アニメ『休日のわるものさん』第6話あらすじ・ネタバレ感想!わるものさんが七夕の短冊に記す願いごととは?

©森川侑/SQUARE ENIX・今日は休日委員会

©森川侑/SQUARE ENIX・今日は休日委員会 休日のわるものさん

地球侵略を目論む悪の組織で「将軍」と呼ばれる”わるものさん”の日常を描くヒーリングコメディ『休日のわるものさん』。

買い物帰りのわるものさんの耳に、七夕の日に引っ越してしまうという少女たちの会話が聞こえてきました。

天気が悪いだけで約束を諦めてしまうというオリヒメとヒコボシの実態を調べるため、わるものさんは商店街の七夕まつりへ。

店先に並んだ笹の短冊にわるものさんが書いた願いとは……。

一方、わるものさんをライバル視している同僚のトリガーは、わるものさんとの共闘作戦を早めに終え、二人で本部まで歩いて帰還することに。

地球人の生活にすっかり馴染んでいるわるものさんは、トリガーをある場所に連れて行きます。

早速、第6話「夏に願うもの」をレビューしていきます。

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アニメ『休日のわるものさん』前回第5話のあらすじと振り返り

地球防衛組織「レンジャー」の一員・シノノメピンクは、ヒーロースーツで戦闘を繰り返す毎日を憂鬱に感じ、「本当は魔法少女になりたかった」という悩みを抱えています。

しかし、可愛い魔法少女なんて自分には似合わないと言い聞かせ、誰にもそれを打ち明けられずにいました。

そんなある日、お守り代わりに持っていた「魔法少女エンジェルアニマ」のグッズを失くしてしまいます。

仲間のソウテンブルーに心配されるも素直に相談できず、一人で夜の町へ探しに行くも、なかなか見つかりません。

最後に交番へ寄ると、落とし物として無事に届けられていました。

拾ってくれた男性――わるものさんにお礼を伝えたシノノメピンクは、彼に「魔法少女」と呼ばれ、本当はそう呼ばれたかった自分を思い出し、涙を浮かべるのでした。

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【ネタバレあり】アニメ『休日のわるものさん』第6話あらすじ・感想

オリヒメとヒコボシとわるものさん

公園にいたわるものさんは、近くで話している女の子たち――ひびき(CV.白石涼子)とあや(CV.本渡楓)の会話に登場する「オリヒメとヒコボシ」が気になります。

どうやら、オリヒメとヒコボシが会う予定の七夕――7月7日は雨だそうで、年に一度の約束だというのに、彼らは天気が悪いと諦めてしまうようでした。

さらに、7月7日はひびきが引っ越してしまう日でもあるらしく、あやは自分たちをオリヒメとヒコボシに見立てつつ、天気が悪かろうが見送りのために会いに行くと約束しました。

一方、帰路についたわるものさんは、商店街で七夕のイベントが行われていることを知ります。

笹の短冊に願いごとを書くのだと教えられ、頭の中で「願い……人類滅亡」と考えると、ペンを握りました。

しかし、実際にわるものさんが書いた願いごとは「ふたりが会えますように」でした。

ふたり――オリヒメとヒコボシ――ひびきとあや。

わるものさんの願いが届いたのか、ひびきの引っ越しの日には、無事にあやがやって来ました。

ところ変わって、レッドも短冊に願いをしたためていました。

イエローの双子には「方向音痴」が直るよう願ったほうがいいと勧められますが、先んじてブルーが書いてくれていました。

そのため、レッドはほかのみんなの分の願いを書くことにします。

そこには「世界平和」や、みんなの健康を祈る文言が並んでいました。

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七夕に広がる優しい世界……正義も悪も、幸せを祈っています。

