アニメ『わたしの幸せな結婚』第3話あらすじ・ネタバレ感想!清霞は美世をデートへ連れ出し……?

©2023 顎木あくみ・月岡月穂/KADOKAWA/ 「わたしの幸せな結婚」製作委員会

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シリーズ累計発行部数700万部を突破した顎木あくみ先生による小説(原作イラスト:月岡月穂)が原作のアニメ『わたしの幸せな結婚』。

明治大正を思わせる架空の時代を舞台に、家族から虐げられ愛を知らずに育った斎森美世と、孤独で冷酷無慈悲なエリート軍人・久堂清霞が政略結婚をし、やがて心を通わせていく物語です。

突然訪れた初めての”デヱト”。

清霞は「何も欲しいものがない」という美世に、自分の買い物に付き合うよう言います。

これまで家を出ることのなかった美世にとって、街は新鮮な驚きに満ちていました。

その頃、斎森家では辰石実が真一に約束を反故にされた怒りをぶつけていました。

「斎森美世を手に入れるのは、我が辰石家だ」と……。

早速、第3話「初めてのデヱト」をレビューしていきます。

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アニメ『わたしの幸せな結婚』第2話のあらすじと振り返り

――「私が出て行けと言ったら、出て行け。 死ねと言ったら、死ね」。

そんな恐ろしい言葉とともに、清霞との生活が始まります。

帰る場所のない美世は、自分が異能を持たない役立たずだと知られるわけにはいきませんでした。

しかし、どうにか役に立とうと、使用人のゆり江よりも早く起きて朝食を用意するも「毒を持ったのだろう」と疑われてしまいます。

ゆり江のフォローもあり、朝食の件を詫びた清霞は、良家の娘とは思えぬ美世のことが気になってしまうのでした。

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【ネタバレあり】アニメ『わたしの幸せな結婚』第3話あらすじ・感想

ゆり江におまかせ

今度の休日は街へ行くという清霞は、美世を買い物に連れ出そうとします。

美世は特に欲しいものもなく遠慮しますが、清霞の用事に付き合うよう言われ、初めて一緒に出掛けることとなりました。

当日の朝、壊れかけの櫛で髪を整えていた美世のもとに、ゆり江がやって来ます。

美世は、鏡に映る自分を見て、美しい清霞とは不釣り合いだと俯いてしまいました。

そんな美世の気持ちに気付いたのか、ゆり江は「お任せくださいな」と明るく声を掛け、美世に化粧を施します。

化粧をしてもらい、髪を結ってもらった美世は、見慣れない己の姿に戸惑いながらも、清霞のもとへ向かいました。

玄関先で待っていた清霞は、いつもと違う美世を見て目を見開き、その瞳を静かに輝かせます。

美世は嬉しそうにほんのりと微笑み、彼のあとに続くのでした。

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少し身なりを整えただけで可愛らしく変貌した美世に、清霞もびっくり。 ゆり江さんはどこまでも心強いです!

初めてのデートへ

車に乗り込んだ二人は、清霞の運転で街へ向かいます。

車を置くために立ち寄ったのは清霞の職場。

そこで、清霞の部下・五道と鉢合わせました。

五道は清霞に連れがいることを珍しがって、美世の顔を覗き込みます。

清霞が「詮索するな」と一喝し、五道は踵を返しました。

街へ出ると、見慣れない華やかな景色に浮足立つ美世。

思わず周りの様子に夢中になっていたことを謝ると、清霞は美世の頭をポンと撫でて「気にしなくていい」とフォローしました。

美世は清霞の優しさに触れ、噂にあったような「冷酷無慈悲」とは無縁だと感じるようになっていました。

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すっかり優しさを見せるようになった清霞に、ドキドキさせられる美世。 二人の距離は順調に縮まっていますが……?

