に出ます。

その頃、ゆり江から美世が誘拐されたとの知らせを受けた清霞は、美世がお守りを持っていなかったことを知り、焦った表情を浮かべていました。

犯人はわかっている……と次の行動を考え始めた時、部屋の外から騒がしい声が聞こえてきます。

五道をはじめ、軍の人間に抑えられながら現れたのは、幸次でした。

「お願いします……僕だけじゃ美世を助けられない!」

そう懇願する彼を見て、清霞は目を見開くのでした。

アニメ『わたしの幸せな結婚』第5話まとめ

いかがだったでしょうか。

幸せな日常から一転、不穏な展開に突き進んでいった第5話。

美世が誘拐されてしまい、事態は急変してしまいました。

辰石実と香耶の卑劣な結託に対し、清霞と幸次が共闘して挑んでいく構図が見られそうです。

前回第4話から異能の力の描写も増えてきており、いよいよ本格的なバトルシーンも登場しそうな予感……!

次回、第6話も楽しみです。

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