アニメ『休日のわるものさん』第3話あらすじ・ネタバレ感想!地球で冬を過ごすわるものさんの休日とは?

©森川侑/SQUARE ENIX・今日は休日委員会

©森川侑/SQUARE ENIX・今日は休日委員会 休日のわるものさん

地球侵略を目論む悪の組織で「将軍」と呼ばれる”わるものさん”の日常を描くヒーリングコメディ『休日のわるものさん』。

ある寒い冬の休日、布団の中で癒やしの時間を過ごすわるものさんに、同僚のルーニーから何度も着信が入ります。

地球の”モンスター”が組織本部に侵入し、まさに今襲われている最中だと助けを求めてきました。

幼馴染みのピンチに全力で駆け付けるわるものさん。

果たしてルーニーを救い出すことができるのでしょうか?

早速、第3話「冬の魔物たち」をレビューしていきます。

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アニメ『休日のわるものさん』前回第2話のあらすじと振り返り

幹部として勤務時間の管理も徹底しているわるものさんは、残業をしている隊員も気にかけ、配下たちからの信頼も厚い様子。

忙しい毎日を乗り越え、いよいよやってきた休日。

この日は「パンダの尻尾は何色なのか」という謎を解き明かすため、いつもの動物園に足を運んでいました。

パンダが尻尾を見せる瞬間を逃すまいと観察を始めますが、パンダは身動きしないまま時間がどんどん過ぎていきます。

数時間が経ち、ようやく尻尾を見せたパンダに感動するわるものさん。

すると、隣にいた少年もずっと尻尾を見ようと観察していたらしく、同じ時間を過ごした二人の間には友情のようなものが生まれるのでした。

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【ネタバレあり】アニメ『休日のわるものさん』第3話あらすじ・感想

冬の魔物?