その頃、斎森家では真一と辰石実が話し合いをしていました。

辰石家側は、長男の嫁として迎え入れるはずだった美世が久堂家に行ったと知り、約束が違うと憤っています。

美世本人に能力がないとしても、その子供には「薄刃の異能」が現れるかもしれないからです。

これ以上、久堂家が強くなってしまうと、パワーバランスが崩れるという懸念もありました。

しかし真一は、美世が能力を持たないと知れば久堂家にも捨てられるだろうとし、その暁には辰石家に嫁がせると冷たく言いました。

そして、実の提案で「斎森家は今後一切、美世の処遇に口出ししない」と約束するのでした。

一方、父親たちが今さら美世について話し合っていることが気に入らない香耶。

何も知らず、ただ怒りを露わにする香耶を、幸次が宥めるのでした。

桜色の着物

清霞が美世を連れてきたのは、「すずしま屋」という呉服店でした。

久堂家が昔から贔屓にしている名店で、清霞は美世のために着物を仕立てようとしていました。

ゆり江から、美世が自分で古着を繕っており、それを知られたくない様子だったと聞かされていたからです。

すずしま屋の主人である桂子(CV.久保田民絵)は、清霞が初めて女性を連れてきたことを喜び、美世に似合いそうなものを見立ててくれます。

一方の清霞は店内に飾られていた桜色の生地を見て、美世が身に纏う姿を思い浮かべていました。

これから仕立てると季節が合わなくなってしまうと言われますが、桜色の着物も仕立ててもらえるよう頼みます。

桂子はひとつの木箱を手渡しながら、美世のことを「絶対に離してはいけませんよ」とアドバイスしました。

美世はいわば原石で、計り知れないほどの伸びしろがあり、これから清霞の愛と財力で磨いていけるのだと評します。

桂子にとっても、美しい女性を遠慮なく着飾ることができるのは、楽しみでしかありませんでした。

そんな桂子に呆れながらも、清霞は美世を見つめます。

美世は先ほど清霞が見ていた桜色の生地の前で、「お母様……」と呟きました。

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まさにシンデレラストーリー! ここから始まる美世の物語に期待したいところです……。

その後、清霞は美世を甘味処へ連れて行くと、あまり笑顔を見せない美世に対し、「笑っているところを少し見てみたいと言うか……」と本音を零します。

美世は「旦那様は……変わっていらっしゃいますね」と返すと、生意気なことを言ってしまったと思い直し、慌てて謝りました。

すると清霞は、このままいけば結婚する仲である自分たちは、思っていることを何でも言い合えるほうがいいと告げます。

美世は、清霞が「結婚する仲」だと言葉にしてくれたことに喜びを覚えながらも、異能を持たないと知られれば捨てられてしまうだろうと考えていました。

そして、それでも、少しでも長く清霞とともにいたいと感じていたのです。

櫛を贈るということ

その夜、清霞は美世の部屋の前に、すずしま屋で受け取った木箱を置きます。

お風呂から戻ってきた美世はその木箱を見つけると、中身を見て驚いてしまいました。

慌てて清霞のもとへ向かい、「こんな高価なものいただけません」と伝えます。

木箱に入っていたのは、美しい櫛でした。

清霞は「おとなしくもらっておけ」「気にするな」の一点張りです。

櫛を贈るということには、求婚の意味があります。

こっそりと木箱を置く清霞の姿を目撃したゆり江は、深い意味はないという清霞の気持ちを気遣いながらも、清霞が美世に櫛を贈ることを心底喜びました。

きっと美世も喜ぶという言葉を受けた清霞は、櫛を手にした美世の表情を見て驚きます。

めったに笑顔を見せない美世が、嬉しそうに微笑んでいたからです。

――後日。

清霞は、情報屋・岩清水(CV.高坂宙)と会っていました。

斎森家と美世の間に、何があったのかを調べさせていたのです。

清霞の予想通り、美世が異能を持たないことや、それをきっかけに虐げられていたことを知ります。

さらに、美世の実母・澄美が薄刃家の人間だと聞かされました。

薄刃家とは、人心に干渉することのできる異能持ちの家系で、眉唾ものの存在でした。

なぜ澄美が斎森家に嫁いだのかはわかりませんでしたが、何か事情があるように思えました。

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美世が異能を持たないと気付いていた清霞……彼女の心の傷を癒やそうと動き出します。

清霞が職場を出ると、ノイズ音とともに現れた折り鶴のような式神に襲われます。

指先から生み出した炎で返り討ちにした清霞は、一体誰が……と思いながら帰路につきました。

アニメ『わたしの幸せな結婚』第3話まとめ

いかがだったでしょうか。

清霞と美世は少しずつ距離を縮め、急速に惹かれ合っているように思えますが、互いに心のうちを明かしてはいません。

清霞は斎森家の事情を調べ、美世の心の傷を癒やそうと尽力していきそうですが、美世はどのように向き合っていくのでしょうか。

次回、第4話も楽しみです。

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