海での出会い

海に来たわるものさんは、砂浜でひとりの女の子(CV.大空直美)に出会います。

彼女はわるものさんの隣に座り込むと、静かに砂山を作り始めました。

それに倣って、淡々と砂山作りを始めるわるものさん。

途中でトンネルを開通させたり、ピラミッドのかたちにしたりと、さまざまな砂の造形を見せてくれる女の子に驚かされ、必死に対抗します。

二人並んでいろんなものを作っていると、気が付けば日が暮れ始めていました。

やがて立派な砂の城を作り上げた二人は、それが波に流されていくのを眺めます。

女の子は「また作ろう」と目を輝かせ、わるものさんも「次はもっと上手く作れるだろう」と笑みを浮かべるのでした。

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セリフもなく、淡々と砂遊びを繰り広げる二人の様子がコミカルに描かれたパート。 視聴者にわかる言葉自体は最後に一言ずつ交わした会話だけですが、不思議な満足感がありました。
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怒れるトリガー

悪の組織、その幹部のひとりであるトリガー(CV.中村悠一)は、同僚のわるものさんをライバル視しています。

共闘作戦を早めに終えることができましたが、さまざまな事情の重なりによって、二人で本部まで歩いて帰ることになってしまいました。

ライバルと私服で帰還するなんて……と苛立つトリガーをよそに、地球での生活にすっかり馴染んでいるわるものさんは、通りかかった公園で移動販売のクレープ屋を発見。

大好きなパンダモチーフのクレープを見つけ、迷わず購入します。

さらに、自分ひとりでは写真が上手く撮れず、トリガーを呼び寄せてクレープを持たせました。

写真撮影を終え、ようやくクレープを食べようとするも、あまりの可愛さに食べるのを躊躇するわるものさん。

トリガーは将軍としてのわるものさんと、地球での生活に馴染んでいるわるものさんのギャップに振り回され、怒りとともに頭を抱えます。

そのうえ、私服姿でいる休日には話しかけるなと釘を刺され、とうとう本格的に声を荒げるのでした。

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新キャラのトリガーは野心溢れるライバルポジションかと思いきや、少々(?)天然なわるものさんの世話を焼く常識人枠でした!

眠れぬ夜のパンダ

パンダのドキュメンタリー特番をリアルタイムで見るため、定時で退勤したいわるものさん。

物凄い剣幕で事務作業に取り組みますが、定時直前に仕事が立て込み、帰宅時間は大幅に遅れてしまいます。

その夜、予定通りに事が進まず、もちろんパンダ特番も見そびれたわるものさんは、翌日も仕事だというのに眠れずにいました。

布団に入り、地球人が眠れない時に羊を数えることを思い出すと、代わりにパンダを数え始めます。

――翌日。

結局、朝まで眠れなかったわるものさんは、寝不足でふらふらの身体を引きずりながら仕事をしていました。

職場の廊下で遭遇したルーニーに昨晩のことを話すと、地球人が羊を数えるのは「Sheep(羊)」と「Sleep(眠る)」が似ているからだと教えられます。

パンダでは意味なかったのか……と落胆するわるものさんに、ルーニーは「こたつモンスター」で仮眠を取ることを提案しました。

わるものさんは、もう夏なのにこたつを出しっぱなしにしていると咎めながらも、立ったまま眠ってしまうのでした。

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こたつモンスターまで辿り着くこともできなかったわるものさん……お仕事お疲れ様です。

アニメ『休日のわるものさん』第6話まとめ

いかがだったでしょうか。

前々回の冬、前回の春に続き、夏のエピソードが描かれた第6話。

七夕のストーリーでは、かたちは違えど正義も悪も幸せを願っていることがわかり、温かくも少し切ない気持ちになりました。

また、新キャラクターのトリガーが登場し、悪の組織の幹部の濃さが改めて垣間見えました。

正義側も悪側も常識人枠が少ないので、ツッコミ役に徹してくれそうなトリガーは有難い存在になりそうです。

わるものさん、ルーニー、トリガーの三人の会話も見てみたいですね。

次回、第7話も楽しみです。

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