アニメ『休日のわるものさん』第2話あらすじ・ネタバレ感想!わるものさんが地球は侮れないと思った理由とは?

©森川侑/SQUARE ENIX・今日は休日委員会

©森川侑/SQUARE ENIX・今日は休日委員会 休日のわるものさん

地球侵略を目論む悪の組織で「将軍」と呼ばれる”わるものさん”の日常を描くヒーリングコメディ『休日のわるものさん』。

幹部として勤務時間の管理も徹底しているわるものさんは、残業をしている隊員も気にかけ、配下たちからの信頼も厚い様子。

忙しい毎日を乗り越え、いよいよやってきた休日。

この日は「パンダの尻尾は何色なのか」という謎を解き明かすため、いつもの動物園に足を運んでいました。

パンダが尻尾を見せる瞬間を逃すまいと観察を始めますが、パンダは身動きしないまま時間がどんどん過ぎていき……。

早速、第2話「やはり地球は侮れない」をレビューしていきます。

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アニメ『休日のわるものさん』前回第1話のあらすじと振り返り

日々、地球防衛組織「レンジャー」と死闘を繰り広げている”わるものさん”ですが、休日には激務に疲れた心身を癒やすと決めています。

休日は仕事を忘れ、完全にオフモードで過ごすことを信条としている彼の日常は、パンダを見に動物園へ足を運んだり、アイスを買いにコンビニへ出向いたりと、穏やかなものです。

思いのほか生活感溢れる暮らしを送っているわるものさんは、敵対組織のレンジャーに対しても、休日であれば親切なのでした。

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【ネタバレあり】アニメ『休日のわるものさん』第2話あらすじ・感想

配下から見たわるものさん

悪の組織の新人であるモブZ(CV.土岐隼一)は、幹部の将軍ことわるものさんを尊敬していました。

ある日、一人で残業していると、わるものさんに声を掛けられます。

何か怒られるのかと慌てるモブZでしたが、わるものさんは積まれた資料を見て今日中に終わらせなければならないものではないと言い、定時を過ぎているから帰るようにと諭しました。

そして、翌日は休日のため、しっかり休むよう告げます。

気に掛けてもらったことで、さらにわるものさんへの敬愛の念を募らせたモブZは、わるものさんが「再度行く価値がある」と報告していた動物園を訪れることに。

休日を使って動物園を楽しみ、わるものさんへのお土産としてパンダのかたちをしたお菓子を買ってきます。

わるものさんは大いに喜びますが、パンダ型が可愛すぎて食べることができず、賞味期限ギリギリまで取っておくのでした。

urara

ぶっきらぼうな言い方ですが、部下を気遣うわるものさん……いい上司! 大好きなパンダのお土産に一喜一憂するところもギャップの塊ですね。

パンダの尻尾は白? 黒?

仕事で疲れ果て、命からがら帰宅した夜。

わるものさんは「パンダを飼いたい」と思い、もし家にパンダがいたら……と最高の想像をします。

疲労から思考力が低下していたわるものさんは、人類を滅亡させた暁にはパンダを増やし、「飼う」のではなく「友になる」のだと考えました。

その翌日、有休を使って動物園に足を運んだわるものさん。

この日の目的は、パンダの尻尾が何色なのかという調査です。

ところが、パンダはなかなか身動きを取らず、尻尾を見せないまま数時間が過ぎていきます。

それでも「座っていたい日もある」とパンダへの共感を示しながら、尻尾の色を見逃すまいと待ち続けていました。

やがてパンダが重い腰を上げ、ついに尻尾を見せます。

その尻尾は白く、思わず声に出してしまったところ、ずっと隣で観察をともにしていた少年・ひろきくん(CV.大西沙織)も同じことを考えていたようで、「白いんだ!」と声を上げました。

二人は顔を見合わせ、静かに拳を突き出し、グータッチで喜びを分かち合うのでした。

urara

見知らぬ少年との仲間意識が芽生えてしまったわるものさん。 本当にパンダが世界を救いそうです。

動物の先生

目的を果たしたわるものさんは、小動物とのふれあいコーナーに足を運んでいました。

エリアに入るなり、たくさんのウサギに足元を囲まれてしまい、可愛らしい彼らを踏んでしまうことを恐れて、身動きが取れなくなってしまいます。

「なんという試練。 己、地球人……!」と憤る心を抑え込んでいると、スタッフのお姉さんが「お兄さん大人気ですね」と微笑んで、ウサギを避けてくれました。

ようやく撫でてみようとしゃがみ込みますが、ウサギを見つめたまま、再び身動きが取れなくなってしまいます。

すると、先ほどパンダの観察をともにしたひろきくんが隣におり、ウサギの撫で方をレクチャーしてくれました。

わるものさんはひろきくんのことを動物学者だと思い込みますが、本人は「子供だし……」と慌てて否定しつつ、「動物のお医者さん」になりたいが母親には無理だと言われたと呟きます。

そんなひろきくんを「動物の先生」と呼ぶと、彼は嬉しそうに笑い、二人で並んでウサギを撫でるのでした。

温かくてふわふわな毛並みを堪能するわるものさんは、「やはり地球は侮れねえ……」と思い、もしかしてパンダもこんな感触なのか、と考えます。

そこで、ひろきくんも同じことを考えていたとわかり、二人はまたしてもグータッチを交わしました。

パンダを増やしたら触れあえるようにしよう、その時ひろきくんが動物の医者になっていたら……。

そんなことを想像しながらも、やはり人類には滅んでもらわなければならないと考え直すのでした。

urara

わるものさんは人たらし性質を持っていますが、わるものさん自身も優しい人、いい人に弱い部分がありますよね。 悪者とは一体……という気持ちになります。

アカツキレッドとの遭遇

雨の中を歩いていたわるものさんは、店の軒下で雨宿りをしているアカツキレッドと遭遇します。

「悪の組織の親切の方」と声を掛けられ、今はパンダもいなければ、周りに人もいないと戦う姿勢を見せられますが、今日も休日につき休戦だと返しました。

さらに、スーパー帰りで卵を持っているから割りたくないと告げ、一度帰宅して荷物を置いてくる旨を伝えます。

アカツキレッドは言われた通り、その場で待つことにしますが、もしかすると増援を呼んでいるのかもしれないと少々不安な気持ちを持て余していました。

やがて戻ってきたわるものさんは、アカツキレッドに傘を差し出しました。

貰い物のお菓子まで持ってきて手渡し、最後に駅の方向を教えます。

アカツキレッドは道に迷っていたことを見抜かれて驚き、親切にされることにも戸惑っていました。

その一方、わるものさんは渡すものだけ渡すと、身をひるがえして帰って行きます。

今日は休日、絶対に働きたくないという思いを胸に……。

urara

もはや戦う様子が想像できないわるものさんとアカツキレッド。 二人の関係値はどのように変わっていくのでしょうか?

アニメ『休日のわるものさん』第2話まとめ

いかがだったでしょうか。

人類滅亡を目指しながらも、ふわふわで愛くるしいウサギに「地球は侮れない」と思い直すわるものさん。

獣医志望の少年との出会いもあり、またしても良い休日になったようですね。

次回、第3話も楽しみです。

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