――とある寒い冬の休日。

布団の中で癒やしの時間を過ごすわるものさんに、同僚で幼馴染みのルーニーから何度も着信が入ります。

何回目かで渋々電話に出ると、地球で冬になると現れるという”モンスター”が組織本部に侵入しており、まさに今襲われている最中だと助けを求めてきました。

下半身が食べられていると聞き、慌てて本部へ向かおうとするわるものさん。

ルーニーからみかんを持ってきてほしいと頼まれ、モンスターをおびき寄せるためのエサなのかと思ったわるものさんは、自宅にあったみかんを箱ごと抱えて駆け出します。

急いで本部までやって来ると、危機に陥っているはずのルーニーはこたつの中に入っていました。

ルーニーのいうモンスターとは、こたつのことだったのです。

外が寒いので、一度入ると出られなくなってしまう魔窟のようなこたつ……。

地球での生活に慣れているわるものさんなら、こたつから出る良い方法を知っているのではないかと思い、呼び出したそうです。

その一方で、こたつにはみかんと相場が決まっていると聞いたらしく、みかんの運搬まで頼んできたルーニーに、わるものさんはゲンコツを喰らわせるのでした。

結局、わるものさんはルーニーと二人でこたつに入り、みかんを食べて休日を過ごしました。

urara

なんだかんだ仲が良い(?)幼馴染み二人組。 こたつにみかんはやっぱり「冬の魔物」かもしれませんね。

パンダまんとの出会い

ある日、パンダのかたちをした肉まん・”パンダまん”の存在を知ったわるものさん。

すぐにコンビニへ買いに行きますが、可愛らしいパンダまんを食べるのが可哀想になり、覚悟を決めるために、まずは普通の肉まんを食べてみることにします。

すっかり中華まんという食べ物にハマってしまったわるものさんは、肉まんだけでなく、ピザまん、あんまん、特選豚まんと次々に試していきました。

コンビニの中華まんを買いに行くことが仕事終わりの楽しみになった頃、満を持してパンダまんを食べようとします。

しかし、覚悟が決まった時にはパンダまんの販売期間が終わってしまい、一度も食べることはできませんでした。

やがて、スーパーにも肉まんが売っていると知ったわるものさんは、早速購入して家で試してみることに。

ところが、記載通りにレンジで温めたはずなのに、肉まんはぺちゃんこに潰れており、落ち込んでしまいました。

一方その頃、レンジャーたちも肉まんを食べようとしていました。

レッドはわるものさん同様、肉まんをぺちゃんこにしてしまったようで落ち込んでいます。

双子のイエローは、ラップできっちり密封しすぎると、真空状態になり潰れてしまうのだと教えました。

ブルー(CV.江口拓也)は落ち込むレッドに追い打ちをかけるイエローたちを注意しますが、イエローたちは何食わぬ顔で中華まん用の容器を取り出すのでした。

その後、わるものさんも中華まん用の容器を手に入れ、家でふかふかの肉まんを食べられるようになりました。

urara

冬の風物詩として、こたつに続き中華まんが登場。 順調に冬の楽しみを享受しているわるものさんの日々にほっこりです。

儚き存在

雪が積もったある日、近所の子供たちが作った雪ウサギを見て、静かに感銘を受けたわるものさん。

真似して雪ウサギを作ると、家に持って帰ります。

冷蔵庫にしまってみますが二日ほどで溶け切ってしまい、またしても落ち込んでしまいました。

そんなわるものさんをよそに、町にはクリスマスが近付いてきます。

休日、いつものように動物園へ向かっていると、重い荷物を持って長い階段を上っている、白い髭を生やしたおじいさん(CV.森功至)がいました。

へとへとのおじいさんを見かねたわるものさんは、荷物を持ってあげたり、おじいさんを背負ってあげたりと手を貸します。

すると、おじいさんは「坊や」「いい子」とわるものさんを褒め、笑顔で去っていきました。

孫か何かと間違えられたのではと考えたわるものさんは、おじいさんのことを見送ると、こう思います。

「人間とは儚く、つらい」と。

urara

溶けてしまった雪ウサギ、わるものさんを孫か何かと間違えたのかもしれないおじいさん……わるものさんには確かに儚く見えたことでしょう。

不思議なクリスマス

羊の代わりにパンダを数えて眠りについたわるものさん。

夢の中の世界には、雪が降り積もる可愛らしい町が広がっています。

そこで出会ったのは、あの白い髭のおじいさんでした。

おじいさんが着ているのと同じ赤い衣装を着せられたわるものさんは、小人たちとともにプレゼントの用意をしたり、ツリーを飾ったり、雪かきをしたりと、おじいさんの手伝いをします。

結構な重労働だったので、おじいさんに定年退職を勧めるわるものさん。

すると、おじいさんは「子供たちが”いる”と信じるうちは、彼らの中に私は生きている」といい、この仕事をしていると、時にわるものさんのような「優しい子」に出会えるのだと語りました。

「今日はありがとう。 遠い星の子よ」

おじいさんからの言葉に、わるものさんがうっすらと目を輝かせた次の瞬間、朝がやって来ます。

雪の中で重労働する夢を見た気がするわるものさんは、いつも通りの一日をスタートしていました。

今日は12月25日。

先ほどまでわるものさんが眠っていた布団には、ひっそりとプレゼントが隠されているのでした。

urara

わるものさんが手助けをしたおじいさんはサンタさんだった?! それは夢か現実か……優しい世界が広がっていました。

アニメ『休日のわるものさん』第3話まとめ

いかがだったでしょうか。

わるものさんの冬の休日を覗き見た第3話。

ルーニーとのやり取りにも、まさかのサンタさんとの出会いにも、癒やしが詰まっていましたね。

一方、レンジャー側ではブルーが初登場。

ほぼ声だけの登場ではありましたが、レッドやイエローとの関係性も垣間見られました。

まだまだ新しいキャラクターが参戦予定なので、しっかりチェックしていきたいと思います。

次回、第4話も楽しみです。

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